花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

介護事情の将来は絶望か?

2015年01月17日 | 諏訪商店街振興組合のこと

1月16日午後4時より、第7回 達者が何より(健康講座)が開催され、社会福祉法人 青山里会の施設長 落合将則様に“医療・介護・福祉の現状と将来”についてお話しいただきました。

今回果たしてどれほどの方が参加されるか?大変危惧しておりましたが、商工会議所の坂下様やそのほか30名近い皆様に参加いただき盛会の内に終えることが出来ました。心より感謝申し上げます。

将来の介護事業は決して見通し良くありません。そんな中、国を挙げての地域包括ケアシステムの構築が急がれています。それは、公的な介護に頼ることなく、自分たちが地域ぐるみで助け合う互助のシステムづくりです。現在、郊外に建つ介護センターは、むしろ病院のイメージが強く決して良い雰囲気とは言えません。これからは元気な高齢者が集い、生涯現役で様々な活動ができる施設づくりが必要です。すでに青山里会さんは笹川と高花平に高齢者が集うサロンをつくり、NPOと協力して高齢者活動の場づくりを進めています。

四日市の街なかにそんな施設が欲しい、将来の介護事情に希望が持てるような場づくりが出来たらと、そんな思いで活動しています。今回の健康講座もその一環です。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

今回の講座にお越しいただいた方からの感想です。

・詳しいお話、裏話的なお話で、とても参考になりました。ありがとうございます。

・サンシ前の罹災地跡の土地活用に話等、期待が持てました。

・小生自身後期高齢者の為、役立った。

・研究者の発表会ではないので、小さい字のわからないデータを映さず、ポイントだけ大きく書いて(又は絵)で説明して欲しかった。ここで私たちはどうすればよいのか、分からない。

 そしてあったらいいなと思われる施設の希望です。

・元気なお客様もお手伝いするレストラン。

・昔の知恵を教え合う集い。但、10人の老人に1人の若い人が付くのが理想ではあります。

・寝たきり予防の体操教室。

・日中のレストラン(周辺は夜のお店ばかりで昼の食事処が少ないので)

・心臓ペースメーカーを埋め込んだ身体障害者です。市民が交流できる高齢者向けレストラン等。

・私はここより少し遠くなります。その場所に良い施設が出来ても駐車場がないと利用できません。老人がゆっくり過ごせる空間と、お風呂もあるとすごくいいなーと思います。温泉でも何でもいいのですが。


第3回 四日市お菓子フェスタに向けて

2015年01月16日 | おいらの商店街

5月24日(日)第3回四日市お菓子フェスタを開催する。開催に向けて委員会を何度も持ってきた。まずは、四日市商工会議所のまちづくり支援課の坂下さん、白藤さんと、過去携わっていただいた水谷さんに感謝申し上げる。

さて、今回のコンセプトに、餅街道を挙げている。

桑名の安永餅、四日市の永餅、津のけいらん、伊勢のへんば餅、関の二軒茶屋餅そして赤福餅等と伊勢参宮道に沿って餅のつく菓子が並ぶ。

これは江戸時代、伊勢詣でを旅する人々に腹持ちの良い餅菓子が買い求められたためと想像される。

 

四日市と言えば永餅。笹井屋と金城軒があがる。この他に、桑名の安永餅そして、鈴鹿は神戸の立石餅がある。立石餅とはどんなものなのだろうか?永餅の系譜を継ぐものか。

ということで、降りしきる雨の中、神戸へ出かけた。

あらかじめネットで調べると、鈴鹿市神戸に“あま新”という店があり、土日祝日のみ立石餅を販売しているという。伺ってみると、時すでに遅く、前の“小島菓子店”の奥さんに尋ねると1年以上前に閉められたとおっしゃる。

がっくりしかかった時、立石餅は“もち久”さんが引き継いで作ってみえるといわれた。

こうして手に入れた立石餅は、永餅ほど長くはないが手作り感があり素朴な味がした。これはどう見ても、永餅デアリマス。

ついでに求めたいちご大福は、半分に切ったさくら餅にいちごが入っていました。

和菓子の世界はスバラシイ!


第5回 商人塾開講

2015年01月14日 | 諏訪商店街振興組合のこと

昨夜は、商人塾の第5回がありました。不吉な予感が当たって・・・隣にこの人が!

今回も前回とよく似た感じで、四日市に来る人を想定してどんな形で“おもてなし”できるかをKJ法で作成し、ブロック別で発表し合うという作業でした。

次回は2月3日。いよいよ結論が出ます。塾長たる私が東京での会に出席し、結果発表をしようと意気込んでおりましたら、全国商店街支援センター様の予算の関係で中止となったそうです。(トホホ・・・)

私は東京で発表するつもりで、12月30日の当ブログで紹介しました「現代版四日市宿 プレミアム案」でコスモ楽器の財前工房を挙げてみたいと思います。(むなしい作業か…)


口臭を防ぐ!

2015年01月13日 | おいらの商店街

向かいにある“かなや歯科”さん。いつも店頭のブラックボードには感心させられます。

口臭予防三つのポイント①歯石を取る ②舌苔を取る ③唾液をたくさん出す

①は歯医者さんしかできない ②は歯磨きの時舌もこする ③はスケベ心を起こす!


ゴルゴ13と末広橋梁

2015年01月11日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

“広報よっかいち”の1月号「市長、新春に語る」の中に“漫画の「ゴルゴ13」の舞台になった末広橋梁・・・”とあります。

ゴルゴ13シリーズの第536話“神の鉄槌 前・中・後編”の舞台が四日市の末広橋梁(劇画では末長橋梁)になっています。シーズの長谷川氏からお借りしたままの切り抜きがありますので、ご紹介します。

長島前副総理の前の秘書が菰野安男。今の秘書が藤原。週刊パトスの記者が川越と四日市周辺の地名が人物名として出ています。

ルポライターの深沢は、日本で唯一現存する、鉄道可動橋、末長橋梁の取材に出かけ、そこで偶然にもゴルゴ13を目撃する。デューク東郷は、藤原秘書から菰野を事故死に見せかけた殺害を依頼されていた。

殺害場所は末長橋梁の真下。道楽者の菰野がボートで橋梁下を通過する瞬間を狙い、橋を吊っているワイヤーを切って下敷きにさせる。

その一部始終を見た深沢は、その手腕の見事さに驚き恐怖する。というお話デス。

この連載時、さいとう・たかお氏はヘルニア治療の為入院している。多分、プロダクションのスタッフが四日市へ出かけ、細かく取材したものと想像できます。周辺の様子が綿密に描かれています。


商連 新年総代懇親会開催

2015年01月10日 | 四日市商店連合会です

1月8日、四日市商店連合会の新年総代懇親会が開催されました。

久しぶりに岡田卓也氏が出席。30年ほど前の新年会では、欧州通貨ユーロの話をされ、スケールの大きさを感じましたが、先日の卓也氏は、商店連合会設立当時のお話が主で、ずいぶんと好々爺になられた感がありました。

しかしながら、波乱万丈の人生を経てきた岡田氏の背中からはオーラが出ておりました。

国会議員・県会議員・市会議員とそうそうたるメンバーの元開催された新年会。商連の面目躍如たる総代会でありました。

 


“一行詩 父よ母よ”吉村英夫編 その2

2015年01月09日 | 諏訪商店街振興組合のこと

吉村英夫先生が始められた“一行詩”。続きです。

逢うたびに小さくなっていく父よ!でも、熱があるとき、私の額においた父の手は、子供の頃のぬくもりのまま。私は一生忘れない。(和歌山県 35歳 女性)

嫁ぐ日の前夜、母は私の好きなミンチカツをつくってくれた「なんですき焼きにせえへんねん?」と兄。「兄ちゃんの好物にしても意味ないやん」と妹。そして無言の父。ありがとう。(奈良県 31歳 女性)

母よ!歯科医院で「口紅を拭いて」と言われ、「口笛を吹くな」(愛知県 12才 女子)

毎朝毎晩、私の顔に息を吹きかけて、「口が臭いか?臭くないか?」と聞く母よ!おかげで私の鼻はくさりそうだ。(千葉県 17歳 女性)

サイパンで戦死した父よ!「父ちゃん」と一度も呼ぶことなく「じいちゃん」と呼ばれるようになりました。(三重県 54歳 男性)

父よ!ハゲになってきたら一緒に歩いたらんて、言ったけど嘘。・・・ボケたって歩いたげる。

父よ!何か言ってくれ!母よ!何も言うな!

母よ!俺が「母さんブサイクやな」って言うと、「うん」と即答するあなたは立派です。

母よ!お父さんが一生懸命に喋っているとき、なにげなく聞こえないふりをして、無視するのは、お父さんが寂しすぎます。

母よ!私が下痢で苦しんでいるのに、「そうか、ピチピチか。ピチピチチャプチャプ、ランランか」と言ってふざけないでほしい。

母よ!私の悲しみわかってくれた時、いっしょに泣いてくれた時、母さんの子供やっててよかったと思った。


“一行詩 父よ母よ”吉村英夫編 その1

2015年01月08日 | 諏訪商店街振興組合のこと

23日、講演にお越しいただく吉村英夫さんが提唱した“一行詩”。それは、自由に表現して構わない。約束事は短いだけの詩。図書館で借りてきた“一行詩 父よ母よ 全国秀作集 吉村英夫編”学陽文庫 から紹介させていただきます。

父の肛門に「痔」の薬を塗る母の姿を見て、はじめて夫婦だと思った。(愛知県 愛知高)

父よ!トイレに新聞持っていくな。母よ!その新聞で天婦羅を作るな。(愛知県 愛知高)

父よ母よ!今まで育ててくれてありがとう。このご恩は、・・・忘れるかもしれない。(三重大)

母さん!一回家計簿盗み見しました。前までのことごめんなさい。(大阪府 池田中)

母よ!みんなの残したご飯やおかずを一人で全部たいらげる。その姿、陰で見ていたら光ってた。(四日市富洲原中)

母よ!僕の部屋でエロ本見つけた時「そういうのもいいけど勉強もしてください」って、敬語で言わないでください。(津東高)

母よ!外泊するというと「それはいい」と簡単に許可しないで。女の子の家とは限らないのに。(三重大 女子)

父よ!兄をしかっているときに、おまえもついでにといって、私までいっしょにしからないで。(北海道 女子 13歳)

「勉強しよるんか?」と聞く父に「父さんの見てないところでしているよ」と答える僕。すいません。見てないところだともっとしていません。(香川県 男子 15歳)

父よ!入れ歯はずして「歯磨きしないと、こうなるぞ」。・・・とってもわかりやすいお言葉、ありがとう。(東京 男子 高校1年生)

お父さん、ごめんなさい。私たち娘三人は、あなたのスネをかじっているだけでなく、あなたのひげそり用のかみそりでわき毛をそっています。(大阪府 24歳 女性)

父よ!お嫁に行ってもいいですか?あなたのようなやさしい彼です。(岐阜県 25歳 女性)

天国のお父ちゃんへ!あなたのイヤなところばかり目についた反抗期。やがて、私も親になり、今はあなたの優しさばかりを思い出します。(静岡県 28歳 女性)

私が五年前、バツイチになり、今のアパートに引っ越してきたとき、冷蔵庫を背中にしょって三階まで運んでくれた老いた父よ!来春、嫁に行きます。ありがとう。(山梨県 31歳 女性)


群れて鳴かない羊

2015年01月04日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

お線香の製造元、大発さんから送って頂いた色紙に、今年の干支である羊の由来が添えられておりました。(新味覚の餃子が食べたい)

未は字義が「味」(み・「あじ」)であり、草木の果実がいよいよ熟し、丁度滋養溢れた状態になることを指しており、後に羊の字が当てられます。また、羊はめでたい善良な動物であり、同じ行動を取って大勢で暮らすことから、群の漢字は羊から作られました。

ただし、決して群れて鳴くことはないそうです

めぃ めぃ 鳴く

(また言っちゃった!)

色紙の絵は、南岳裕史氏によるもの。昭和10年生まれの高野山真言宗潮音寺名誉住職様です。


雑煮はなぜ雑ナノ?

2015年01月02日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

もともとお雑煮は、年神棚(としがみさま)にお供えした餅を神棚から下ろし、それを野菜や鶏肉、魚介等で煮込んで作った料理で「雑煮餅」といいました。

雑煮はもともと正月用ではなく、室町時代ころの儀礼的な酒宴などで出されたのが始まりだそうです。はじめに雑煮を食べて胃を安定させてから酒宴に移る前菜だったものが、やがて正月料理になったといわれています。

さて、元旦の日、朝起きると雑煮が作ってあった。「やれ食べ、それ食べ、今食べ!」とおっかぁがせかす。じっくり冷めていく雑煮とおっかぁの顔を横目に、おせちでお神酒をチビリチビリ。さて、冷め切った雑煮餅をすくいだすと、餅はそのままの形で出現!

その夜、殊勝なことに私に向かい「かしわを買ってきて入れるのを忘れました。ドウモ スミマセンデシタ」と申しました。

で、本日の(少量の)雑煮には鶏肉が一個入っておりました。(その横に見えるのはサプリと糖尿病の薬デス)

鵜の森公園にある雪景色の泗水庵。たいした雪にならずヨカッタヨカッタ!