宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

K-1Ⅱ_ISO3200で本気撮り

2018-05-21 22:18:00 | 天体写真(PENTAX K-1&K-1Ⅱ)

本気撮り・・・と言っても、JPEG画像からの処理です。
それも、1カット1分×14=14分なんですよコレ。
フラットは、その場で6枚撮りました。

K-1Ⅱ + FSQ-106ED + 0.73レデューサ , F3.65 , fl=387mm
ISO3200 , 14X60s , 14min Total , Dark=0 , Flat=6


もちろん、ノータッチ・トラッキング撮影です。
撮影は楽ですが、画像処理は重いですねえ~(-_-メ)
RAWからの処理だったらエライこっちゃです。

JPEGでいいんじゃね?って思うのは私だけでしょうか。

ちなみに、フラット画像はコレ。


K-1とK-1Ⅱは”フローティングミラー構造”
になっており、ミラーアップと共にミラーが退避して
ミラーボックスケラレを極限まで減らしています。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/k-1-2/feature/05.html

フルサイズですが、短辺上下のミラーボックスケラレが少ないです。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (☆男(hoshiotoko))
2018-05-22 21:25:42
臆崖道さん

はじめまして。
天体写真はフラットに始まって、フラットに終わる・・・と
思っています。なーんて言うともっともらしいですが、
その場で撮るフラットをSkyFlatと言います。
私は半透明ゴミ袋を使って撮っています。
特にカラーでは、後から撮っても色ムラが激しくてフラットが
合わないですね。ダークと違いフラットは使い回せません。
その光学系、カメラの角度、ゴミ等の条件が毎回異なるから
です。冷却モノクロカメラの場合で、光学アライメントを
厳密に管理している方々は、フラットツールなどを作って
効率を上げています。

カラーで、かつ、600mm程度以下であった場合、
時々刻々と背景の色が変わります。
更に光害地(ひかりがい)では深刻です。
画面半分が緑色カブリ、半分が青カブリなんて事も。
そんな画像を複数枚撮り、単一のフラット補正をやっても
合う筈がありません。
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Unknown (☆男(hoshiotoko))
2018-05-22 21:06:42
demioさん

ミラーボックスのケラレは結構無視できず、D810Aの方々も
難儀しています。望遠鏡ではマウントケラレもあって
更に面倒くさいですね。
明るい光学系ほど目立つのも困ったものです。
その点でカメラレンズは良く出来ています。
なので、プロミナーなどは良いだろうと思います。
返信する
Unknown (臆崖道)
2018-05-22 19:48:22
素晴らしい作品です。光学系が良いことも大きいのでしょうが(写真用望遠レンズでは、ここまで写らない?)。
ところで天体写真はド初心者の私ですが、フラット画像はダークフレームと同じように、都度現場で撮影同条件で撮っておかないとダメなもんでしょうか(使いまわしはできない?)。
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Unknown (demio)
2018-05-22 09:47:11
高感度特性にも驚きですが、ミラーボックスのケラレが少ないのは素晴らしい。
私のEOS6Dなんてミラーのケラレはもちろん、ミラーボックス全周に渡ってケラレているのでフラットは必須です。
ケラレた部分の星像はフラット補正しても再現できない?と思っているのでこのシャッター構造は良いですね。
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