今年の初めからアカデミー賞で騒がれていた映画「バベル」を観逃すところであった。4月28日から上映されていましたが・・・1か月遅れの5月26日(土)に主人と観にいきました。菊池凛子さんが助演女優賞ノモネートで騒がれましが・・・
「バベル」は、その名の通り、旧約聖書に出てくる人間の愚かさを象徴した「バベルの塔」をモチーフにした作品。
モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、ブラッド・ピット、役所広司らが演じるキャラクターが、それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく衝撃のヒューマンドラマ。
★あらすじ★
壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。その銃はチエコの父ヤスジローが狩猟に訪れたときの置きみあげ・・・
なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。
世界中のつながりが密になり、6人程度の友人を経由していけば目に見えないつながりによって結ばれるようになる。(スモール・ワールド・ネットワーク)
日常のチョットした行き違いから、地球全体を悲劇へと引きずり込んでしまうような出来事が結果として起こりえる。・・・
コミニュケーション不全からもたらされる悲劇・・・
生きていくには、他人との付き合いを絶つことはできない。
容易に想像できない因果関係(連鎖)を考えさせられる映画です。