ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

ひきこもり研修会講師業務のお知らせ

2018年05月24日 12時01分22秒 | 代表丸山の活動
 去る19日の「NPO法人Node」設立記念イベントで第2部の司会がうまくできなくて落ち込んでいる、当スタジオ代表の丸山です。

 さて、1週間後の31日(木)、東京の港区勤労福祉会館で「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」主催「ひきこもり問題の理解促進と支援力向上のための研修会~長期高年齢化を防ぐための家族会からの提案~」の前期基礎編で、3コマのうち最後のコマの講師をつとめます。

 これは、同団体が3年前に実施した厚労省の助成金事業で作成した冊子『地域におけるひきこもり支援ガイドブック』(金剛出版が書籍化し販売中)の執筆陣が講師をつとめる研修会として、昨年度は年4日、今年度は年5日のスケジュールで企画開催されているものです。

 昨年度は執筆した項目ごとにそのまま執筆者が講師をつとめましたが、今年度は講師の専門分野ごとに担当することから、私はこの日『ひきこもりの理解と対応~ひきこもり家族支援に必要な視点~』という、私にふさわしいテーマをいただきましたので、先日開催した「不登校・ひきこもりセミナー」での講演と今年度2年目を開講する「ヒュースタゼミナール」の講義を取捨選択して組み合わせて“経験者相談員”の立場からお話しします。

 また、1コマ目と2コマ目では、福祉と心理の大ベテランの方が、アセスメントや長期化への対応について豊富な経験をもとにしたお話が聴けます。

 この日にご参加いただければ、ひきこもりへの心理と対応の基本がわかり、特に相談担当者の方々にはスキルアップに役立つこと請け合いです。

 なお、参加資格は特にありませんので、どなたでもご参加いただけます。申込期間は明日までとなっていますが、定員に達していないため延長される可能性があります。ご関心の方は主催団体にお問い合わせください。

 当日、ひとりでも多くの方にお会いすることを楽しみにしております。


開催要項を見る
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臨時休業日のお知らせ

2018年05月22日 17時02分06秒 | 運営
 蒸し暑さが続いている南関東ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 

 さて、当スタジオは諸般の事情により、今週と来週の水曜日を臨時休業させていただきます。
 また、来月も開室日を減らす方向で検討に入っております。確定した日程は、来月の業務カレンダーに反映させるとともに、1日に本欄でお知らせいたします。

 水曜日のご利用をご検討くださっている方には誠に恐縮ですが、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

 今後とも当スタジオへのご支援ご利用のほどよろしくお願い申し上げます。



ホームページの下部にある更新した業務カレンダーを見る
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「不登校・ひきこもりセミナー2018」開催報告

2018年05月17日 18時20分02秒 | ホーププロジェクト
 季節が1か月速く進んでいるような暑さを感じるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、遅くなりましたが、当スタジオ初開催の「不登校・ひきこもりセミナー2018」を簡単に報告します。

 後半でふたつのグループに分かれて全員参加のトークを行うプログラムだったため、定員30人という小規模イベントとして企画した結果、当日は参加者27人とほぼ想定どおりで、後半のグループトークもほどよい人数に分かれて話に花が咲き、企画意図のとおりのイベントになったようです。

 まず、オープニングで丸山が、当スタジオの業務内容とイベントの開催趣旨をお話しし、連続講座「ヒュースタゼミナール」の今年度を開講するにあたってのキックオフ(立ち上げ)イベントの位置づけを兼ねていることをはっきり伝えました。

 続いて第1部の講演に移り、メールマガジンの最新号に初めて書いた“新ネタ”を含めて「不登校/ひきこもり状態への見方」について、世間一般はもとより親御さんや関係者によくある否定的な見方と比較しながら語り、当スタジオが実践している対応の基本方針を説明しました。

 休憩を挟んで第2部に入り、丸山と瀧本裕喜氏による対談と、割田大悟氏が進行するクロストークの、ふたつのグループに分かれました。

 対談では、当スタジオがかつて20回にわたり定期開催した「青少年支援セミナー」で多用していた「人物対照表」をもとに、ひきこもり体験の部分と現在の相談業務におけるお互いの異同を取り上げながら、重要な点については詳しく話し、随所で質問を受けました。
 なかでも、相談業務で親御さんに理解してもらうために、比喩(メタファー)を多用しているという共通点を強調するため、最後に“たとえ話山手線ゲーム”を行い、理解を促すために使っているたとえ話を交互に披露したことは、楽しみながら理解が進む効果があったのではないでしょうか。

 いっぽうクロストークでは、昨年度初開講した連続講座「ヒュースタゼミナール」(ヒューゼミ)のスタッフのひとりをつとめた割田大悟氏が、通年受講者のうち当事者の母親の立場の方とひきこもり支援をやりたい方に質問しながら参加者全員にも発言を促すファシリテーションによって、絶え間なく発言が続きました。
 丸山の講演の感想から始まり、割田氏の専門である「ピアサポート」とヒューゼミの内容との共通点、受講者の受講前の状況と受講後の変化や学んだこと、などが語られたあと、当事者や親御さんが、自分やわが子の体験とそこから得たものを語りました。
アンケートからは、「当事者の話が聴けて良かった」という複数人の親御さんと「親御さんの話が聴けて良かった」という当事者の方がいらして、親子が同じ場で語り合うことの意義が感じられたグループでした。

 このイベントは、毎年春に定期開催していく予定です。また来年も、同じような濃密な語り合いと相互理解が進む温かい場を創出することをめざします。ご参加の方々、スタッフの方々、ゲストの瀧本さんと割田さん、ありがとうございました。

 来たる26日には、この続きとも言える連続講座「ヒュースタゼミナール」の第1回が開講されます。ご関心の方はひとつ下の記事をご覧のうえ、ぜひご受講ください。
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「ヒュースタゼミナール」2年目開講のお知らせ

2018年05月05日 11時35分40秒 | 新規業務
 今年のゴールデンウィークもいよいよ終盤、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 さて、不登校/ひきこもり状態に特化し、本人への理解や相談現場での家族への対応のあり方を広めるため、昨年度当スタジオが初めて通年実施した連続講座「ヒュースタゼミナール」(ヒューゼミ)は、新規スタッフの方々や「しゃべるの会」に参加経験のある方などで6人の定員が最初から埋まったまま全9回の日程を終了しました。

①本人の心理から相談と家族会の理念やスキルまで体系的に学べるカリキュラム
②講義に加えワークやロールプレイといった演習を行う受講者参加型の内容
③イベント実習や家族会見学といった実践的な回をはさむ稀有な日程

 といった特色で実施したため、手探り状態で反省点が多々あったものの、受講者の方々からはご好評をいただき、担当者の丸山と2名のスタッフ(割田大悟氏、遠藤恭子氏)を含め全員のつながりもできました。

 そこで今年度、反省点をもとに内容を再検討したうえで、2年目のヒューゼミを全8回で開講するはこびとなりました。その趣旨を説明したプレスリリース文を次に掲載します。

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 不登校児童生徒の人数が最多を更新、15~39歳のひきこもり者が54万人など、衝撃的な調査結果が相次いで公表され、特にひきこもりの長期高年齢化が社会問題になっています。

 その一因に、行政をはじめとする関係機関の相談体制の不備や相談担当者の理解不足により、多くの場合最初に相談する親御さんが疲弊し諦めてしまう傾向が指摘できます。

 これを防ぎ、相談や家族会で親御さんが本人に適切な接し方ができるよう支援する「家族支援」を適切に行える人材が不足しています。

 そこで、不登校と社会的ひきこもりを専門とする民間相談機関「ヒューマン・スタジオ」(代表・丸山康彦、神奈川県藤沢市鵠沼藤が谷3-12-28悠生館)では、10年以上の実践によって培ってきた家族支援の理念とスキルを広めるため、連続講座『ヒュースタゼミナール』全9回を昨年度初開講。今年度も5月26日(土)から全8回を開講し、不登校・ひきこもりの相談と家族会の実践に不可欠な、本人の心理や対応の基本スキルの習得をめざします。

 このような不登校とひきこもりの家族支援に特化したスキルを体系的に学ぶ研修、とりわけ元当事者が企画し進行する研修は、当スタジオの知るかぎりほとんどなく、稀有な講座であるといえます。

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 このように、ヒューゼミは相談や家族会など日頃の実践でお悩みの方や、これから学習を始めたい方には最適な講座です。さらに、経験者や親御さんなど、ご自身の課題やお悩みへのヒントを求める方にも参考になる内容が満載です。

 受講資格は特になく、どなたでも1回からでも受講いただけます。ただし定員超過の場合のみ「全回通しで受講=通し受講」の方を優先させていただきます。

 会場は横浜市内、第1回は5月26日(土)の夜です。

 概要は下記リンク先ページ(そこからのお申し込みは通し受講の方のみ受け付け)をご覧ください。さらに詳しい内容を掲載した案内書をご希望の方は、当スタジオにメールで、現物と原稿データのいずれかをご請求ください。

 担当の丸山とスタッフ一同、ひとりでも多くの方とご一緒する1年になることを願っております。


↓当スタジオのメール(☆を@に変えて送信)
husta☆nifty.com


「ヒュースタゼミナール」の概要(申込フォームあり)を見る
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業務カレンダーに5月の予定を掲載

2018年05月01日 14時50分52秒 | ホームページ
 季節が1か月早く進んでいるような気温の南関東ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、今月の業務日程を入力しました。

 今年のゴールデンウィークも暦どおりの運営日程としておりますが、代表の丸山の仕事や活動が立て込んでおり、連休中もスタジオを開室する日があります。また、そのほかの原則休業日(土日月祝)も、後半の月曜日は終日開室する予定ですので、週末や週明けのご利用をご希望の方は、ご利用希望日の表示をクリックして、内容(ご利用の可否)をご確認ください。

 その他の平日では、一部休業日(一部の時間だけ利用できる日)や臨時休業日を1,2日ずついただいていますが、それぞれ1日程度増える可能性がありますので、業務カレンダーを随時ご確認くださいますようお願いいたします。

 また、今月の当スタジオは12日(土)にイベント「不登校・ひきこもりセミナー2018」を、26日(土)に連続講座「ヒュースタゼミナール」の第1回を、それぞれ開催するというあわただしい1か月となります。さらに代表の丸山は、19日(土)に開催される新団体の設立記念イベントでスタッフを、31日(木)に開催される他団体の研修会で講師を、それぞれつとめることになっています。

 それらにつきましても、業務カレンダーの表示をクリックして概要をご覧のうえ、ぜひご参加・ご受講くださいますようお願いいたします。

 なお「ヒュースタゼミナール」の詳細につきましては、ゴールデンウィーク中に当ブログで発表する予定です。

 ゴールデンウィークの中盤以降も心ゆくまで楽しまれることをお祈りしております。


【業務カレンダーの表示について】

 当スタジオの業務時間(原則)である午前10時~午後4時を基準として、そのなかの一部をお休みする日は「一部休業日」と、すべての時間をお休みする日は「臨時休業日」と表示されています。

 毎週土日月曜と祝日は「原則休業日」と表示されています。これは「ご予約が入っていなければ休業できる日」という意味であり、必ず休業するわけではなくお問い合わせ・ご利用の両方またはお問い合わせが可能な日や「一部休業日」と同様の日がありますので、カレンダーの表示をクリックしてご確認ください。

 代表の講演等で休業する日は「講演のため」「イベント出演のため」などと休業理由を記載しています。詳細は当ブログで順次お知らせしていますのでご確認ください。
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