宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

M31で考える1年の進化

2013-09-15 20:42:00 | 天体写真(冷却CCD)
9月13日の夜は飯能市付近だけ晴れマークでした。
秩父も県民の森も有間峠もダメ。しかもGPVは雲だらけ・・・
もういいや!どうせ晴れないだろう状態で遅くまで仕事。

21時、晴れてるなあ~

  22時、あれ、まだ晴れてるなあ~

    23時、晴れてる。

       帰宅する? それとも (V)o¥o(V)

と言うことで、家には帰らず裏山林道標高450mに出没!
西の秩父方面は例によって”山沿いは曇り”状態。
関東平野も低い雲に覆われていました。

おー、ココだけ晴れとる。

海岸線と同じ原理で、上昇気流が発生すると山際は穴が空いた
ように晴れることがあります。今日はまさにそれ。
でも、標高450mでは水蒸気からは逃れられません。

現地着は14日0時。
撮影開始は1:30~という・・・まあ、気分転換ってことで。

こんな画像でスンマセン。


ワンショットカラー冷却CCD、2時間のHDR撮影でコレかい!
水蒸気で大そうな色ムラが発生。
気温の変化でダークフレームが合わずにアレ?な画像。
薄明のSkyFlatが時間と共に変化して上手く行かずメタボロ。

じゃあそんなのアップすんな!って話しですが、

実は、初めから素晴らしい作品的画像なんて期待していません。
この天気ですからね。

と言うことで、
昨年の8月に撮影したミザール10cmF6素ノーマル鏡筒と、
フルアーマーに進化した今回の鏡筒で画像比べですねん。

で、

これが今回のM31等倍画像切り抜き。


こちらが昨年8月に撮影した素ノーマル画像。


・共にStarShoot Pro Ver2.0ワンショットカラー冷却CCD。
・自作フラットナー・レデューサによる像の平坦化。
・すばる望遠鏡タイプ卍スパイダーによる光芒の改善。
・鏡筒内の徹底遮光によるコントラストの向上。
・接眼部の強化によるピント位置の安定化。

元がF6ニュートンなので2/3型CCDではそこそこ見られる画が
撮れていましたが、APS-C素子は大きいので完全にアウトでした。
現状の星像であれば、APS-C素子でも”やる気”になります。

どうもStarShoot Pro Ver2.0 ワンショット冷却CCDは可哀想なヤツ
でして、空の良い遠征地での撮像経験が殆ど無いのです。
いくらLPS-P2を付けたって飯能市郊外じゃあまともに撮れません。
抜けの悪い空で撮ると、特にカラーバランスがオカシクなります。
ガイドは楽で良いですが、もっとキレイな空で使ってあげたいなあ
と思います。いつも実験・検証ばかりで可哀想なヤツです。

しかし、まともに晴れませんねえ(-_-メ)

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撮影日時:2013年9月13~14日 01:49:13~04:11:06
撮影地:裏山林道標高450m
星空指数:40点(4等星、見えますか?状態)
気温:平均20.5℃ / 夜露多し
シーイング:4/5

冷却CCD:ORION StarShoot Pro V2.0
       (SONY SuperHAD ICX413AQ)
撮像鏡筒:10cmF6 Newtonian -> F5.48
       (フラットナー・レデューサー使用、卍スパイダー)
フィルタ:LPS-P2

撮像時間:4 X 5min , 2 X 10min , 4 X 20min , 120min TotalのHDR
ダーク画像:3 X 5min , 2 X 10min , 3 X 20min
フラット画像:5枚
フラット用ダーク画像:5枚

赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD

CCD制御&RAW現像:MaxIm DL Essentials Edition
画像処理:SI7 , cs5

処理プロセス:MaxImDLにてFITS_16bit Intで撮像。
       ダーク減算、フラット補正後にFITS 32bit Intで保存。
       カラー化、コンポジット後にFITS EEE Flortで保存。
       FITS EEE FlortのままSI7で画像処理を行い、最終
       仕上げをTIFF 16bitで書き出し、cs5で行った。

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   +->ここまでやってこの画像かい!(爆)

コメント
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