ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「しゃべるの会」第9回開催のお知らせ

2012年03月31日 14時17分52秒 | 家族会
 2012年度初めての親の会「しゃべるの会」が、2週間後の4月14日(土)、神奈川県立青少年センター別館「青少年サポートプラザ」(先日の「青少年支援セミナー」1日目を開催した場所)で開催されます。

 当日は、まずテキストの読み上げの前に、担当者から先日開催した「第18回青少年支援セミナー」の報告があります。その際、参加された方がいらっしゃればその方にもご感想をうかがいます。

 テキストは、おなじみメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』192号(2月配信)です。191号でお話ししたのとは別の角度から「本人が元気になってきてもなかなか支援を受けられない心理」をお話ししたものです。

191号ととともに事前にお読みのうえご参加いただければ、よりスムーズに話し合いに入っていただけると思いますが、テキスト(192号)は用意しますし、話し合いはテキストのテーマや内容に関係ないことでもかまいませんので、どなたでも安心してご参加ください。

 3年目に入るこの会は「3か月に1回」というペースは変えませんが、毎回週を変えて開催していたそれまでの2年間と違い「第2土曜日」に固定して開催することになりました。どうぞ1年間(4回)のスケジュールを空けておいていただき、毎回ご参加くださいますようお願いいたします。


「しゃべるの会」(第9回)の開催要項を見る
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「第18回青少年支援セミナー」終了

2012年03月26日 14時55分15秒 | ホーププロジェクト
 きのう、2日目「シンポジウム」を開催。第1部の「代表講演」よりも第2部の「パネルトーク」のほうが参加者が多く、パネリストのひとりである勝山実氏目当ての参加者が、当事者を中心に少なからずおられたことが明らかになりました。

 それもあって、この日の参加者は18回のセミナー史上最多の44名が参加(うち1日目に引き続いての参加者は6名)。そのうえ、終了後のアンケート回収率も歴代最高の80%と、講師・パネリストの4名の話から参加者の皆様がいろいろお感じになったことがうかがわれました。


 第1部の「代表講演」では、丸山が自身の不登校時代に受けた対応をもとに、ふたつの観点から「不登校・ひきこもりの青少年への見方と、それにもとづく対応」を分類し、肯定的な見方と、それにもとづき本人の意思を真剣に受け止め協力する姿勢を当事者が求めていることを示唆しました。
 これには「“支援”に対する嫌~な感じを言葉にしていただいた気がしてスッキリしました」という経験者の方もおられました。


 休憩をはさんで第2部の「パネルトーク」では、テレビ番組『朝まで生TV』を真似て、2名の司会者(こちらも不登校経験者)がまず丸山に見どころを聞き、そのあとパネリストを着席順に呼び込むというオープニングをはじめ、休憩時間明けに会場からの発言を求めたり、エンディングで2名の司会者が丸山の両脇に立って感想を語ったりと、ディテールにまでこだわった演出に、終了後の懇親会で勝山氏が「企画の打ち合わせでクロストーク案の例として挙げただけなのに、始まったら丸山さんがすっかり田原総一朗になっていたので、自分は大島渚にならなければと思った」と振り返ったほどでした。

 まず、このプログラムを企画する契機となった林恭子氏が口火を切り「専門家や支援者に分析され解釈され、見当違いの支援をされてきた私たち当事者が声を上げる必要」を、自身が昨年末に出演したマイノリティーが話すイベントで皆同じことを考えていたときの感動とともに語りました。

 続いて伊藤書佳氏が「就職において年齢制限が撤廃されたように、学歴差別も撤廃されるべき」など、当事者より社会を変える必要性を主張しました。

 これを受けて、まず丸山が近年の社会の動向について「アウトリーチ(訪問支援)の推進など、国がめざしている支援体制が当事者のニーズに合っていない」という問題意識にもとづき「ひきこもりガイドライン」や「子ども・若者育成支援法」への見解を勝山氏に求めるところから議論がスタート。

 勝山氏は「現在の社会状況では技術を習得しても働き口がない」として“就労支援が実らない現状”を指摘し、伊藤氏が全国110か所の「地域若者サポートステーション」に年間20億円の税金が投下されていることを指摘すると「税金が支援団体を維持するのに使われてしまい、ひきこもり当事者に届いていない」というしくみを変えるべきだ、という点で一致しました。

 その流れで、勝山氏が「敬老パスのひきこもり版を発行すれば、外出しやすくなることと人数が自動的に把握でき巨費を投じた調査が不要になることの一石二鳥」という政策提言を披露するなど、前半は批判を含めた支援論や社会論、そして具体的な提言に花が咲きました。

 休憩をはさんで後半に入ると、丸山がパネリストの個人的な感覚や考えに比重を移しながら話を聞いていきました。

 林氏は、丸山の「当事者は何を求めていると思うか」という問いに、ズバリ「お金」と答え「どんな支援が良かったか」という問いには、8人目に巡り合った精神科医が自分を症例としてではなく肯定的に見てくれたこと、「新ひきこもりについて考える会」や自助グループに参加していたこと、などが自分にとって良かったと語り、専門家をはじめとする周囲の見方や「支援しなければ良くならない」という通念に再考を迫る見解を提示しました。さらに「満員電車にぎゅうぎゅう詰めにされることへの違和感が理解されない」という発言には、参加者のなかにも共感する方がおられました。

 最後に「当事者以外の人に理解されるか」と「意見の異なる当事者どうしはつながれるか」という丸山の問題意識が検討されました。

 まず「当事者の体験談は理解を広めるか」という丸山の疑問に対し、体験談を語った経験が豊富なパネリストたちからは「自分の体験が成功例として受けたが、それで理解が広がったとは思えない」という否定的な感想の一方で「失敗談を話すことが大切。それによって体験談はひきこもり資産になる」と勝山氏が主張し、成功例ばかりが語られるイベントの現状に一石を投じました。

 さらに「もっと早く引き出してほしかった」など意見の異なる当事者との連帯の可能性には、難しいしそもそも必要ないのでは、という意見が大勢を占め、「個人個人が発信すればよい」という結論に達しました。

 こうして、当スタジオ初の「当事者どうしのクロストーク」は盛り上がりを見せながら終了となりました。

 今回招いたパネリストは、それぞれイベント出演歴が豊富な話し上手な方ばかりだったので、打ち合わせにはなかった丸山の振りにも的確に答えてくださり、また丸山の振りを待たずに発言し合う場面も何度もあって、活き活きとしたトークが展開されました。丸山はこういう当事者人脈を持った幸運をかみしめていました。パネリストの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。


「第18回青少年支援セミナー」2日目の要項を見る
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「第18回青少年支援セミナー」1日目終了

2012年03月24日 21時06分27秒 | ホーププロジェクト
 きょう、1日目「講座」を開催。2講座とも定員に迫る受講者数となり小さな会場は熱気に包まれました。ふたつの講座は「ひきこもりのプロセス」の部分が共通していたうえ、2講座目には皆さん空気になじんできたせいか、1講座目よりたくさんのご意見ご質問が出て、終了時間が30分オーバーしたほどでした。受講者どうしが意見を交わすという、少人数制の「講座」ならでは場面もありました。

 明日は会場を移して2日目「シンポジウム」を開催。“朝まで生TV”風に進行する「パネルトーク」が楽しみです。専門家・支援者とは違う不登校・ひきこもり当事者の視点からどんな支援論・社会論が飛び出すか? 申し込み不要ですので、ぜひご来場ください。

「第18回青少年支援セミナー」2日目の要項を見る
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「第18回青少年支援セミナー」まであと1日

2012年03月23日 18時56分46秒 | ホーププロジェクト
 いよいよ明日、標記イベントの1日目「講座」を迎えます。きょうもお問い合わせが来ましたし、事前のお申し込みや参加連絡にある程度の当日申込者が加わって、ソコソコの人数になりそうです。

 不登校・ひきこもりの青少年が望んでいるプロセスや、何を感じ考えているのかについて一緒に考えませんか。当日いらした方をお断りすることはありませんので、ご関心の方はぜひお越しください。


「第18回青少年支援セミナー」1日目の要項を見る
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「第18回青少年支援セミナー」2日目まであと3日

2012年03月22日 16時57分37秒 | ホーププロジェクト
 きょう午後4時で標記イベント2日目(25日)「シンポジウム」の事前申し込みを締め切りました。今後は参加ご希望の方は当日直接会場にお越しください。

 満席までにはかなりの余裕がありますので、お問い合わせの必要なく当日会場受付でのお申し込みでご参加いただけます。

 5日前の本欄に記したとおり、テレビ番組の「朝まで生TV」の雰囲気で行なうことになり、進行の丸山が“田原総一朗風”になる「パネルトーク」は、全体の進め方も似せることにしました。どう似せたか、ぜひ会場でお確かめください。

 下のリンク先ページで要項との末尾のリンク先地図をご覧いただき、これまでの本欄で内容をご確認いただいたうえ、ぜひお越しください。お待ちしています。


【訂正】「案内書」をはじめ「業務カレンダー」「メールマガジン」ほか内外の媒体において、会場を「かながわ県民活動サポートセンター(かながわ県民センター内)301会議室」としていたのは「かながわ県民センター301会議室」の誤りです。お詫びして訂正いたします(「業務カレンダー」の記載は訂正しました)。
 なお、場所が違うわけではありませんので、安心してお越しください。


「第18回青少年支援セミナー」2日目の要項を見る
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「第18回青少年支援セミナー」1日目まであと3日

2012年03月21日 17時50分30秒 | ホーププロジェクト
 きょう午後4時で標記イベント1日目(24日)「講座」の事前申し込みを締め切りました。今後は参加ご希望の方は当日直接会場にお越しください。

 満席までにはかなりの余裕がありますので、お問い合わせの必要なく当日のお申し込みでご受講いただけます。

 これまでの本欄をご覧のうえ、ぜひお越しください。お待ちしています。

「第18回青少年支援セミナー」1日目の要項を見る
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「第18回青少年支援セミナー」まで1週間

2012年03月17日 19時26分35秒 | ホーププロジェクト
 いよいよ“開幕”まで1週間となった標記イベント。今回の開催趣旨は、専門家の講演や支援団体の実践報告にはあまり出てこない<当事者が求めている理解・対応・支援・学校・社会>をお伝えすることにあります。

 それをじゅうぶんお知りいただくには、1日目の講座で「理解・対応・支援のあり方」を学んだうえで2日目の講演とパネルトークをお聴きいただくことが理想ですが、もちろんご都合と関心に応じて、1日目の「講座1」「講座2」、2日目の「シンポジウム」の3プログラムのなかからひとつ以上お選びのうえご参加いただければ損はありません。

 そこできょうは、出演者どうしの関係や企画の経緯など、どこにも書いていないことを公開します。ご一読のうえご参加いただければ、さらに興味深く聴いていただけること間違いなしです。

       *       *       *

 1日目は、昨年6月に開催した「青少年支援オープンカレッジ」を、講座数を削減して引き継いだプログラムです。
 
 注目は、オープンカレッジで開講した『事例で考える不登校』と同様、論文の筆者と当スタジオ代表の丸山が対談する『事例で考えるひきこもり~再適応か新生か~』です。丸山をはじめとするひきこもり青年数名のプロセスをたどった部分に関連して、丸山の体験談と筆者の関水徹平氏(早稲田大学文学学術院非常勤講師)の研究ノートから<ひきこもりの終わり方>が明らかになります。ひきこもり当事者の生の声から、歩みとその意味が浮かび上がります。

 2日目は「パネルトーク」に注目です。不登校とひきこもりの経験者4名が登場。これまでどのイベントにもなかった、今後もないであろう組み合わせです。

*丸山康彦:当スタジオ代表兼相談員。当事者と支援者の両方の立場で不登校・ひきこもり論を語る。
*伊藤書佳:編集者。不登校から市民運動へ。著書・共著2冊。ひきこもり飲み会の世話人。
*勝山 実:各方面に絶賛されている著書『安心ひきこもりライフ』は1万部超え。全国各地で講演。
*林 恭子:事務や司書をしながら当事者グループや勉強会などに関わる。夫もひきこもり経験者。

 じつは、この4名は互いに仲良し。丸山は林氏と「ヒッキーネット」というネットワークで長年一緒であるのに加え、ふたりと勝山氏、そして1日目の講座で講師をつとめる関水氏の4名は、横浜で毎月行なわれている「新ひきこもりについて考える会読書会」で一緒なのです。これに伊藤氏が勝山氏の著書を編集した縁で輪に加わった、という経緯です。
 ちなみに、伊藤氏が世話人をつとめている飲み会「いけふくろうの会」には、勝山氏はもちろん丸山も参加経験があります。

 このような関係のなかで、林氏や勝山氏らの間で「専門家や支援者ばかりが当事者のことを論じている。当事者がもっと発信しなければ」という問題意識が共有されるようになっていました。特に、昨年10月に開催した当スタジオの設立10周年記念イベントに対談者のひとりとして出演した林氏は、対談のなかで「今後は自分たちのように当事者が発信することができる場や機会を増やしていきたい」と発言したことを丸山が印象深く記憶していて「青少年支援セミナーをその機会のひとつに」と願って企画したものが、今回のテーマと内容になったのでした。

 そこで企画決定後、林氏に当事者の思いの“総論”を書いてもらい、その一部を案内書やメールマガジン『ごかいの部屋』に掲載したわけですが、ここでも掲載しましょう。

               ●

 今まで不登校やひきこもりは、散々専門家や支援者と呼ばれる人たちに分析され、語られ、治療されてきたけれど、本当の私たちの思いが正しく理解されてきたとは思えず、誤った理解から見当違いの支援が多くなされてきたと思っています。
 その象徴的なものが「就労支援」だと思いますが、ここは勝山さんにお任せします。

 もうひとつは「治療」です。
 確かに二次的な症状が現れ、精神科にかかることもあると思うけれど「病気だから治す」という考えでは、不登校とひきこもりを理解することは出来ないと思う。
 そういう意味からも、私は「社会的ひきこもり」という括りの中に、精神障害や発達障害を入れることには抵抗を感じています。
 支援の内容がまったく異なるからです。

 まだ考えがまとまってはいませんが、以上のようなことから、私は本人が自分の言葉で語ることが重要なんじゃないかと思うようになりました。
 自分たちで何が必要なのか、何はいらないのか、どんな支援が欲しいのか、どんな人に関わって欲しいのかを発信すること。
 個別に状況や事情が違うので「代弁」は出来ませんが、それぞれのとても個人的な体験こそ、みんなに共有できるものかもしれないとも感じています。
 体験談を話すことでも、インタビューを受けることでも、書くことでも、それぞれが可能な方法で発信が出来たらいいと思っています。

               ●

 どうです! “経験者が話すといえば体験談”というイメージがありませんか?

 このパネルトークでは、そうではなく4人のパネリストが<今言いたいこと>を自在に話す予定です。そのため、勝山氏の提案で“朝まで生テレビ風”なトークにすることになっています。“田原総一朗役”をつとめるのは、もちろん主催者でもある丸山です。

 2日目は、最初のプログラム「代表講演」での話しぶりから一転、“田原総一朗風”の語り口や身振りに変貌する丸山にもご注目ください。

       *       *       *

 出演者一同、当日ひとりでも多くの方とお会いできることを願っています。

 参考までに、勝山氏によるセミナーの紹介、伊藤氏のツイートを収録した当スタジオの公式ツイッターアカウント、林氏と丸山の体験談が掲載されている新聞記事をリンクしておきます。


「ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 横浜 2011/03/25 (日)」<勝山実氏ブログ『鳴かず飛ばず働かず』

伊藤書佳氏のツイートを収録した当スタジオ公式ツイッターのお気に入り欄

ひきこもり経験者に聞く「“核”を曇らせない生き方を」(林恭子氏)<不登校専門紙「Fonte」2010.8.2

ひきこもり経験者 丸山康彦さんインタビュー<不登校専門紙「Fonte」2010.8.23
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『ごかいの部屋』2012年3月号外配信

2012年03月16日 13時40分48秒 | ホーププロジェクト
 偶数月配信の当メルマガは、翌月に公開業務(セミナーや親の会などの集まり)を開催する場合にかぎり奇数月にも号外として配信しており、今月はそれに該当しますので、きのう1日遅れで配信しました。

 翌月の公開業務とは「第9回しゃべるの会」。『ごかいの部屋』の最新号をテキストに、筆者の丸山代表を囲んでご家族どうしで語り合う、当スタジオ独自の親の会です。
 これを「来月のスタジオ」欄でお知らせしています。

 メインの記事「特別企画」は、10日後に開催の「第18回青少年支援セミナー」の詳しいご紹介。(1)本欄でも明日ご紹介する「パネルトークのパネリストの思い」と、(2)本欄で2回にわたってご紹介した「プログラムの内容」の2点をほぼそのまま掲載しています。

 そのため真新しい内容ではありませんが、全文を読めば今回のセミナーの全体を知ることができるようまとめたものになっています。それに加え、リンクされている「業務カレンダー」掲載の参加要項と会場案内図(リンク先)をご覧いただければ、案内書を入手されていなくても安心してご参加いただけるものと思います。

 なお、案内書には各講師・パネリストのプロフィールの全文や、パネリストの不登校歴・ひきこもり歴と考え方などを並べた対照表などが掲載されています。そこで、さらなる詳細をお知りになりたい方は、ぜひ案内書をご請求ください。


【請求方法】
 「セミナー案内書請求」という件名で、ご住所と発信人名(「ヒューマン・スタジオ」でよいか個人名のほうがよいか)をご明記ください。

【請求先】
 husta@@nifty.com(@をひとつにして送信ください)

【申込み】
 請求いただいた案内書には申込書を挟み込んでお送りしますが、事前申し込みが必要な状況(満席間近)ではありませんので、当日に受付を簡単に済ませたい方以外は、事前にお申し込みいただかずに当日直接お越しいただいて大丈夫です。


『ごかいの部屋』3月号外を読む
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「第18回青少年支援セミナー」まで2週間

2012年03月10日 20時30分10秒 | ホーププロジェクト
 1週間前に1日目「講座」の内容をご紹介した標記イベント。今回は2日目を「シンポジウム」とし、毎回恒例の「代表講演」と不登校とひきこもりの経験者が揃って意見交換する「パネルトーク」を実施。不登校とひきこもりの単なる体験談ではなく、ご家族のみならず支援関係者や社会に向けた話から、より広い視野に立った理解や対応・支援のヒントを得ることができる日です。

 開催2週間前となったきょうは、その内容をご紹介します。詳細は下記宛案内書をご請求ください。

husta@@nifty.com(@をひとつにし、件名を「セミナー案内請求」としてください)


代表講演)『不登校・ひきこもりの見方って?~経験者からの問い~』

 不登校やひきこもりの青少年への対応・支援は、周囲の見方によって大きく変わります。そこで、講師が不登校時代に受けた対応・指導を材料に、青少年への見方を4つに分類してそれらがどのような対応・支援につながるのかを明らかにしたうえで、青少年の状態と意思を肯定的に受け止めることの重要性と効果を提言します。

講師:丸山康彦(当スタジオ代表兼相談員)
高校時代の不登校体験と大学卒業後のひきこもり体験に、相談員としての援助経験を肉づけした“体験的不登校ひきこもり論”にもとづく支援システムを構築。『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』の執筆・配信は10年目に突入。


シンポジウム)『当事者も声を上げよう~私たちの視点で語る不登校・ひきこもり~』

 不登校・ひきこもりの青少年は何を思い、何を求めているのか。単なる体験報告ではなく、支援から社会制度にいたるまで、あらゆるテーマを俎上に載せて議論します。たとえば「不登校は減りさえすればよいのか」「ひきこもりは病気や障碍か」「就労支援は有効か」「体験していない人に理解されるには」等々。当事者が発信することの重要性を訴えることもこのプログラムの目的です。

パネリスト(肩書はご本人の案を掲載・プロフィールはご本人の文案を一部または大幅に加筆編集):

丸山康彦(開業相談員/青少年支援ガイド)=司会進行を兼ねる

伊藤書佳(編集者/不登校・ひきこもり当事者と居酒屋で語り合う「いけふくろうの会」
世話人)
中学2年の2学期から学校に行かなくなる。卒業後「学校開放新聞」というミニコミづくりや原発反対運動に参加。著書『超ウルトラ原発こども』『子ども発 知りたい国連子どもの権利条約』(いずれもジャパンマニスト社)など。

勝山 実(ひきこもり名人/『安心ひきこもりライフ』著者)
自称「ひきこもり名人」。「ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー」と銘打った講演活動を精力的にこなし“信者”を増やしている。著書『ひきこもりカレンダー』(文春ネスコ)、『安心ひきこもりライフ』(太田出版)。

林 恭子(「ヒッキーネット」事務局/「新ひきこもりについて考える会読書会」世話人)
10代での不登校・20代でのひきこもり経験を経て、受付事務や司書を勤めながら当事者グループや勉強会に関わる。同じくひきこもり経験者の夫と生き延びる術を模索中。不登校・ひきこもり・マイノリティーなど数々のイベントに出演。


「第18回青少年支援セミナー」2日目の要項を見る
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業務カレンダーに3月の予定を掲載

2012年03月08日 20時43分03秒 | ホームページ
 お待たせしました。3月の業務日程をようやく入力しました。

 今月からの変更点として、

1)「原則休業日」の記載を、従来の「お問い合わせ・ご利用 可/不可」に加え「ご利用不可」を記載するようにしました。

 これは、原則休業日にもスタジオ業務が行なわれている日や、スタジオが留守でもお電話いただければ代表の携帯電話に転送される日が少なくないためです。業務カレンダーをご覧いただいて、ご利用だけでなくお問い合わせまで断念されないようお願いいたします。

2)「時間休業日」という分類を新設し、ご利用いただける時間帯が限られている日がおわかりいただけるようにしました。 

 これにより「ご予約を時間帯によってはおとりできる日」の存在をお知りいただき、スケジュールのご検討にお役立てください。

3月の業務カレンダーを見る


【業務カレンダーの表示について】

 原則休業日は「ご予約が入っていなければ休業できる日」という意味であり、必ず休業するわけではなくお問合わせ・ご利用が可能な日がありますので、可能かどうかをカレンダーの日付をクリックしてご確認ください。

 業務のお知らせを掲載した日は、それ以外(休業日など)のお知らせがシステム上掲載できませんのでご了承ください。
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