「 古事記 」 によると、
伊邪那岐神と伊邪那美神が天の浮橋に立ち、
天之沼矛 (あめのぬぼこ) でかき回し
こおろ、こおろ と音を立てて矛から滴り落ちて
島になった。
これが 「 於能碁呂島 」 (おのころじま) で
日本最初の島です。
そして次々と日本列島が生まれる、
と書かれています。
この 「 おのころ島 」 が淡路島です。
淡路島の絵島はこのようなまさに古事記に出てくるような
不思議な肌つやをした岩で出来ています。
淡路島通ふ 千鳥の泣く声に
幾夜目覚めぬ 須磨の関守
と、小倉百人一首にも歌われる歴史の古い
由緒ある島です。
ここを訪れた西行法師も
千鳥なく 絵島の浦に さむ月を
波にうつして 見る今宵かな
と、歌われています。
しまし今は花々に覆われて
とても美しい安らぎを醸し出している
とてもほっこりできる新しさを感じる島に変身しています。
「 リビングストンデージ 」 という花が満開、
輝くような色をしています。
真上から見るとまた面白い
花模様が楽しめます。
そして、小さな草花も美しい色を演出しています。
その中ではテントウムシも動き回り、
タンポポも今にも種を飛ばしそうな気配、
ミツバチもたくさん飛び回り、
その収穫に余念がないようです。
この風景はまるで外国です。
こんな素晴らしい淡路島ですが、
これもひとえに、
この明石海峡大橋のおかげでしょう。
関西圏からですとわずか1時間あまりで
着くことができます。
なんとも大きい !!!
鳴門の渦潮ではないのですが、
海流が渦を作りそうな様子で
ぶつかり合っていました。
もっともっと見どころもあります。
一日時間をとって計画的に見て回らなければ
もったいないような島です。
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