花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

香具師の啖呵売

2024年08月14日 | レモン色の町

澤宮 優・文 平野恵理子・イラスト『昭和の消えた仕事図鑑』角川ソフィア文庫より

お祭りを盛り上げた“大ジメ師”をご覧になったことがありますか?

香具師(やし)、いわゆる大道商人のことである。香具師にもいろんな種類があって、物を並べて売るのを「三寸(さんずん)」、たたき売りのように口上を並べて売るのを「コロビ」と言う。中でも一番花形でありエース格なのは「大ジメ師」である。「シメ」とは客を集めるという意味で、人を集めて啖呵売りや大道芸を行う。

昭和初期まで、正月になると全国の大ジメ師が集まるコンクールが開かれ芸を競い、そこで金が取るようになると一人前として認められた。

如何に啖呵で客の購買心をあおり、如何に興味を引くか工夫をこらす大ジメ師と、値切る客との駆け引きは縁日の見どころであった。主に大ジメ師が売る商品は、リツ(法律書)、キンケン(統計表)、カリス(まじないの本)、ノウドク(処方、薬草の表)、ミンサイ(催眠術)、バンソロ(算盤熟練方)などである。彼らは天才的な漫談化でもあり、客を笑わせ、泣かせ、感心させ、その日に新聞記事まで向上の材料にして、決してその場から去らせることをしなかったそうです。

諏訪劇場の前にて 辻俊文氏撮影

四日市祭りになると諏訪神社の境内で啖呵売があった。面白くて時間の経つのを忘れて楽しんだ。販売商品は、軟膏が多かったが、時に万年筆もあった。当時万年筆は高級だったが、カバンの中から二束三文のように、束にして掻き出していたことを覚えている。町の子供は、決して買い求めることをしなかった。・・・と思う。

キックトックが楽しい。第4作のシナリオが出来たので参加者に配っている。皆さん喜んで出演していただけるのがうれしい。楽しんで作ることが、街の元気につながる…と思う。

https://www.tiktok.com/@counselor_syotengai?_t=8odJQQM3KJM&_r=1


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5 コメント

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Unknown (伊勢生まれの下総人)
2024-08-15 12:39:26
香具師の写真の背景の建物は当時の農協の建物でしょうか?
もう一つ、諏訪劇場の前の道とありますが、ひょっとして、諏訪劇場の裏の道ではないでしょうか。
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Unknown (ボケ老人の下総人)
2024-08-15 14:22:40
先ほどのコメント、訂正します。
香具師の写真、やっぱり諏訪劇の前の通りですね。
写真の右側に東海証券の看板が見えますので間違いないと思います。
諏訪劇のフロントは写真右側の写ってないところにあるのだと思います。
農協の位置も一致します。
いずれももホトケヤさんのブログに掲載された地図や航空写真からの判断結果です。
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Unknown (タケオです)
2024-08-18 09:57:00
> ボケ老人の下総人 さんへ
> 先ほどのコメント、訂正します。... お元気でしょうか?私はコロナにかかり 病院で頂いた1万円の薬を飲んでいます ギャッ! 下総人さんもマスクだけはお忘れなきよう マスクの方がずっと安いですから
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Unknown (ボケ老人の下総人)
2024-08-18 23:51:24
コロナにかかった!ワクチンは射って無かったのですか。どんな症状が出たのですか? 治療薬が一万円だなんて? 保険は効かないのですか?
コロナと診断された決め手はなんですか。PCRはコロナだけでなく、他の感染症でも陽性になります。
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コロナの回答 お待たせ!しました (タケオです)
2024-08-19 10:34:09
正解はメールにて 
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