ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「第18回青少年支援セミナー」まで3週間

2012年03月03日 19時05分10秒 | ホーププロジェクト
 先日お知らせした2011年度の標記イベント。2日間という日程はここ数回続けていますが、今回から1日を「講座」に、あと1日を「シンポジウム」に充てる内容に変更しました。

 今回は1日目を「講座」とし、2講座をご用意。いずれかまたは両方選んで受講し、不登校とひきこもりのプロセスとそれに沿った見方や対応について学び、不安が軽くなる日です。
 その開催3週間前となったきょうは、その内容をご紹介します。詳細は下記宛案内書をご請求ください。

husta@@nifty.com(@をひとつにし、件名を「セミナー案内請求」としてください)


講座1)『不登校・ひきこもりのプロセス~点ではなく線で見る~』

 子どもの不登校とおとなのひきこもりの経過について、過去の実体験と相談員としての経験をもとにいくつかのパターンを示したうえ、すべてに共通する考え方を提言します。また、立場の違う考え方と比較しながら、当事者が求める対応や支援を探ります。本人の状態に一喜一憂しないで適切な判断ができるようになるための講座です。

講師:丸山康彦(当スタジオ代表兼相談員)
高校時代の不登校体験と大学卒業後のひきこもり体験に、相談員としての援助経験を肉づけした“体験的不登校ひきこもり論”にもとづく支援システムを構築。『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』の執筆・配信は10年目に突入。


講座2)『事例で考えるひきこもり~再適応か新生か~』

 「ひきこもり状態だったときは、時間が止まっていた」「ひきこもりから抜け出して、時間が動き出した」。当事者が語る「時間の動かなさ」とは何なのか、彼/彼女たちはどのように時間をとり戻していったのか。論文のなかで丸山のひきこもり体験を取り上げた早稲田大学の関水氏と本人が対談します。論文の抜き刷りを配布します。

講師:関水徹平(早稲田大学文学学術院非常勤講師・社会学)
 ひきこもり経験者へのインタビューを行なってきたほか、いくつかの支援団体で居場所のボランティアスタッフをしてきた。ひきこもりに関する論文多数。この講座では論文で取り上げた当人とともに“社会復帰の常識”を問い直す!


「第18回青少年支援セミナー」1日目の要項を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする