万灯会当日
本堂の荘厳も出来上がり
内陣には献灯、献花も
お供えされ
内陣では最後の
お経の稽古にも余念が
ありません
やはり声明の声合わせは
ユリというところの
微妙なところが難しく
合わせるのに何回も練習
しているようです
お参りの方はお見えにならい
とはいうものの
本蔵院チャンネルという
YouTubeで流れるものですから
カメラワークや音のリハーサルは
合わせるのに時間がかかります
その様子を見ていた子供たち
大人の真剣な姿を見て
やはり
緊張感が伝わるのでしょう
いざ、
子供たちの献灯・献花の
リハーサルとなると
昨日とは打って変わって
本人たちから
もう一度とリハーサルの
要望がかかってきます
実際にお花と献灯を持つと
そして、
荘厳された本堂を見ると
自然とその役目の大切さが
伝わってくるのでしょう
本番の法要では
大人たちも緊張しているようで
その気持ちも伝わって
子ども達も顔が真剣そのもの
練習の成果があって
本番でも見事に
仏さまへの献灯・献花は
音楽に合わせて
立派に勤めあげることが
できました
終わった後の
子ども達の様子は
何かしらの達成感があった
のでしょう
その緊張がほぐれた気持ちと
みんなでやり遂げた
達成感が心に満足を生み出した
ようです
子ども達にも
こういう大切な場面
緊張する場面は
与えてあげるのも大切な
ことではないかと思います
子どもだからというのではなく
子どもであっても
大切なことは大切なこと
そういうことを
自然な環境の中に浸してあげる
そういうことも大切なことだと
思いました。
でも、
皆さん全員の協力の賜物が
こういう素晴らしい環境を
生み出したのでしょう。
そういう意味においても
今回の万灯会は
素晴らしかったのでは
一人納得していました。