いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

宴会の下見です。 at 慶福楼(厚木)

2014-04-08 | 外食
オットが地元の自治会のボランティアをやっているのだけど、今年、会計の順番が回ってきたの。

会計とは読んで字のごとくお金の管理もするほかに、懇親会の集まりなどには場所を見つけて手配するお仕事もあるのね。
一番の雑用係なんだ。

近々、新メンバー・旧メンバー入れ替えの「歓送迎会」があるらしく、そのお店をみつけるためにオットはいろんな所を検索したりしていました。
地元の集まりですから、いきなり新宿・六本木まで行くわけにはいかない。
交通費を出す余裕もないし、移動が長くてはいけないし、なるべく地元(市内)を利用することが地域貢献になるよね。

とは言っても、近所にあるココイチで宴会ってのも寂しいので(笑)、駅前や隣の駅まで視野に入れて検索してみたんだって。

駅前の中華料理店でいくつか候補を見繕って、『飲み放題』メニューがあるところを日曜日に歩いて実際に見てみたよ。
車は邪魔だから家に置いてきて、歩いて探したのね。

日曜日にやっていないお店は確実に平日の会社員狙いのお店だねー。
「ここもお休みかー」とか小雨の中、傘をさして歩いてみたんだ。

ケイフクロウ?
これ、場所どこ?

と、スマホの地図を逆さにしたりして歩いてみたら、
「あら!これっていつも駅のホームから見えているお店だ!仏壇屋さんの隣だよ!」
なーんて、いつもホームから見下ろしていた、改札と逆のお店でした。

雨も寒いし、時間も2時近いしでお腹もすいてるし、今まで入ろうと思ったことがないけどもうここでお昼にしようよ。
一応、宴会メニューの話も聞いてみようね。

で、オットが頼んだのが、セットメニューのタンタンメンと半チャーハン(900円)


ワタシはジャージャー麺(700円)


こんな麺料理は宴会で食べるメニューじゃないけど、この3品を食べればだいぶ「おいしい・まずい」はわかるんじゃない?
…といただいてみたら、どれもおいしいー

タンタンメンはちゃんとゴマの香りもするし、チャーハンには赤いチャーシューが入ってる!
ラーメン屋さんは街にたくさんあるけど、ジャージャー麺を扱っているところはなかなかないでしょ。
ここは、シイタケたっぷり・おいしい肉味噌のたーっぷりかかった本格的なジャージャー麺だわ

まったく地元をどれだけなめてるんだ…ってハナシだけど、「まるで中華街みたーい!」とよく調べてみたら、
なんと中華街にもお店があるみたい。

こんな地元の、毎日見ていた店が、ルーツのしっかりした中華料理店だと知って嬉しい発見。

宴会メニューも3,000円から15,000円までラインナップが豊富で、従業員の中国の方に詳しく説明していただいて、ほぼほぼここで決めたい感じ

オットはさっそくメンバーの皆さんに「一斉メール」で日程の調整をしていたようです。

 

会の下見とは言ってもこれは自腹(笑)
倉庫の飲み物の補充やら不足品の買い出し、配布書類の作成と、雑務の度に今年は奥さんも一緒に頑張らなくちゃ!

ハーフコートの日

2014-04-07 | ファッション


毎日のお洋服をアップしている方のブログを見ると、だいたいイメージが決まっていて、オトナっぽい方は毎日オトナっぽく、パンツが好きな方は毎日パンツだったりします。
ワタシのような雑種も珍しいのかもしれませんが、概ねカジュアルを基本に、たまにOLさん風があったりと、楽しく毎日考えています。

今日は、初めてニット類をやめてみました。

電車の中はちょっと間違うと暑くて汗がダラダラ…
職場でも暑くてニット一枚脱ぎたくてもインナーがヒートテックだったりすると脱ぐこともできず苦労することがあるので、今日はネルシャツの下に柄物のTシャツを着て、いつでも脱げるように。
総裏地のついたハーフコート…これはもともとライナーがないタイプなので、真冬に着るのは無理。
温度をコートで調整してみようと、こんな格好になりました。



おじ靴の中に入れておいたインナーソールが、他の靴に移して以降行方不明になってしまった。
この靴にはインナーソールがないと少しゆるくて滑る感じがあるので、出勤途中に100均でソールを買い、駅のベンチで仕込みました。
うん。快適!

結局、職場ではたいして暑くもなく(むしろ肌寒い)、ネルシャツを脱ぐことはなかった今日でした。

新宿御苑は大賑わい

2014-04-07 | 季節のハナシ&植物
去年はゆっくり桜を見る時間がなかったけれど、今年は四谷に出たついでに新宿御苑に寄ってみました。

御苑には、成人式の少し前、振袖を着て写真を撮りに来て以来。
日本庭園を背景に、黄色い総絞りの自分の姿は覚えているのだけど、あのとき一緒に写真を取りに来たのが、高校の友達の秀子だったか大学の友達の美由紀だったか…少し記憶が薄らいでおります(笑)
そんな昔…

入場料がいくらだったかも記憶になくて、1,000円ぐらいするのかと思ったら、たったの200円!
駐車場にははとバスもたくさん停まっていて、とても国際色豊かな観光客で大賑わいでした。

まず、目を引いたのが大きな温室!


歩き甲斐のある温室の中には、世界各国の珍しい熱帯植物があって、バナナの木もカカオの木もスターフルーツの木も、実がついた状態でありました。


繊細さがワタシの父のお気に入りだったアジアンタムのお化け。
このアジアンタム、でっかーい

こっちが普通のアジアンタム。

細かい葉っぱが繊細できれいよね。(すぐ枯れちゃうけど)


こっちはお化けー

アジアンタムもシダの一種なので、ジメジメした所が好きな植物。
何度チャレンジしても枯らしちゃうからもうやらない。

他にもワタシの大好きなシダの群生もあって、ハワイ島で行ったkanahele…じゃなかった、森を思い出す感じでした。


マングローブで育つ植物を栽培しているところもあって、水辺の植物が素敵。


温室内から外を見ると、桜を楽しむ人たち。
おうちの窓から見える景色が毎日こんなだったらいいのになー(笑)





新宿御苑の桜は、枝が地面近くまで這い出しているので、背伸びをしなくても顔の近くで桜を背景に写真が撮れます。


こんな写真が自分の目の高さで撮れるから、一眼レフを持った人もたくさんアップを撮っていましたよ。


中国人だけじゃなく、欧米の人たちもたくさんの言語が飛び交う都会の真ん中のサンクチュアリ。

日本のSakura、Ohanamiはいかがですか?
ちょうどいい季節に日本に来られて良かったですね~

芝生もきれいに整えられて座り心地の良い場所ばかりだし、来場者のマナーもいい新宿御苑。
こちらはアルコールの持ち込みが禁止(入口でcheckあり)でした

お酒を飲んで騒ぎたい人はUenoへ行った方がいいわね






オットを連れて牛タン! at 圭助

2014-04-07 | 外食
忌引き休暇最終日にどこへ出かけようかと考えて、結局電車に乗って都内に出ようということにしました。

浅草も行きたかったし砂町商店街も行ってみたかったけど、きっと新宿に着いた頃にはもうお昼だしってんで、ワタシの提案でオットが絶対に喜びそうな牛タンを食べに行くことにしました。
ここはワタシの職場にとても近く、この前ランチで入って気に入ったの。

まぁ任せておきなさいよ、と四谷三丁目の『圭助』へ。


まずはオットは昼からビール
ぷはーっ
お疲れさまだったねー。

頼んだのは、ランチメニューから「牛タン1.5倍定食」(¥1,600)


厚切りの牛タンが1.5倍盛りで出てきて、サラダと小鉢、とろろと唐辛子味噌の箸休めがついてきます。

筋切りされた分厚いタンがすっごくお肉を噛んでいる食感で、香ばしくておいしいの!

「どう?」と聞いたら、
「これは、おいしい!」

時に天の邪鬼な所もあるオットだけど、「これはうまい!」と素直に喜んでくれました。

ワタシはタンにあまり詳しくはないのだけど、焼肉屋で最初に頼む「とりあえずタン塩」とこの牛タンは同じものなの?
焼肉屋さんのタン塩は、我が家的にはあまり感動がなくて、最近は「とりあえずタン塩」は割愛されることが多いんだけど、この分厚くて柔らかいタンは本当に素晴らしいと思うわー。

それと、箸休めの唐辛子味噌が美味しいんだよねー。

食べても食べても減らない(減るけども)大盛りのタンを噛みながらビールで流し込むオットは、昨日父と永遠の別れをしてきた彼から、少しいつもの彼に戻ってきたようで、ワタシもホッとしました。

  

今から16年前、ワタシの母が亡くなって、葬儀から最初に家に戻った日には、ともすれば泣いてしまうワタシをチェーン店の『ジョリーパスタ』に連れて行ってくれて、「好きな物を食べなさい!」とやってくれたオット。
『ジョリーパスタ』は、それまでワタシが何度入りたいと言っても「こんな店イヤだよー」とスルーされていたお店だったの。
今でもふっとあのお店の光景が浮かび、あの夜の寂しさと温かさを同時に思い出すことがあるのだけど、今度はワタシがオットにそれを返す番と、絶対に喜ぶであろう牛タンを食べに来ました。
満足してくれたなら良かった。


食後には飲み物も付いているので、ホットとアイスのコーヒーをいただきましたよ。


仕事を休んだ日に、会社のまん前のお店にランチに来るワタシ…
ちょっと変だけど、まぁいいや(笑)

週末よしもと がやってくる!

2014-04-07 | Weblog
告別式を終えた翌日、オットはこの日まで忌引き休暇があったので、ワタシも会社を休んでこの日はリフレッシュしようと決めていました。

スーパー銭湯にも行きたいし、ロマンスカーに乗ってどこか行くのもいいねー。
おいしいものも食べたいし、何をしようか…
と、モタモタしてるうちに結局何もできなくなるのが我が家の常。

数日留守にしていたので、ポストにたまりまくっていた郵便物を整理して、市の配布物を見たら、5月のある土曜日に市の文化会館に『週末よしもと』がやってくるみたいだよ。

「どれどれ、誰が出るのかな?」とオットと2人でチェック

16時からの第1部は
・中川家
・月亭方正
・COWCOW
・アジアン
・プラスマイナス
・ジャルジャル
・パンサー
・ジューシーズ

うーん…今一つ食指が動きませんな~

19時からの第2部はどう? と見てみたら、
・中川家 → 博多華丸・大吉
・月亭方正
・COWCOW
・アジアン
・プラスマイナス
・ジャルジャル
・パンサー
・ジューシーズ → ウーマンラッシュアワー

2組が変更になるらしい。

すごい!
華・大!
すごい!
ウーマンラッシュ!

見る見る見るーーー 第2部を見るー

見たいコンビが一気に2つも増えたら、これは決定でしょう
COWCOWも好きだし、方正の落語もちゃんと聞いてみたい。
これで、パンサーがジャングルポケットだったら完璧だったなぁ(笑)

なんか、昨日の今日で少し疲れて見えるオットだったけど、
先に明るいイベントを予定することで、今日の活力にしているよう?
きっかけは何だっていいよね。
セブンイレブンまで2人で歩いて前売りチケットを無事発券できて、
今日のささやかな喜びだ

週末よしもとがやってくる土曜日は、オットは会社に言わないと休めないけれど、
「四十九日なんで」と言って休むことに決めたらしい(笑)
ホントはその一週前の日曜日に四十九日は終わっちゃうんだけどね

いーよいーよ。
お父さんが使える最後の嘘だもの。
この日は思い切り笑ってこようね。

貴重なパン・レストラン at 用賀倶楽部

2014-04-06 | 外食
義父の入院する病院は実家から近かったのだけど、そこへ行くときに通る道に見つけたレストランがあったの。




義母に聞いたら、義母も時々行くベーカリーレストランなんだって。

メインを一品オーダーしたら、飲み物とスープがブッフェになるらしい。
ここは天然酵母のパンがおいしいと評判で、パンの食べ放題も200円?追加すればできるらしい。

「それはいいねー。お父さんの病院に行くついでに来ようよ」

そう話していたのにもう病院へ行くことがなくなってしまい、お通夜の日のお昼に義母と3人で行きました。

喪服の準備さえしちゃえば葬儀当日も忙しくはないし、「お昼どうするー?」と話していて、「じゃあ、あそこにしようよ」「そうしよう!」とスンナリ決まったよ。



店内にはワンちゃんOKのスペースもあって、小雨の降る日でしたがそちらにもペット愛好家の方が集まっていました。(入口は別の配慮)





決して華美ではないシンプルな店内でしたが、空間にゆとりがあって居心地がいいわー。




無声で映画も流していて、フランス映画かイタリア映画のその色調がインテリアをさらに素敵に見せています。

ランチタイムなのにすいているのねー…と思ったら、義母がいつも頼むブッフェは平日のみのランチメニューで、日曜日のこの日はやっていないらしい…(母も知らなかった)
そうと知っていれば日を改めたのに、もう座ってお水も飲んじゃったし、仕方ない、定価のお料理をいただくか。
(ちなみに、帰る頃には店内は満席でした)

3人で適当にシェアすることを前提に、

マルゲリータと、


イカのジェネベーゼソースパスタと


前菜の3種盛りを頼みました。
左から、サーモンクリームチーズのチーズガレット,大山鶏のモツァレラチーズ,パテ・ド・カンパーニュ。
おすすめのパンも今日はブッフェじゃないらしく、小さなパンが4つ乗ったディッシュを500円で追加したの。

平日ランチならメイン料理が1,000円ぐらいで選べるのに、この日はそれよりも高く、ピザとパスタは1,300円ぐらいだったけど、前菜の3種盛りは1,800円!

OH-
お値段的には、さすが世田谷。
思いがけずプライスが贅沢ランチになっちゃったけど、味はおいしかったー。

ピザもパスタも天然酵母のパンも、本当においしかった。

私は特に、チーズガレットに挟まれたサーモンのクリームチーズがおいしくて、これを食べ放題のパンに塗って食べたかったなー。
小さなロールパンやバゲットでは、3人で分けたら1人前はわずかで、ちびちびとケチケチと食べたよ(笑)

  

実家に泊まると、私たち夫婦はいつも朝ごはんの前に近所をお散歩するの。

夫の昔の話を聞いたり遊びに行ってたエリアまで行ってみたり、砧公園や馬事公苑に行くにも近いんだよ。

「今朝はパンが食べたいから買いに行こうよ」と用賀周辺のパン屋さんを検索したら、朝早くからやっているパン屋さんがなくてびっくりしたこともあったな。
横浜には朝7時からやっているパン屋さんがゴロゴロあって、それこそしのぎを削っているから、早起きパンに困ったことがなかったの。
でも、用賀~桜新町にはパン屋さんが少ないわー。



この『用賀倶楽部』も朝早くはないけれど、それでもパンのコーナーが併設されているからここらへんに住む住民にはきっとうれしいことだと思うわ。

私も明日(告別式の日)の朝食用に、ハニートースト(700円)を買ってみました。


これはねー…うーん、ハニーのかかっている部分が深さの3分の1までと少なくて、思ったよりおいしくなかった。それに、ココアパウダーがハニーとは合わなくて邪魔だったし、これで1斤700円ではダメね。
横浜だったら、もっとおいしいパンがもっとお安く買えるもの。

でも、ランチで出てきた温かいパンは本当においしかったよ。
今度は平日ランチで、パン食べ放題で来たいよー。

平日は近くのテニスコートの利用客でいっぱい、休日は普段来られないパパが奥さんに連れられてブランチを食べにくる…そんなお店みたい。
イメージとしては、○水圭&香坂○ゆきとか○ロミ&伊○みたいな人が家族連れで来ちゃうようなところだな。


太~いタバスコ!

あ、駐車場がないのもさすが世田谷

3月のネイル(3) 弔事用ネイル

2014-04-02 | ネイルアート
わずか1週間前に施した可愛い黄色いネイルでしたが、お父さんの頑張りももはやここまで…とお葬式になってしまったので、喪服を取りに帰ったタイミングで潔く落としました。
ネイルなんて、またやればいいのです。
えいっ!

けれど、ヌードになったワタシの爪は乾燥カラカラですぐに折れてしまう状態なので、透明ジェルで5層ほど塗りなおして補強をしました。
この指先も清潔感があってなかなかいいじゃないですか。
しばらくはこの指先でいてみようと思います。

…と本来はこれだけの記事で終わるはずのことでしたが、少し悲しいことがあったので書きます。

近しい身内に私と同じようにジェルネイルをしている母娘がいました。
霊安室で私は「ジェルは落とさなきゃね」と話しました。
普段サロンを利用している2人は自分でジェルを落とすことはないので、私が専用の除光液を持ってきてあげるからと約束をしました。

けれど…
いろいろ不愉快ないきさつがあって、その2人は結局ネイルを落とさず式に参列しました。

これが自分の姪や姉なら「早く落としな!」と強く言えるものだけど、やはりそれよりは私の常識を押しつけることもできず、「あーあ。ネイルも落とさず来ちゃうんだ…」と悲しくなりました。

最初「ジェルを落とそうね」と言った時、その身内は「えー、落とさないとダメかなぁ?」と言いました。
でもその爪は、もう伸びに伸びていて、ハゲにハゲていて、ほっといてもすぐにサロンに行くような状態なの。
どこをどう見ても、もったいないような状態じゃない。
「もったいないのは私の方だよー」と半分おどけながら、私は自分の作:1週間のピカピカネイルを見せました。

でも、義父の葬儀など毎月あるものでもなし、そこにピカピカネイルでずっと後ろめたく思うなら私はすっきり落とすことはいとわなかったの。

除光液を持ってきてあるから自分でやりなねと告知したにもかかわらず、いろいろ理由をつけて取りに来なかったその母娘。
それは理由以前に「落とす気がない」ってことだと思います。
いくら義父の死を悲しく思っていても、なぜそこまではできなかったのか…悲しむ姿はうわべではなかっただろうけど、やはり義父の葬儀を軽く思われているようで、私にはとても悲しかった。

母が母なら娘も娘…親が範を示さずにどうするんだと、あえてここで言います。


こんな風にじくじく思う私がおかしいのかと、知恵袋さんで調べてみちゃった。
《葬儀 ネイル》とね。

そしたらやはり、葬儀にマニキュアで参列するのは誤りであると。

葬儀にはこちらの『欲』を極力出さないのが正しいらしく、
もしあなたの気持ちが
《マニキュアをしたい > 弔意を表したい》
と、マニキュアをしたい自分の欲が勝つのであれば、あなたは弔問をすべきではありません、と書かれていました。

メイクも同様で、例えば死者が女性である場合、その死者の死に化粧より自分の方がきれいに見られたいと濃いメイクをしていきたい欲があるなら、それは間違いであるらしい。
スッピンである必要はないけれど、濃いメイクをしたり、巻き髪グルングルンで行くのは自分自身の欲なんだって。
本当にそうだなーと思った。

百歩譲って弔問客ならまだしも、遺族側である者が上記のようなことでは決していけないと書いてありました。

そういう私も一つ反省していることがあって、
喪服を取りに帰った時に、黒いストッキングがなくて…でも、コンビニに買いに行く時間はたーーーくさんあったのに、「ま、いいか」と80デニールのタイツで参列したの。
それが正しくないことを知っていたのに。
いつもはストッキングをちゃんとはくのに、今回それを横着したことは、私もいけない親族なんだ。
知っていてやるのは知らないでやるよりもっといけないことです。
お焼香の時、甥っ子のお嫁さんが薄い黒ストッキングでいるのを見て、すごく恥じ入りたかった…

「うす墨」というのは日本では「悲しみを表す」色で、葬儀にはそれが良いと。
80デニールは「防寒」という欲なんだよね

深く深く、反省します…


もし、たまたまここまで読まれたジェルネイル愛好家の方がいたら、あなたのネイルがいつもサロンでやってもらうものであるのなら、やはり最低でもジェル用除光液だけは自宅に用意しておいてください(アセトン100の物です)。
いざ、落とさなきゃ!というシチュエーションになった時、サロンが開いているとは限りません。
マニキュアなら簡単なことでも、ジェルネイルやスカルプは専用の物が必要です。

悪いことは言いません。
あなた自身が非常識と呼ばれないために。
それが嫌ならお葬式には行く必要はありません。

いつも「おしゃれだねー」と友達に言われているあなたが、真のおしゃれさんになるためには、TPOをわきまえたおしゃれをしてほしいな、と思います。

普段個性的なネイルの友達が葬儀の時にすっぱりヌードで参列したら、私はそれってすごくカッコいいと思うし、周りはちゃんと見ているということを覚えておいてほしいと思います。

努力呼吸 というもの

2014-04-02 | 家族・おうちバナシ
義父が入院したのが2月の上旬。
入院時には《余命3ヶ月》と言われていたのですが衰弱が激しかったようで、どんどん下方修正されました。
3月中旬には「今月を越せるかどうかです…」との宣告もありました。

家族から見たら昨日も今日も差がないようで、血圧や心拍の数値も変わらないし、何をどうして余命を算出できるのかが不思議でした。
きっと、お医者様にしかわからない何かがあるのでしょうね。

亡くなる2日前に夫が仕事帰りにひとりで病院へ行った際には、今まで痛いと動かしていた手もダランと身体の横にある状態で、きっと痛みさえも麻薬で抑えていたんだろうと思います。
「だいぶ意識も薄くなっているようだ」と帰宅した夫は言いました。

そしてその2日後の朝に「今日か明日がヤマです」と知らせが入り、そこから数時間で義父は旅立ったのだけど。

この「ヤマ」「危篤」がどうしてわかるのかなーと家族みんな知りたかったの。
それは決して病院を責めているのでもなく、ただ単にどこを見て判断するのかが知りたかったのね。

そしたら、《努力呼吸》という言葉を担当医師が教えてくれました。
私達家族みんな、へぇーと初めて聞いた言葉でした。


義父のように徐々に衰弱していく病状の場合どこで判断するかと言うと、呼吸が変わるんだそうです。

人間は横になっている時、普通は腹式呼吸が自然にできています。
お腹が上下する呼吸ね。
それが、肩を上下させ必死に体内に取り込もうとする呼吸…努力して呼吸すること…に変わると、そこからはあまり長くないそうです。
ゆったりしたお腹の呼吸から口先で吸うような呼吸に変わるのが、あるサインになるそうです。
もちろん全ての危篤がこの限りではないでしょうが、義父の場合はこの呼吸になった時が「家族に電話」のタイミングであったと。
看護婦さんも、もちろんそれをご存じで、「長いこと医療に従事していればその変化がわかります」とおっしゃいました。

ネットで検索してみたら、確かに《努力呼吸》についてのブログを書かれている方もいたし、人生何十年生きてきても、知らない言葉ってあるんだね。

義父はそのサインを以って、義母に「早く病院に来い!」と知らせてくれました。
最後の努力呼吸を必死にしていたんだね。

なんか、家族の霧が晴れたような言葉でした。

義父を送りました

2014-04-02 | 家族・おうちバナシ
夫のお父さんが他界しました。

病院から実家に「危篤で今日・明日がヤマです」と連絡があり、それは私達夫婦の休日でもある木曜日の朝のことだったので、では病院に行こうか…と仕度をしているところに「今、亡くなった」と甥から再び連絡が入りました。
朝10:40のことです。

結局、義父を看取れたのは義母と甥っ子の2人でしたが、もう2ヶ月も闘病をしていたので、悲しみより安堵が先に立ちました。
私達はあわてずに霊安室へ行きました。

気道が狭まり、長いこと必死に口呼吸をしていた義父は、まるで今でも息をしているかのような表情でした。
でも、気道確保のための喉の切開もしなかったので、外傷もないその姿はホッとしているようだったと思います。

義母がひとりになるのが心配で(二世帯同居の兄家族が階上にいるけれど)、その日の晩は実家に泊まりました。
和室には、2ヶ月ぶりに自宅に帰った義父もいます。
葬儀社との打ち合わせが済めば義母の話し相手になること以外、嫁である私が実家ですることなどあまりありません。
続々と駆け付けた姉家族やら、甥っ子たち、総勢16名でお寿司をとり、晩ご飯を食べました。
私はヒマをごまかすように、冷蔵庫にあるあり合わせで温かいお惣菜を2つ作りました。
どんな寂しい夜でも、やはり若い甥っ子や姪っ子、孫がいるとにぎやかで、家族っていいもんだなーと思わされますね。

翌金曜日は、私は実家から午前中だけ仕事に行きました。
会社近くにあるおいしいお弁当を夫と義母に買って帰り、お昼を3人でとりました。

義父の枕もとにお花を添えてあげたくて川崎にあるお花屋さんに行くことにしたら義母も行くというので、3人で出かけました。
車での外出は、ほんの少し義母の気晴らしにもなったかな。

私が買ったのは、黄色のシンビジウム。


自分の父の時も枕もとにはこれだったように、私はやはり黄色のシンビジウムが大好きなの。
(一番好きな花は、もっと小さいオンシジウム)

義母は、旦那さんにピンクの小さな胡蝶蘭を買いました。


入院患者にはタブーの「寝付く」ももう気にしないでいいし、鉢植えと切り花で義父のいる和室は華やかになりました。



その日は夜遅くにいったん自宅に帰宅し、自宅で寝ました。
お洗濯やら喪服の準備やら、自宅にいればやることはいっぱいあります。


朝の光の中、夫と私は、棺に入れる手紙を父に宛てて書きました。

筆不精の夫は、どんなに頼んでも私に手紙一つくれたことがないけど、「一生に一度お父さんに手紙書いたらどう?」との提案に素直に応じました。
どんな内容にしようがどんなことを書こうが私は一切関与しないでおこうと決め、目の端で様子をうかがっていたら、鼻をすすりながら下書きをしているようでした。
「こんなんでどう?考えてたらちょっと泣いちゃった…」
素直な夫には照れもないのか、私に校正を求めてきました(笑)
短いなりに夫の思いが詰まった父への手紙だったと思います。

もしいつか、夫が私に手紙をくれるとしたら、この人きっとその時も私に校正を頼むんだわーと苦笑いしながら、2人分の手紙と2人が写る写真を封筒に入れました。

土曜日はまた実家に戻り、翌 日曜日が通夜、月曜日が告別式でした。

通夜は激しい雨の中で営まれましたが、告別式は暖かい桜満開の中で行われました。
そうそう。
消費税が上がる前にお葬式だなんて、「おとうさんエライよねー」と家族で笑い合いもしましたよ(^^)


お父さん、87年間お疲れさまでした…
私とはわずか20年のお付き合いでしたが、今までたくさんのサポートをありがとうございました。
お母さんが驚くほど、口数の少ないお父さんから会話を引き出していたにぎやかな嫁でしたね。
またいつかお相撲の話、しましょうね。

たいしたことはできないけれど、お母さんをこれからも守ることと、夫と仲良くしていくことだけは約束できるから安心してね。