おはようございます。
日曜の朝、いかがおすごしでしょうか?
最近、少しずつですが朝晩はさわやかな気候になってきた気がしますが、気のせいでしょうか?まだ昼間は36,37℃の日が続きそうですが、確実に秋に向かっています。
本日は、まじめな話を少々。
口(口腔)は、お話しするため、お食事するため、呼吸をする、歌を歌う、、、いろいろな機能をはたします。と同時に、綺麗な口元、白い透き通った歯、うすいピンク色の歯茎は、その人の笑顔を引き立てるだけではなく、
周りの好印象を与えます。
口は、個性を表すパーツでもありますが、消化器の入り口、呼吸器の入り口、そして言葉や歌を発するまさにコミュニケーションには大変重要な器官です。
まさに ”命の入り口、心の出口” です。
健康は誰もが望むことだと思いますが、健康で元気で生活していくためには、そのスタート、入り口をしっかり整えることが、大変重要です。
入り口であるお口を機能的にも、見た目も(審美的にも)整えて、自信を持っていただくことは、まさに健康、元気に直結します。
医学的にも、お口がしっかり動き出すと、それが健康へのスイッチみたいなもの、それに連動するかのように、食道→胃→小腸→大腸というように、活発に機能し始めます。
つまりお口の機能をおろそかにすると、消化器全体がうまく機能せず、いろいろな不具合を招きやすくなるということです。
最近は、お口の健康と全身的な疾患が大きく関与していることが、次々に解明されてきておりますが、それはさておいて、やはり入り口をしっかり整えることはとても大事なことだと考えております。
お口を整えたら、やはり、美味しいものを食べることですよね。
人間の体はすべて普段お口から召し上がっているものから構成されています。
人間はだいたい3000g位の体で生まれてきますが、みなさん、今のご自身の体重はいかがですか?
その体を作っているのは、まさに普段食べている食事そのものです。
”食”という字をよくみてみると、”人を良くする”とも読めます。まさにその通りなんです。
しっかり整えたお口で、食べ物(命)をいただき、自分の命に代えさせていただく。 まさに”いただきます”の語源でもありますが、食は体を作り、命を吹き込む大切なものです。
私は熊谷に戻る前は、リハビリテーションを専門に扱う、千葉県のリハビリテーション病院に7年間勤務し、歯科診療に携わっておりました。そこでは脳卒中をはじめとする、様々なご病気を患った方々が、
元気な体を取り戻し、社会生活に復帰され、できるだけ元通りの生活を取り戻せるように、必死にリハビリに取り組んでおられ、そこでお口の健康を担当しておりました。
そこでの経験から、”お口の健康をしっかり取り戻し、良くかめるようにして、おいしく食事が召し上がれるようになることで、全身のリハビリもうまくいき、元気になる”ということを実感し、熊谷に戻ってきました。
ぜひぜひ、お口を大切にし、美味しく食べ物をいただき、与えられた命を存分に輝かせていただきたいと願っています。
それをお手伝いすることが、私(いわさき歯科)の使命だと思って、日々が努力を重ねております。
今週末、8月31日、9月1日の両日、札幌にて”日本摂食・嚥下リハビリテーション学会”が開催され、それに出席するため、臨時休診になります。
かわりに30日(木曜日)は振替で診療を行いますので、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
良い休日をお過ごしください!!!
なお、ただいま歯科衛生士の新規採用の募集を行っております。
ご連絡をお持ちしております。
いわさき歯科 048-521-0528
Buona giornata!
院長 岩崎 貢士