TVのワイドショーで「〇回目!」などというのを目にしても、「まさか~」と思っていたワタシですが、どうやらワタシも『何回も観に行きたい中毒』にかかってしまったようです。
Queenはドンピシャ世代のワタシ。
中学・高校の頃には隣りの席の男の子が机にQueenやKISSと彫っていたあの時代です
ワタシは当時、ブライアン・メイが好きで、曲もたくさん聞いてきたと思います。
でも、自分でCDレコードを買うのではなく、友達やレンタルレコード屋さんのをカセットに録っていた感じの子(熱量)といったらお分かりいただけるでしょうか?
さて、1度目はオット モアイ君と自転車で観に行きました。
その日はモアイ君の仕事が16:00帰宅と早く(代わりに朝も超早かったが)、お夕飯を家で済ませてから19時の回を観ました。
駅前のイオンシネマはTHXといういわゆる「良い音響システム」のスクリーンがあり、ちょうどそのスクリーンで観られるのも良かった。
前に通路があり遮る人がいないド真ん中のお席をとりましたよ。
(通路のバーに上着が掛けられるお席です)
郊外映画館のお席はガラガラでしたが、それでも後方には私たち世代の観客がそれなり数いました。
お仕事帰りのスーツ姿の方が駆けつける感じも特徴的です。
ワイドショーでは連日「応援上映」なるニュースが伝えられていて、スクリーンに向かってサイリウムを振りながら共に歌う観客の姿に驚かされます。
そんなに楽しい映画なのかしら?・・・と期待が高まりました。
たくさん着込んで行ったのに、前半は曲が変わるたびに鳥肌が立ち、身体が寒くてつらかった(笑)
曲作りのシーンの楽しさ、4人のキャラクターがすごくよくわかるシーンが満載です。
そして・・・途中からワタシは泣きました。
映画のジャンルの中で一番好きで一番つらい『物語の底辺に流れる切なさ』がワタシを襲います。
「でも、フレディは死んじゃうんでしょ?」
この変えがたい切なさがずっと脳裏にあるので、どんなシーンを観てもそれはもう涙にしかならない。
「そんなことしたってフレディは死んじゃうんだよ」
「なんでフレディが死んじゃったんだろう」
もう、ライブエイドのシーンも涙・・・でした。
すごく素敵なライブのシーン、なんて偉大なグループ、偉大なボーカルだったんだろう?
だけど。
悲しくて切なくて、ワタシにはサイリウムを振ることは絶対にできないわ。
知りたいこと・・・映画が終わってもまだ知りたいことが多くって、何十年ぶりかでパンフレットを買いました。
パンフレットは若い頃は集めていたけれど、それをやめてからは久しぶりの行動で、そんな自分に驚きました。
2回目は1人で行きました。
前日にひとつ負担な仕事を終えたことによるほんの少しの解放感。
まだ1回目を見てから何日もたっていませんが、スクリーンの中のフレディに会いたくて会いたくてたまりません。
どうやらワタシはRami Malek演じるフレディに恋に似た気持ちになったようです。
前回THXスクリーンの最後列に座る方が多かったのを見て、ひょっとしたら一番後ろが一番音がいいのかな?と最後列の少しカミテの席を予約しました。
結果、前回の席の方が良い席でした・・・
これからご覧になる方にお勧めです。
列は何列目でもいいので、どうか、ド真ん中で観てください。
ステレオのLとRがすっごく活きるシーンが一つあります。
ワタシはそこで思わず「うわ~」と小さな声を上げたほどです。
これこそ昔聞いていたQueenサウンドの原点ともいえるシーンは少しカミテに振れただけでもうその感激を得ることはできませんでした
そして2回目の映画で、ワタシはさらに泣きました(笑)
1回目はストーリーを追うのに一生懸命でも、2回目はすべての言葉がちゃんと理解でき、人物の表情がよく見えます。
とても切なく、とても慈愛にあふれたメンバーの表情。
あふれてあふれて止まらないフレディの音作りのシーン・・・
前回とはまた違う深い意味でのやるせない涙も流れました。
とくにライブエイドでのブライアンとジョンの表情・・・すっごくいいです。
おそらくワタシはまだ「応援上映」には行けません。
頭の中では一緒に「We are the Champions~」と歌いながらも、あの「応援上映」のファンの方たちの熱量で一緒に応援することはできないでしょう。
どうしてかな?と考えて、こんな結論に至りました。
ワタシは「応援上映」に行くほどのファンの方に比べたら「にわかファン」だということ。
自分ではそう思っていなかったけれど、きっとそうです。
だからフレディの死をあの時、本気で悲しまなかった。
あの時本気で悲しんだ人は、今蘇るQueenの音楽をあの時の自分の情熱として応援できているのでしょう。
(彼らが今回泣いていないということではありません)
でもワタシは『今』初めてフレディの死に直面しているのです。
だからまだ、その悲しみの真っただ中で、悲しくて悲しくてたまらないのです。
その悲しみから逃げるには、また映画を観に行くこと。
行けばそこに輝くフレディ(Rami)がいるのですから。
Rami演じるフレディが本物のフレディより好きなのも、本物のフレディと真剣に向き合ってこなかったから。
おそらくそんなことなんだろうと思いました。
この映画は異例のロングランで、おそらくお正月までやるでしょう。
ワタシはたぶん3回目に行きます。
ワイドショーで「5回目です!」とかいう人を信じられなかった
「そんな映画あるかいな?」と思ったけれど、どうやらこの映画にはその中毒性がありますね。
ワタシはきっとRamiに会いにまた行くでしょう。
そして、Blu-rayはもうぜーーーーったい決定ですっ!
追伸:
2回目の時、空いている席を予約するのに、カミテ通路側の端の席をとりました(ネットで)。
当日、席に行ったら、他にも空いている席はたーーーくさんあるのに、すぐ隣の席にお姉さんらしき女性がいらっしゃいました。
(暗がりで見た感じお姉さんでしたが、同い年かも)
なぜこんなに空席があるのに、すぐ隣に取る?
せめてもう一つ隣りにずれるとかしてくれてもいいのに。(ワタシが予約した時は隣りは空席でした)
ポップコーンのいい香りが隣りから流れ、最初こそムムム・・・でしたが
「こうなったらお友達と来たと思って気にせず行こう」と映画に集中し、
その映画は11時から13時半までのお昼またぎだったので、ワタシもおにぎり持参で行きまして(笑)
ポップコーン磯の香り
ハンカチを忘れたワタシが涙を手で拭うのに対し、そのお姉さんはハンカチで目頭をずっと抑えていました。
ぐすんぐすん
なんだか、最上段の端っこで2人、結果的に心は一つ・・・みたいな面白い体験でした。
Queenはドンピシャ世代のワタシ。
中学・高校の頃には隣りの席の男の子が机にQueenやKISSと彫っていたあの時代です
ワタシは当時、ブライアン・メイが好きで、曲もたくさん聞いてきたと思います。
でも、自分で
さて、1度目はオット モアイ君と自転車で観に行きました。
その日はモアイ君の仕事が16:00帰宅と早く(代わりに朝も超早かったが)、お夕飯を家で済ませてから19時の回を観ました。
駅前のイオンシネマはTHXといういわゆる「良い音響システム」のスクリーンがあり、ちょうどそのスクリーンで観られるのも良かった。
前に通路があり遮る人がいないド真ん中のお席をとりましたよ。
(通路のバーに上着が掛けられるお席です)
郊外映画館のお席はガラガラでしたが、それでも後方には私たち世代の観客がそれなり数いました。
お仕事帰りのスーツ姿の方が駆けつける感じも特徴的です。
ワイドショーでは連日「応援上映」なるニュースが伝えられていて、スクリーンに向かってサイリウムを振りながら共に歌う観客の姿に驚かされます。
そんなに楽しい映画なのかしら?・・・と期待が高まりました。
たくさん着込んで行ったのに、前半は曲が変わるたびに鳥肌が立ち、身体が寒くてつらかった(笑)
曲作りのシーンの楽しさ、4人のキャラクターがすごくよくわかるシーンが満載です。
そして・・・途中からワタシは泣きました。
映画のジャンルの中で一番好きで一番つらい『物語の底辺に流れる切なさ』がワタシを襲います。
「でも、フレディは死んじゃうんでしょ?」
この変えがたい切なさがずっと脳裏にあるので、どんなシーンを観てもそれはもう涙にしかならない。
「そんなことしたってフレディは死んじゃうんだよ」
「なんでフレディが死んじゃったんだろう」
もう、ライブエイドのシーンも涙・・・でした。
すごく素敵なライブのシーン、なんて偉大なグループ、偉大なボーカルだったんだろう?
だけど。
悲しくて切なくて、ワタシにはサイリウムを振ることは絶対にできないわ。
知りたいこと・・・映画が終わってもまだ知りたいことが多くって、何十年ぶりかでパンフレットを買いました。
パンフレットは若い頃は集めていたけれど、それをやめてからは久しぶりの行動で、そんな自分に驚きました。
2回目は1人で行きました。
前日にひとつ負担な仕事を終えたことによるほんの少しの解放感。
まだ1回目を見てから何日もたっていませんが、スクリーンの中のフレディに会いたくて会いたくてたまりません。
どうやらワタシはRami Malek演じるフレディに恋に似た気持ちになったようです。
前回THXスクリーンの最後列に座る方が多かったのを見て、ひょっとしたら一番後ろが一番音がいいのかな?と最後列の少しカミテの席を予約しました。
結果、前回の席の方が良い席でした・・・
これからご覧になる方にお勧めです。
列は何列目でもいいので、どうか、ド真ん中で観てください。
ステレオのLとRがすっごく活きるシーンが一つあります。
ワタシはそこで思わず「うわ~」と小さな声を上げたほどです。
これこそ昔聞いていたQueenサウンドの原点ともいえるシーンは少しカミテに振れただけでもうその感激を得ることはできませんでした
そして2回目の映画で、ワタシはさらに泣きました(笑)
1回目はストーリーを追うのに一生懸命でも、2回目はすべての言葉がちゃんと理解でき、人物の表情がよく見えます。
とても切なく、とても慈愛にあふれたメンバーの表情。
あふれてあふれて止まらないフレディの音作りのシーン・・・
前回とはまた違う深い意味でのやるせない涙も流れました。
とくにライブエイドでのブライアンとジョンの表情・・・すっごくいいです。
おそらくワタシはまだ「応援上映」には行けません。
頭の中では一緒に「We are the Champions~」と歌いながらも、あの「応援上映」のファンの方たちの熱量で一緒に応援することはできないでしょう。
どうしてかな?と考えて、こんな結論に至りました。
ワタシは「応援上映」に行くほどのファンの方に比べたら「にわかファン」だということ。
自分ではそう思っていなかったけれど、きっとそうです。
だからフレディの死をあの時、本気で悲しまなかった。
あの時本気で悲しんだ人は、今蘇るQueenの音楽をあの時の自分の情熱として応援できているのでしょう。
(彼らが今回泣いていないということではありません)
でもワタシは『今』初めてフレディの死に直面しているのです。
だからまだ、その悲しみの真っただ中で、悲しくて悲しくてたまらないのです。
その悲しみから逃げるには、また映画を観に行くこと。
行けばそこに輝くフレディ(Rami)がいるのですから。
Rami演じるフレディが本物のフレディより好きなのも、本物のフレディと真剣に向き合ってこなかったから。
おそらくそんなことなんだろうと思いました。
この映画は異例のロングランで、おそらくお正月までやるでしょう。
ワタシはたぶん3回目に行きます。
ワイドショーで「5回目です!」とかいう人を信じられなかった
「そんな映画あるかいな?」と思ったけれど、どうやらこの映画にはその中毒性がありますね。
ワタシはきっとRamiに会いにまた行くでしょう。
そして、Blu-rayはもうぜーーーーったい決定ですっ!
追伸:
2回目の時、空いている席を予約するのに、カミテ通路側の端の席をとりました(ネットで)。
当日、席に行ったら、他にも空いている席はたーーーくさんあるのに、すぐ隣の席にお姉さんらしき女性がいらっしゃいました。
(暗がりで見た感じお姉さんでしたが、同い年かも)
なぜこんなに空席があるのに、すぐ隣に取る?
せめてもう一つ隣りにずれるとかしてくれてもいいのに。(ワタシが予約した時は隣りは空席でした)
ポップコーンのいい香りが隣りから流れ、最初こそムムム・・・でしたが
「こうなったらお友達と来たと思って気にせず行こう」と映画に集中し、
その映画は11時から13時半までのお昼またぎだったので、ワタシもおにぎり持参で行きまして(笑)
ポップコーン磯の香り
ハンカチを忘れたワタシが涙を手で拭うのに対し、そのお姉さんはハンカチで目頭をずっと抑えていました。
ぐすんぐすん
なんだか、最上段の端っこで2人、結果的に心は一つ・・・みたいな面白い体験でした。
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