先日、15年使った冷蔵庫を買い替えたんです。
冷凍庫も冷蔵室も壊れていなかったし、消費税のUPを意識しての買い替えでもなかったのですが、
自動製氷ができなくなったのと、どうも裏側で少し床に水が漏れているような(霜取りホース?が切れている)症状が出ていたので、
結果的に駆け込み需要のように増税前に買い替えることになりました。
新しく買い替えるんなら・・・と希望にあふれてサイトを回り、「これ!」と決めて電気屋さんに行きました。
欲しかったのはこんな風な6ドアのやーつ。
観音開きのドアを「フレンチドア」と言うんですってね。
覚えたてのフレンチを連発し(笑)、一度は買ってみたかったこれにしましょ~
オットがカード決済をし、晴れて冷蔵庫は我が家のものになりました。
続いて電気屋さんの見積もりへ
見積もりというのは、我が家はキッチンが2階にあり、搬入経路を確認してもらわないといけないんだそうです。
「これにしましょ。じゃ明日持ってきてね」
で話が済まないのが1階にキッチンがない場合の段取りだそうで、まずは見に来てもらって搬入経路を決めなきゃいけないんだって。
あ、集合住宅の場合は違いますよ。
外階段を通り上階に冷蔵庫を運ぶ場合は、玄関から先は1階と同じなわけですから、この限りではありません。
そして、契約業者さんが我が家のサイズを測りに来た時、新たなことが判明しました・・・
「今回購入したこの6ドア冷蔵庫、リビングのドアを入れませんねぇ」
マジですかい
しかも、処分する予定のこの冷蔵庫もリビングのドアを通れないって言うじゃないの。
「ででで?どういう方法がありますかい?」
憧れのフレンチを手に入れるにはどどどーしたらいいの?
いらない冷蔵庫を外に出すにはどどどういう方法があるのよ~?
・・・思い返せば15年前。
この家を建てて越してきたとき、冷蔵庫はベランダ下から人力で吊るし上げてもらったんだわ。
紐でグルグル巻きにした冷蔵庫を大勢の男性が「せーの!」とベランダに引き上げてくれたんでした。
しかし、電気屋さんの契約業者さんは『人力での吊り上げ』はしないと言う。
「クレーン車を用いた搬入になります。費用は3万円+tax。」
ということで「今日は帰ります」
「引き続き、クレーン会社さんの見積もり日を決めてください」
えぇ~クレーン会社はまた別の会社で、どこの窓を使ってどう上げるかをまた見に来るって言うのねぇ?
これね。
冷蔵庫が壊れてての買い換えだったらもう泣くしかないところでしたね。
冷蔵庫は冷えない、なのになかなか届かない。
これはキツかろう。
つくづく「まだ使えるのに買い替える」気になった自分たちをホメたくなりましたよ。
お隣の庭が広く、そこをお借りすればクレーン車は入る。(自宅の庭だと屋根を超えないと窓がない)
お隣に面した窓を使えば憧れのフレンチさんも、処分冷蔵庫も搬出入できるわ。
ってことで隣家にお話に伺い「近々間口のサイズを測らせてもらいやす」
・・・と並行して引っ越し業者さんへ一斉見積もりも出しました。
あのね、家具を全部引っ越したいって言うんじゃないのよ。
冷蔵庫をベランダからちょこっと上にあげてもらって、下におろしてもらって、それだけなの!
一斉見積もりに対する各社の回答は思ったより厳しいものでした。
●うちは冷蔵庫の搬入だけではお引き受けしません。
●クレーンを用いてならやりますが、人力は無理。お値段5万円。
●中古の冷蔵庫なら運びますが(クレーンで)、新品の冷蔵庫はいかなる方法でも扱いません。
等々。
昨今はクレーム対応にシビアらしく、外壁やフェンスが壊れる恐れがあるので人力での吊り上げはやらないし、新品の冷蔵庫にも傷がついたとの文句が多いんだそう。
「うちは文句言いませんから~」とすがってみたとて、実際にそうなればこれ、言いたくなるのが人の常でもありますね。
そして何より大きいのは、
The 人・件・費 アーンド 人・手・不・足
アリさんもパンダさんも、たかが冷蔵庫1台のために4人もの人を集めるのが困難なんですねぇ。
そして実際にクレーン会社さんが見に来た結果、
「お隣の庭は奥は広いけれど間口が狭いですなぁ。3万円のクレーン車(3t車)では入らないので特殊車両を用意しまひょ。
費用は5万円+tax」
冷蔵庫1台に5万円・・・
しかも、その特殊車両は順番待ちであと2週間後になります。
冷蔵庫は壊れてないからいいの。焦っていないの。
けど、もうこんなことをかれこれ1か月近くやっていて、特殊車両を使う日は増税後だと
54,000→55,000円になるっていうのね。
くっ・・・
引っ越し屋さんにはほとんど振られ、お隣だっていつウッドデッキを作るかわからないわ。
次に冷蔵庫を買い替えるときが10年後としても、私たちももう若くはない。
その時にまたクレーン会社に見に来てもらったり、高額代金を搬出入に使ったり、窓を外したり・・・
もうそんなことはしたくないわね。
ってことで、オット、
「冷蔵庫のサイズを小さくしよう!憧れの6ドアは新しく家を建てたらその時に買ってやる。
今回は処分品を外に出すためにクレーン車を使うのは仕方ないとしても、
次回からはもう家の中の階段を通って、リビングのドアも通って買い替えができるサイズの冷蔵庫にするしかないよ」
・・・うん。そうだね。
ワタシも引っ越し業者さんをいつかまた探すのはもう嫌だ。
クレーン代に5万円も使うなら、そのお金で別の家電を買い替えたりもできるよね。
では新しい冷蔵庫をまた見に行って、さらに我が家は何センチ角の冷蔵庫なら買えるのか、もう一度電気屋さんに測りに来てもらおう。
そんないきさつで、フレンチ6ドアをキャンセルし、新しい冷蔵庫を決め、いよいよ納品日が決まりました。
つづく
冷凍庫も冷蔵室も壊れていなかったし、消費税のUPを意識しての買い替えでもなかったのですが、
自動製氷ができなくなったのと、どうも裏側で少し床に水が漏れているような(霜取りホース?が切れている)症状が出ていたので、
結果的に駆け込み需要のように増税前に買い替えることになりました。
新しく買い替えるんなら・・・と希望にあふれてサイトを回り、「これ!」と決めて電気屋さんに行きました。
欲しかったのはこんな風な6ドアのやーつ。
観音開きのドアを「フレンチドア」と言うんですってね。
覚えたてのフレンチを連発し(笑)、一度は買ってみたかったこれにしましょ~
オットがカード決済をし、晴れて冷蔵庫は我が家のものになりました。
続いて電気屋さんの見積もりへ
見積もりというのは、我が家はキッチンが2階にあり、搬入経路を確認してもらわないといけないんだそうです。
「これにしましょ。じゃ明日持ってきてね」
で話が済まないのが1階にキッチンがない場合の段取りだそうで、まずは見に来てもらって搬入経路を決めなきゃいけないんだって。
あ、集合住宅の場合は違いますよ。
外階段を通り上階に冷蔵庫を運ぶ場合は、玄関から先は1階と同じなわけですから、この限りではありません。
そして、契約業者さんが我が家のサイズを測りに来た時、新たなことが判明しました・・・
「今回購入したこの6ドア冷蔵庫、リビングのドアを入れませんねぇ」
マジですかい
しかも、処分する予定のこの冷蔵庫もリビングのドアを通れないって言うじゃないの。
「ででで?どういう方法がありますかい?」
憧れのフレンチを手に入れるにはどどどーしたらいいの?
いらない冷蔵庫を外に出すにはどどどういう方法があるのよ~?
・・・思い返せば15年前。
この家を建てて越してきたとき、冷蔵庫はベランダ下から人力で吊るし上げてもらったんだわ。
紐でグルグル巻きにした冷蔵庫を大勢の男性が「せーの!」とベランダに引き上げてくれたんでした。
しかし、電気屋さんの契約業者さんは『人力での吊り上げ』はしないと言う。
「クレーン車を用いた搬入になります。費用は3万円+tax。」
ということで「今日は帰ります」
「引き続き、クレーン会社さんの見積もり日を決めてください」
えぇ~クレーン会社はまた別の会社で、どこの窓を使ってどう上げるかをまた見に来るって言うのねぇ?
これね。
冷蔵庫が壊れてての買い換えだったらもう泣くしかないところでしたね。
冷蔵庫は冷えない、なのになかなか届かない。
これはキツかろう。
つくづく「まだ使えるのに買い替える」気になった自分たちをホメたくなりましたよ。
お隣の庭が広く、そこをお借りすればクレーン車は入る。(自宅の庭だと屋根を超えないと窓がない)
お隣に面した窓を使えば憧れのフレンチさんも、処分冷蔵庫も搬出入できるわ。
ってことで隣家にお話に伺い「近々間口のサイズを測らせてもらいやす」
・・・と並行して引っ越し業者さんへ一斉見積もりも出しました。
あのね、家具を全部引っ越したいって言うんじゃないのよ。
冷蔵庫をベランダからちょこっと上にあげてもらって、下におろしてもらって、それだけなの!
一斉見積もりに対する各社の回答は思ったより厳しいものでした。
●うちは冷蔵庫の搬入だけではお引き受けしません。
●クレーンを用いてならやりますが、人力は無理。お値段5万円。
●中古の冷蔵庫なら運びますが(クレーンで)、新品の冷蔵庫はいかなる方法でも扱いません。
等々。
昨今はクレーム対応にシビアらしく、外壁やフェンスが壊れる恐れがあるので人力での吊り上げはやらないし、新品の冷蔵庫にも傷がついたとの文句が多いんだそう。
「うちは文句言いませんから~」とすがってみたとて、実際にそうなればこれ、言いたくなるのが人の常でもありますね。
そして何より大きいのは、
The 人・件・費 アーンド 人・手・不・足
アリさんもパンダさんも、たかが冷蔵庫1台のために4人もの人を集めるのが困難なんですねぇ。
そして実際にクレーン会社さんが見に来た結果、
「お隣の庭は奥は広いけれど間口が狭いですなぁ。3万円のクレーン車(3t車)では入らないので特殊車両を用意しまひょ。
費用は5万円+tax」
冷蔵庫1台に5万円・・・
しかも、その特殊車両は順番待ちであと2週間後になります。
冷蔵庫は壊れてないからいいの。焦っていないの。
けど、もうこんなことをかれこれ1か月近くやっていて、特殊車両を使う日は増税後だと
54,000→55,000円になるっていうのね。
くっ・・・
引っ越し屋さんにはほとんど振られ、お隣だっていつウッドデッキを作るかわからないわ。
次に冷蔵庫を買い替えるときが10年後としても、私たちももう若くはない。
その時にまたクレーン会社に見に来てもらったり、高額代金を搬出入に使ったり、窓を外したり・・・
もうそんなことはしたくないわね。
ってことで、オット、
「冷蔵庫のサイズを小さくしよう!憧れの6ドアは新しく家を建てたらその時に買ってやる。
今回は処分品を外に出すためにクレーン車を使うのは仕方ないとしても、
次回からはもう家の中の階段を通って、リビングのドアも通って買い替えができるサイズの冷蔵庫にするしかないよ」
・・・うん。そうだね。
ワタシも引っ越し業者さんをいつかまた探すのはもう嫌だ。
クレーン代に5万円も使うなら、そのお金で別の家電を買い替えたりもできるよね。
では新しい冷蔵庫をまた見に行って、さらに我が家は何センチ角の冷蔵庫なら買えるのか、もう一度電気屋さんに測りに来てもらおう。
そんないきさつで、フレンチ6ドアをキャンセルし、新しい冷蔵庫を決め、いよいよ納品日が決まりました。
つづく
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