ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

2019年度の業務終了のお知らせ

2020年03月30日 11時59分00秒 | 運営
 新型コロナウイルス流行の影響で満開の桜を楽しむことも難しくなってしまった南関東ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 感染された方、発病された方にお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方とご遺族の方々には心からお悔やみ申し上げます。

 さて、当スタジオは規定により3月31日と4月1日を「年度休業」とさせていただいていますが、今年は明後日4月1日が定休日にあたっておりますので、明日の31日と合わせて例年どおり2日間のお休みをいただきます。

 よって、今年度の業務は本日までとし、このお知らせをもちまして当スタジオの2019年度を終了し、4月2日に次年度の業務を開始いたします。

 なお、休業期間中は現在ご利用中の方からの緊急のお問い合わせを除き対応できませんのでご了承ください。

 ところで、今年度は当スタジオの看板業務とも言うべきメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』のコラム(本文)が200本に、その一部を収録した単行本『不登校・ひきこもりが終わるとき』が4度目の増刷で累計発行部数が1万部に、それぞれ到達するという記念すべき年度となりました。

 ただ、前者につきましてはバックナンバーを公開していた配信サイトが1月でサービス終了したため、バックナンバーを閲覧していただけなくなってしまいました。
 そこで次年度は、バックナンバーから100本を厳選し順次掲載する試みをスタートするべく準備を進めております。

 今年度はまた、代表の丸山が引っ越さざるをえなくなり、1室を使用していた当スタジオも11年ぶりに移転いたしました。使用する部屋はひと回り小さくなりましたが、面接相談ができるスペースや玄関ホールの資料コーナーが確保でき、移転前と同様のスタイルで業務を継続することができました。また、移転前から移転後にかけ、ご利用の方を含む多数の方がお手伝いくださり、感謝に堪えません。厚くお礼申し上げます。

 今年度解消できなかった人手不足のため、移転後の混乱が残っているうえパソコンの故障もあり、当スタジオの運営はまだ安定を取り戻せていません。そこで、スタッフの募集をはじめあらゆる策を講じて新天地にふさわしい運営体制を実現することが課題です。

 そんな波乱万丈だった今年度を終え、次年度を迎える当スタジオに、倍旧のご指導お力添えを賜りますよう、心からお願い申し上げます。

 最後に、新型コロナウイルスによる感染爆発の防止はこれからが正念場とのこと。くれぐれもお気をつけてお過ごしください。
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「ヒュースタゼミナール」第7回補講のお知らせ

2020年03月12日 10時00分00秒 | 新規業務
 新型コロナウイルスによる生活や仕事への支障が発生しているこの頃、皆さまご無事でお過ごしでしょうか。

 さて、不登校/ひきこもり状態の心理や家族による対応のあり方を学ぶとともに、家族相談のスキル習得をめざす標記連続講座の第7回に欠席された全回通し受講者がいらっしゃったため、来たる28日(土)に補講を実施することになり、その回だけの定員不足分の単発受講を募集開始しました。

 この回では、親御さんからの不登校/ひきこもり相談の知識と実践の原則を講義したあと、よくある相談内容3ケースのロールプレイを行います。
 不登校/ひきこもり状態では、本人よりご家族とりわけ親御さんが相談なさることが多く、今回は親相談のスキルを身に着けていただける稀有な機会です。
 不登校またはひきこもりの相談をはじめとする支援の職にある方、その志望者の方はもとより、経験者やご家族の方、初学者の方など、どなたでも受講していただけます。

 なお、本講座は定員6人のため、通常補講は欠席なさった全回通し受講者の人数から定員を引いた5人を募集するところ、今回は新型コロナウイルス対策として2人だけの募集としております。ご関心の方は下記リンク先の告知ページをご覧のうえ、お早めにお申し込みください。

 時節柄ご体調にはくれぐれもお気をつけください。


第7回補講の告知ページ(申込フォームあり)を見る
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代表へのインタビューが掲載された書籍のご案内

2020年03月09日 10時00分00秒 | 代表丸山の活動
 今月に予定されていた2か所の依頼仕事(親の会のゲスト・学習会の講師)が両方延期になり、がっかりしている依頼仕事好きの丸山です。

 さて、メールマガジンの先月配信号をお読みくださった方や、先日開催した「ヒューマンスタンド」にご参加くださった方はご存知のとおり、去年の暮れに出版された“ひきこもり本”に、代表の丸山へのインタビューが掲載されました。
 そこで、3か月近く経ってしまっていますので、取り急ぎこちらでもご案内いたします。以下、メルマガの該当部分を一部校正のうえ転載します。

 時節柄、ひきこもり関連書籍が続々と出版されています。心理や支援の関係者による家族支援や家庭訪問による本人支援、ジャーナリストによるルポルタージュ、精神科医の斎藤環氏による新書、・・・等々。
 なかでもルポルタージュには、近年増えている“当事者コミュニティ”やそこで活動している当事者経験者を取材する内容が多く含まれ、何人もの当事者経験者が登場しています。
 そのなかで、私が登場する本が1冊だけあります。
 昨年暮れに出版された『扉を開けて~ひきこもり、その声が聞こえますか~』(かもがわ出版)です。http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ta/1062.html

 本書は、共同通信ひきこもり取材班が配信した連載記事の一部をベースに最新事情を加筆したもので、書籍化にあたり斎藤環氏と林恭子氏と私の3人へのインタビューが盛り込まれました。

 昨年の事件や悪質な自立支援ビジネスを含めてひきこもりをめぐる本人・家族・支援の現状を知るため、「ひきポス編集部」「UX女子会」「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」「アイムヒアプロジェクト」などの集まりやイベントなどで出会った当事者経験者・家族・関係者の声を丹念に拾い「ひきこもりフューチャーセッション庵-IORI-」に関わっている川初真吾氏による街頭アンケートの様子や結果を紹介して終わる構成。
 ひきこもりに関係ある人たちと一見関係ない人たちが一緒になって、社会全体で対応する時代が来るように、という記者たちの願いが込められているかのようです。
 また、巻末には「ひきこもり地域支援センター」「KHJ」「お役立ちサイト」「当事者メディア」といった多彩なリストが掲載され、読み終わったあとすぐに問い合わせや検索ができるよう便宜がはかられています。

 ちなみに、私にインタビューした記者の方は、拙著『不登校・ひきこもりが終わるとき』をお読みだったため「<願い>と<思い>の葛藤」を中心とした本人の心理や親相談の実情といった、私の“得意分野”をたずねてくださいました。
 掲載されたのは、2時間余りお話ししたなかのほんの一部ですので、言い尽くせなかったとか言葉足らずを修正しきれなかったとか、いくつか悔いがあるため、率直に申してその部分が誤解を招かないか心配です。インタビューに答える能力の不足を痛感するばかりですが、参考になれば幸いです。

 全体として、150ページと単行本としては薄めですが、タイムリーなテーマはほとんど盛り込まれていますので、ひきこもりをめぐる現状を網羅的に理解したい方には最適の入門書ではないでしょうか。

 ご関心の方でまだお読みでない方は、ぜひご一読くださいますようご案内いたします。

↓「ひきポス」webページに載った紹介記事を見る
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業務カレンダーに3月の予定を掲載

2020年03月02日 14時46分57秒 | ホームページ
 公共施設やレジャー施設はもとより学校まで休止が相次ぐ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 先月29日に開催した「本とメルマガの読者交流会ヒューマンスタンド」には、定員15人のところこのご時世にもかかわらず11人の方がご参加くださり、本を中心に多くのお褒めの言葉をいただきました。心からお礼申し上げます。

 さて、きのう今月の日程を入力しました。

 今月は、当スタジオの公開業務がないうえ、講演等の依頼仕事も2か所のうち1か所がすでに中止と決定、もう1か所も開催が微妙な状況です。

 そのため、土日月祝の「原則休業日」は、日曜日のきのうと月曜日のきょうがそうであるように、ほとんど開室(「お問い合わせ・ご利用 可」または「お問い合わせ・ご利用 ○時まで可」と表記)できる見込みですので、これらの日にご利用をご希望の方は、カレンダーで内容をご確認ください。
 その他の曜日では、開室時間を短縮する日(「○時まで可/○時から可」と表記)が2日あります。
 また、すべての曜日において開室するがご利用いただけない日(「お問い合わせのみ可」と表記)もあります。

 なお、上記の各スケジュールは月の途中で変更になることがありますので、お手数ですが表示のある日を随時クリックして内容をご確認くださいますようお願いいたします。

 末尾ながらじゅうぶんな手洗いと適量のマスク・衛生用品の購入にお気をつけてお過ごしください。

↓トップページの業務カレンダーを見る


【業務カレンダーの表示について】

 当スタジオの業務時間(原則)である午前10時~午後4時を基準として、そのなかの一部をお休みする日は「一部休業日」と、すべての時間をお休みする日は「臨時休業日」と表示されています。

 毎週土日月曜と祝日は「原則休業日」と表示されています。これは「丸山の都合が悪ければ開室しなくてもよい日」という意味であり、必ず休業するわけではなくお問い合わせ・ご利用の両方またはお問い合わせが可能な日や「一部休業日」と同様の日がありますので、ほかの休業日と同様カレンダーの表示をクリックしてご確認ください。

 代表の講演等が入っている日は、表示にカッコを付けてその用件を記載しています。詳細は当ブログで順次お知らせしていますのでご確認ください。 

 業務スケジュールは月の途中で変更になることがあります。お問い合わせ・ご利用の可否はなるべくカレンダーをご確認ください。また、詳しいお問い合わせはメールでお願いいたします。
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