人が逆境に陥ったときどう対処するかといったようなことを、時々妻と車の中で話しています。
そんなとき多くの人は減速してその逆風を避けようとするものです。
私自身も、ものごとうまくいかないときは何をやってもダメなもので、
そんなときは無理をしないに限る、とただやり過ごすことが多い気がします。
ところが妻は、私と違ってとてもきっちりとした性格なので、
どんな苦境に陥っても、やるべきことはやり続けなければダメだと決めています。
どちらを選ぶにしても、自分の性格に合わないことを無理してやっても報われないだろうくらいに考えていたのですが、斎藤一人さんから、ちょっと別の見方を教えてもらいました。
人は向い風にさらされると、つい減速してしまうけれども、
物理的な原則からすれば、飛行機が向い風にぶつかったならば、
減速ではなくて加速をするべきであると。
向い風が吹いた時には加速することでこそ、機体はふわっと浮き上がることができる。
その時に減速してしまったならば、機体は墜落してしまう。
そうそう、大事なのはここだよとよく妻に話していたのですが、
つい最近、またこんな会話をしているときに、とんでもないことが思い浮かんでしまいました。
ものごと逆風が吹いたときにこそ加速するべきだ、ということ
これを別の言い方をすると、
傷口に塩を塗る ⁉️
ということなんじゃないのか?
これに気づいたときは、その意味のギャップに思わず笑ってしまいました。
でも、しばらくときがたつと、これは大事な言葉なので、
笑ってごまかすわけにはいかないなと思いました。
そこでちょっと冷静に考えるとじきに答えは見えてきました。
逆風が吹いたときにこと加速するべきだという考えは、
「自分自身」がすることです。
それに対して、
傷口に塩を塗る、という行為は
「他人」がすることです。
ものごとを切り開く道は、自分の行いによってのみ切り開かれる
ということだけは確認することができました。
でも、この「逆風に出会ったときにこそ加速する」と類似の表現として
「傷口に塩を塗る」という表現の引き合いは、
今後もネタとして使わせていただきます(笑)
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