本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

2014寶 100th宝塚歌劇、60th宝塚市制、20th手塚治虫記念館

2014-05-01 12:17:16 | 住職の活動日記

 いま、宝塚は面白い

 

    

 

 

今年はいろいろな記念行事が重なり

町はとっても活気があるようです。

 「 タカラジェンヌ 」 とかの響きがあり、

とても洗練された美を感じる、

 

 

     

 

歌劇の劇場へ通じる 「 花のみち 」 もあり、

とてもおしゃれな感じで、

 

    

 

歩道橋にしてもとても重厚で

存在自体が絵になっています。

 

   

 

たぶんこの歩道橋はとても古いよいうです。

 

    

 

1932年に開かれた、

「 宝塚婦人こども博覧会 」 の全図にも

「 陸橋 」 として描いてあります。

 その 「 花のみち 」 には、桜も咲き、

足もとにはいろいろな草花が植えられて、

  

     

 

まさに 「 花のみち 」 です。

そして、宝塚の市花は 「 スミレ 」

 

    

 

宝塚歌劇では、

 『 スミレの花咲く頃 … 』

という歌が歌われていますが

この劇団の団歌ではないようです。

 

 そしてこの歩道橋を上がると、

 

     

 

陸橋の上にはこういうおしゃれな作りがあり、

向こうに見える 「 宝塚劇場 」 をバックに

格好の記念撮影の場所になっているようです。

 

     

 

足もとには、こういう花の図柄を埋め込んであり、

その横を見上げると、

 

    

 

一見ここだけ見れば、

ヨーロッパに来たような感覚になります。

 

そういう宝塚なのですが、 ??

 

 

「  」 という字が入っているので、

何か、古墳に関することもあるのか ?

と、 正式には 「 寶 」 と書き、

塚も 「  」 と、中に一本点が入っています。

 

 阪急宝塚線も、

宝塚の前は 「 清荒神駅 」 

清荒神清澄寺という真言宗の本山で 「 おくどの神様 」

その前は 「 売布神社駅 」 という神社があり、

その前は 「 中山観音駅 」 と、

ここも真言宗の本山で安産で有名なお寺です。

 

 宝塚という華やかな雰囲気の反面、

どうも宗教臭いところもたくさん存在しています。

宝塚の名前の由来も諸説あるようですが、

一つには、

神功皇后のお母さんをお祀りした古墳、

「 高額 」 (たかぬづか) が

宝塚に転訛した、とも言われているようです。

 

 1932年、昭和7年に開催された

宝塚婦人こども博覧会全図には、

「 武庫川にかかる阪急電車や宝塚大劇場、

  花のみちなど、現在とほぼ変わらない街並みが、

  ハイカラな色使いで描かれています。

  モダンで華やかな古の宝塚を楽しんでください。」

とあります。

 

 古墳時代からの歴史もあり、

宗教も開けた町でもあり、

宝塚歌劇ができて100年、

手塚治虫記念館ができて20年と、

その時代時代に応じた変遷をたどり、

今に息づいている町並みは

先人たちの努力の賜なのでしょう。

 

 歩いて見て、ほっとするような、

劇場がある時は華やいで、

また、信仰の香りが漂う、

とても雰囲気のいい街です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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