本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

絶景かな!「亀山公園」

2016-08-02 21:01:53 | 住職の活動日記

嵐山を上から見下ろすという

絶景ポイント。

 

 

眼下に広がる保津峡

 

 

保津川下りの船に近寄って行く

2艘の船

たぶん飲み物とかおやつの

販売でしょうか?

 

 

ふと上を見上げると

山肌にへばりつくように立っている

一軒のお寺

 

 

本当に岩の上に建てられています。

なんというお寺でしょうか?

 

この絶景ポイントは

「亀山公園」といいます。

 

 

何の変哲もない公園ですが、

昔、亀山天皇を火葬したことに

由来するようです。

目を反対に向けると

 

 

京都市内が見渡せます。

秋の紅葉の頃は

また格別の

味があるのではないでしょうか。

 

ここに至る道もまた風情があり

 

 

竹林をぬけて行きます。

たぶん写真とかで見る

 

 

こういう竹林の風景です。

その途中には「大河内山荘」もあり

ほとんどの方は

そこを目指しているようです。

 

そして、もう一つの賑やかな場所が

 

 

トロッコ列車嵐山駅です。

外国の方であふれています。

 

亀岡から保津川を下り

ここ、嵐山駅で下船

そこから、亀山公園へ

なかなか面白いコースかもしれません。

 

この保津峡も今は保津川下りで

一躍有名になっていますが、

昔は、京都の大動脈だったのです。

森の京都といわれる、

亀岡、丹波の里より良質な材木や

山の幸を京都へ運んだのです。

それから「海の京都」の日本海から

海の幸をこの川を利用して

京都へ運んだのです。

この川の開削にあたったのが

角倉了以(すみのくらりょうい)

この方は「高瀬川」を作った方として

有名です。

なによりも、私財を投げ打って

作られたというところが

すごいところです。

ただ、川を開削したというだけでなく

その急流を下る船頭さんまでも

育て上げたというところが、

ハード面ソフト面にわたり

両方作ったというところが

なんとも頭の下がるところです。

 

その急流を下るという技術が

今は観光として「保津川下り」に

生かされているという。

そう思うと、

歴史の重みを感じるのでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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