
デール・カーネギー著の「人を動かす」創元社 という本をご存知だろうか?
彼の書いた著書は、日本全国で880万部を超えている。
凄まじいベストセラー。
私も20代のとき、この本を義兄からプレゼントされた。
最後まで読んだと記憶しているが、お袋から「あんたは、欲が無くて、人が良すぎる」といわれていた手前、これを実行すると、益々お人好しになりそうだったのでやめた。
最近、本箱をひっくり返していたらこの本が出てきた。
私も若い頃と比べると、少しは人が悪くなっているので(欲は相変わらず無い、従って金はない)もう一度読んでみる気になった。
しかし、なかなか進まない。(積読になりそう)
目次を見たら、これだけで結構理解できそうだ。
人を思い通りに動かす極意(幻術)を公開いたします。
1.人を動かす三原則
・盗人にも五分の理を認める
・重要感を持たせる
・人の立場に身を置く
2.人に好かれる六原則
・誠実な関心を寄せる
・笑顔を忘れない
・名前を覚える
・聞き手にまわる
・関心のありかを見ぬく
・心からほめる
3.人を説得する十二原則
・議論をさける
・誤りを指摘しない
・誤りを認める
・おだやかに話す
・「イエス」と答えられる問題を選ぶ
・しゃべらせる
・思いつかせる
・人の身になる
・同情を持つ
・美しい心情に呼びかける
・演出を考える
・対抗意識を刺激する
4.人を変える九原則
・まずほめる
・遠まわしに注意を与える
・自分のあやまちを話す
・命令をしない
・顔をつぶさない
・わずかなことでもほめる
・期待をかける
・激励する
・喜んで協力させる
付.幸福な家庭を作る七原則
・口やかましくいいわない
・長所を認める
・あら探しをしない
・ほめる
・ささやかな心づくしを怠らない
・礼儀を守る
・正しい性の知識を持つ
以上目次でございます。
誰かに説教してやりたいようなことばや、変に納得させられることが出ています。幸福な家庭云々にいたっては、実行が恥ずかしい気さえいたします。
ひょと押したら「人を動かせる」のではなく「かかあに動かされる」のじゃないかと思ってしまいますが。如何?
まだお読みでない方、「道は開ける」と共に、ご購読お奨めいたします。各1500円・1600円。高いか?安いか?・・・安いか?高いか?