師匠の月命日
今年のご報告を兼ねて墓参
今年は師匠のお弟子さんも
たくさん亡くなられた
今、生きている人よりも
あちらの世界の方が
多くなったのかもしれません。
「おお、おまえも来たか
ええ、またお前もか」
と言われているかもしれません。
命日と名前を書きあげて
墓前にて師匠に報告しました
もうご存じかもしれませんが
その方々の供養もかねて
読み上げたのです。
苔むした参道を歩きながら
よく見ると
前回にはこれほどまでに
石畳の隙間に
これほどまでに
苔が伸びていなかったような
気がします
滅びていくものもあれば
勢いを増していくものも
あります
本当に諸行は無常です
一時として変わらないものはない
振り返ってみると
1月には連絡を受け
その足で神戸まで走り
3月には大分へフェリーで行き
帰りは地道を走り
帰るとまた身近な人がなくなり
とんぼ返りに熊本へ
もうこれでお終いにしてと
思っていた矢先
兄の危篤の連絡
その日と時を同じくするように
兄弟子が亡くなっておられた
そして最後は
九州の母方の叔母が亡くなった
という電話があり
さすがにコロナ禍ということで
相手もご遠慮したい旨
焼香は出来なかったが香典だけで
すまさせていただいた。
本当に今年は
喪中の連絡もいつもより
多いように思います。
ご縁のあった方がの逝去
今年はとても寂しい年に
なりました。
でも、墓前では
報告とともに
活躍している方々の報告も
したりと
墓石も一応、磨いて
すっきりして頂いて
新しき年を迎えて欲しいと
念じていました。
帰り道には
梅の花が咲いていました。
ちょうど雨も降りだしたところで
綺麗には撮れませんでしたが
マヤ紅梅という梅です。