これは“いつ”“どこで”写された写真だろう???
よくよく考えたら、この写真も水谷宜夫様からお借りしたものでした。感謝!
ヒント1.ホームの端から眺めた景色
ヒント2.遠方の車両に見覚えはありませんか?
ヒント3.右カーブする線路の先に見える大きな建物は?
答え、諏訪駅が健在だった昭和30年頃、ホームの端から西方向を撮った写真でした。諏訪駅を出た電車は、右へカーブをして名古屋方面へ向かいます。先にある大きな建物は天理教です。
これは諏訪駅ホームの写真。まっすぐ行くと菰野・湯の山方面のホーム。左は内部・八王子線のホーム。どちらも狭軌でしたから共通に使用できました。車両も同じです。
これは、私が勝手に描いた構内図です。共有されるスタート地点が曖昧でした。
湯の山行きの車両が待機しています。昭和31年の空撮でのその様子が伺えました。
不思議に思えたのは、その横に立つ“湯の山温泉口”の広告塔です。湯の山までは少し遠すぎるのではないかとも思いましたが、当時は関西方面まで知れ渡った“湯の山温泉”。“四日市が入り口です”と言い切っても過言ではなかったようですね。