本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

身体を動かすのは素晴らしい

2007-01-12 21:51:06 | 住職の活動日記
 当たり前の事でしょう。しかし、私はまるっきりスポーツができません。
恥ずかしながら、キャッチボールもできないのです。
 体動かすといえば、掃除だけだったような気がします。
60の手習いというところでしょうか。
 2ヶ月ほど前から済生会病院のフィットネスへ通うようになりました。
ただ自転車乗って、歩いて、少しの筋トレ、約2時間汗を流します。
終わった後の爽快感、今までになかったような気がします。

 今日新聞読んでましたら、内藤剛志さんが
「くり返しは天才を超える」とおっしゃってました。
最初にもらったチンピラ役20秒間のせりふを何百回もつぶやいたそうです。
あたりまえの「歩く」という動作も集中してやると
なかなか、奥が深いと感じるようになりました。
 続けていくと、無駄のない、スマートな美しい歩き方ができるようになるのでしょう。
何十年もやってたことが、なんか自分勝手だったような気がします。
 そして、内藤さんは続けます、
「職人でありたいんです。おすし屋さんと同じで、
手を動かして、動かして。
それで初めて出せる『味』があると思いますから」

 お経もそうだと思いました。おんなじお経を何万回唱えてきたでしょうか。
最初はお経の声にならないのです。だんだん
読めるようになると、そらんじて、ただ口先だけになってします。
最近はまた、初心に戻って、丁寧に一語一語読むようになりました。
(まあ、ひとつはボケないように、口も大きく開いてと、
妙な下心もあるんですが)

 なんでも、丁寧に集中してやる、それもくり返し
そこには、必ず新たな発見があるはずです。

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