宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

縮小コリメート法(その37)_PHOTON32mm専用アダプター完成

2014-03-28 19:23:00 | 縮小コリメート法
VC200L + PHOTON32mmが予想以上に良い結果でしたので、
気合を入れて専用アダプターを作りました。


アイレンズにM43_P0.75が切ってありますが使いません。
アイピースを簡単に覗けるようにスポッと取れる構造にしました。


はめ合い部は8mmしかありませんが、軽いLX7なら問題無しです。
内部は0.3mmの真ちゅう板を丸めて入れてあります。
逆転の発想で、LX7のKiwiアダプターの外径で保持しようと言う構造です。
Kiwiアダプターが汚れちゃいますが、まあこれは仕方ないですね。




迎撃準備完了です!



今回はレンズ間距離を正確に測定してあり、7.0mmの間隔で主点合致位置
となっています。このアダプターでは、Kiwi部を1.2mm引き出した位置です。
この位置で固定したら動かす必要が無いため、ネジや目盛は省略しました。

----- 以下追記 -----

と言う訳で試写して来ましたが・・・



撮影開始と同時に見る見るうちに薄雲だらけになってしまいました。
慌てていたので主点は合っていないし、輝度ムラだらけで光軸も合って
いません。やはりVixen接眼部に2インチシステムは無理があるのか、
天頂ミラーの精度が悪いのか・・・?

まあ、写野の広さだけをご覧ください。
VISACの直焦点1800mmにして1.3°程の写野となっています。
これは35㎜版の対角円に相当する広さであり、縮小光学系の威力爆発って
感じですね。次回、落ち着いてリベンジします。


コメント
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