大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

スプリングエフェメラル 春の妖精

2014-03-30 20:12:19 | 丹沢
2014年3月30日 雨
(´;ω;`)雨が降り続いて、風も台風並に吹き荒れた一日で外遊びが出来ませんでした。仕方がないので、それでも活動する大山鹿さんは孫の顔を見に行ってきました。孫も2歳を過ぎておじいちゃんと呼べるようになり、ますます可愛いさが増大して来ました。流石、大山鹿さんはアメニコマケズ(雨にも負けず)、カゼニモマケズ(風にも負けず)で賢治のような人柄だったのですね。さて、今日は皆の大好きな食べのもはお休みにして、春の妖精の話をしましょう。まあ、その前に、何時のもタテハチョウ科のヒオドシチョウからアップしましょう。昨日、権現山で撮影しました。新しく購入したOlympus OM-D E-M1の連写テストをしてみました。なかなかE-30ではフォーカスが甘かった処が改善されていました。


さて、今日のメインはミヤマセセリ(深山瀬芹?)は早春にのみ成虫が現れる蝶です。春早に卵を産み、ブナなどの葉が柔らかい葉を食べて幼虫で越冬し、春早く蛹になって羽化します。チョット変わった蝶ですよね。まるでカタクリの様な生活で、早春に花を咲かせ夏には葉もなくなり、一年の大半を地下で過ごします。この様な生き物をスプリングエフェメラルと呼ぶようですよ。春の妖精の様に本当の春先の短時間だけ姿を見せる様です。この春の妖精を権現山で偶然に写してしまった大山鹿さんでした。後で調べて吃驚ですね。それではスプリングエフェメラルと呼ばれるミヤマセセリを( ^ω^)_凵 どうぞ。


締めは名も無き小さな花です。形はセリバオウレンの様にセリに似た葉を持ち、2-3mm位の小さな花を花束の様に咲かせていました。昨年の高尾山でアップした地獄の釜の蓋(ジゴクノカマノフタ)又はキンランソウとも呼ぶ、と合わせてご覧下さい。権現山も春爛漫ですね。


さて、明日から月曜日で一週間が始まります。そして、明日で3月も終わりになります。これで一年も1/4終了した事になります。メチャメチャ早いですね。美味しそうなタラの芽でも眺めながらお休み下さい。タラの芽の天ぷらは旨いぞ。