昨日、嵐山町の嵐山郷にて、摂食嚥下リハビリテーション実践研修会に参加してきました。
午前中の内田先生のお話では、障害のある方の誤嚥性肺炎を予防する為に行っていること、経管栄養の方に口から食べれる訓練をしていることなどビデオで分かりやすく説明して頂きました。
栄養士さんのお話では、段階食の細やかさを知り、食べものの見た目も楽しみの一つとして、形を変えずにとんかつを工夫して作っていること。
パンがゆの実演を見せて頂き簡単に作れることもわかりました。
メーカーさんからは、舌でつぶせるおかずを頂きみんなで歯を使わないで食べてみました。
他にもいろいろな飲み込みやすい商品があり、試食させて頂き美味しいものばかりでした。
最後に院長の講演では、3年前から訪問している患者様の話をされていました。毎回会うたびに回復されて、訓練していけばこうなるんだと学ばせて頂いた思い入れのある方です。
院長は、寝かせきりにしない、少しでも体を起こしておく、誤嚥性肺炎の予防として、口腔ケアをしっかりすること、施設やご家族の協力を得ることなども話をされていて、皆さんの心に響く講演だったと思います。
私達スタッフは、ほんの少ししかお手伝い出来ませんが、患者さんやご家族が少しでも良かったと思えるようにこれからも携わっていきたいと思います。