本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

衣替え (ころもがえ)

2007-05-19 23:46:14 | 住職の活動日記
 初夏の陽気。

 一足先に、18日のお観音さんの日より、衣替えしました。

       正式には6月1日よりです。

本山にいる時はどんなに暑くても、6月に衣替えをしていました。


 衣が夏物に変わります。絽(ろ)とか紗(しゃ)という、少し透けた生地になります。


 でも、着る枚数はあまり変わりませんので、洋服のように半袖でもありませんので、

見た目ほど涼しくはありません。

 最近は、お坊さんの世界も、化学繊維が取り入れられ、ハイブリッドとかで、

透けなくて涼しい生地が開発されたり、紫外線防止の着物まで出てきました。

これはとても助かります。なにせ家で洗濯できて、乾くのもすぐ乾きます。

 昔は正絹でしたので、汗染みが出来ると、洗い張りに出して、染め直して、

仕立て直す、という具合に新しいものが買えるほど費用がかかりました。

 京都にいる時はまだしも、そういうお店がたくさんあったので、なんとかなりました。

こちらに帰ってからはそういうことが大変なのです。


 段々、季節を迎える、準備とかが少なくなりました。

本山にいる時は面倒くさいと思いながらも、

 月ごとの約束、季節の約束事がありましたので、その準備で

なかしら季節感を感じていたように思います。

  しかし、これも地球温暖化ということもあり、

   ずいぶん季節も変わってきているということも事実です。ネ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レコード鑑賞

2007-05-19 00:30:59 | 住職の活動日記
 昨日(17日)、レコードの機械を頂きました。 

(転居されるので嫁入り先を探しておられましたので)なんというラッキー!

一台の機械で、レコード・ラジオ・カセット・CDが聴ける優れものです。

早速、昨夜はレコード鑑賞会になりました。

マントヴァーニやら加藤登紀子のドーナツ版を引っ張り出し、懐かしい音楽に

しばし酔いました。やはり若かりし頃の音楽はいいですね。

加藤登紀子さんの声の若いこと、何度も聴きなおしました。

 気のせいでしょうか、レコード盤の方が音に奥行きがあるような気がします。

昔、なけなしの金をはたいて買った、レコード、その当時のことが、

曲と共によみがえってきます。

 コンパクトなレコードの機械、何よりの贈り物でした。

 これから一番の楽しみになりました。

  本当に有り難うございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする