花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

潮呼橋

2023年12月08日 | レモン色の町

とんでもない間違いをいたしておりました。“潮呼橋”は“しおよびはし”と読むそうで、読めないことにかこつけて“いたこばし(潮来橋)”と間違えておりました。ここに謹んで訂正させていただきます。

大正10年6月、徳川家康夜の渡海で一躍有名になった思案橋から急に川幅が広くなるのが浜町運河。そこに北納屋から浜町へ渡る潮呼橋があった。

昭和10年ころ、右端の運河に架かる潮呼橋

明治23年8月、九鬼総太郎が自費で架けた頃は千鳥橋と呼んだが、大正14年6月、長さ18間、幅5尺の潮呼橋に更新されて昭和30年代まで続いた。

昭和30年ころ、潮呼橋から眺めた浜町運河(竹野太郎氏撮影)

今、そのあとは市の下水処理場と小公園となり、橋の親柱が昔を語り伝える。

浜田村から流れていた阿瀬知川のここが下流でした。文化展望四日市 第9号 1991年発行 四日市今昔⑨ 橋特集 椙山満著より

コメント (3)
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