花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

うちの猫 しかも二匹

2006年09月12日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
先日、家に居た息子から電話があった。二匹の老猫の一匹、ノンが突然ぐるぐる舞をしだしたということだ。瞳孔は開ききっているらしい。
早速、棺おけ替わりのダンボールに新聞紙を厚めに敷いて家に向かった。焼却場に持って行けば千円で骨にしてくれる。
ルンルン、ようやく一匹減るか。なんせ十八歳だもんな。人間だったら百歳以上。大往生である。
ところが家に着くと、相変わらずテーブルの上に座り込んでいる。発作が終わって落ち着いたらしい。
息子の手前、ちょっと優しく「おお、頑張ったのう」とあごをなぜてやろうとしたら、よだれでべたべた、それがまた ク・サ・イ。
「テーブルから降りろ」と払ってやったら、ウオ~オ~と恨みがましく鳴く。この歳になると、ある程度人間の様子が分かるらしい。
部屋の中を雑巾がのたりのたりと移動する。
もう一匹の老猫マーは十六歳くらいだろうか。これも一年前発作を起こした。今は元気。
が、このところ頻尿の気が出てきた。いつも座り込んで、ちびちびとションベンを垂れる。マット・爪とぎ・新聞紙の上と、所かまわずしゃがみこむ。
シートを敷いてくくっておくと、かわいそうだとすぐ放す。アルコールの入ったティッシュを持って追い掛け回す。
メス猫で臭くないからまだましだ。否、鼻が慣れているのか。
モー カ・ン・ベ・ンしてよ!
命あるもの、必ず老いが来る。ゲームのように、気に入らなければ簡単にリセット!という訳にいかない。小さい頃から年寄りになり、死を迎えるまで付き合ってやらねばならない。ペットを飼う事はいいことだと思う。
いいことですから、どなたか老猫二匹 モラッテ!
コメント
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