お盆に欠かせないお花は
やっぱり、蓮の花とほおずきでしょう。
ハスの花はお寺には付き物で、
あちこちのお寺さんで咲き誇っています。
こういう
珍しいハスの花にも出会いました。
花びらがたくさんあって
花自体もとてもボリュウム感のある
姿です。
それと、「高野槇」(こうやまき)です。
玄関にも高野槇とほおずきが
活けられました。
何で「ほおずき」か?
一節には、ほおずきは「鬼灯」とも
書きます。
ご先祖さまが帰って来られる足もとを
照らす提灯といわれています。
そういえば、
このほおずきをそのままにしておくと
外の赤いところが枯れて
葉脈の部分が残り、
なかに赤い実の部分が
まるで提灯のようにも見えるから
ではないでしょうか。
高野槇は仏さまには一番の
お供えです。
水塔婆とかにもこの高野槇の枝を
水に浸してその槇を塔婆にかけて
お参りします。
ほおずきを「酸漿」と書くのは
中国読みでは、?
酸漿(サンショウ)とも読むようです。
仏前にもお供えができました。
13日にはご先祖さまが
お帰りになります。
来るときはいち早くキュウリの馬に乗って
帰る時は名残りを惜しんで
なすの牛に乗ってゆっくりと
お浄土へ帰って行かれる。
おはぎやトマトお芋さんに
小さなカボチャお盆のお菓子を
お供えして明日にはお参りして
お迎えしたいと思います。