蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

バナナ、咲く

2009年07月18日 22時47分12秒 | Weblog

最低気温 23.5℃、最高気温 33.5℃
梅雨明け後に比べれば最高気温は低いが体にまとわり付くような蒸し暑さ。
時々、パラパラと雨は降るのだがどうせならまとめて降ってもらった方が涼しくなって良いのに。

朝に培地作り、オートクレイプにて滅菌してフラスコを出すとドット汗をかいて水分補給。
2回分作ったのだが、一回目が培地の固まりが悪い、寒天の量を間違えたかな。
同じように計量して入れてあるはずだが。

まだまだ、フラスコの苗出し。
だいぶ予定より遅れている、あと、半分ぐらい、暑くなって苗が心配だが仕方がないか。
温室内の株ももう少し広げたいし、やることは一杯ある。

16時過ぎには外の株に腐熟油粕液肥を散布、
茗荷畑を見たら花が出ているのでついでに収穫、さっそく夕食には刻んでいただきました。夏だー。


三尺バナナ、背丈の低い種類。
私が入社した以前からあるバナナ、以前は古い木造の温室で床は泥むき出しで雨が降ると温室内でも水がたまる。
屋根が低くてこのバナナでも生育が良いと天井に着いてしまうくらい。

展示温室を作った時に床全面にコンクリートを打つと言うので、一つ大きなコンクリート管があったので地面に直接置き、その周りにコンクリートを打ちました。
その管の中にバナナを植えたのですが初めのうちは生育が悪く、調べて見ると、水、肥料が好きと言うことが判り水と肥料をたっぷりやったら良くなりました。
花も毎年出るようになりましたが房が古い温室の時の様に着かずに途中で腐る。
腐るのではなく先端部が雄花になっていて株の状態で雌花、実になる部分の量が決まるようだ。
花が出るのも夏に向かって出ると割りと順調に行くみたいです、でも熟すまで3~4ヶ月先になります。
冬、5℃ぐらいあれば大丈夫みたいなので作ってみたいと言う人は会社に来た時に一言、言ってください、子供が出ていれば差し上げます。

画像をクリックで拡大画像

Rlc. Cosmo-Harry リンコレリオカトレア属 コスモ ハリー
(Rlc.Susan Harry ‘Tokyo’ x C.walkeriana,semi-alba‘Itsuki’) 国際園芸(株) 2000年登録
花径 14 x 14.5cm、花茎の長さ 6cm、2輪開花、バルブの高さ 8.5cm、葉の長さ 12cm、
15cm素焼き平鉢、水苔植え。気にいってる個体、株が小さく、節間が狭く、セパル、ぺタルがきれいな白でリップ半分が鮮やかな鮮紫紅色。


Rlc. Cosmo-Harry‘135’
花径 12.5 x 13.5cm、花茎の長さ 6cm、2~3輪開花、バルブの高さ 8cm、葉の長さ 12.5cm
21cm素焼き平鉢、水苔植え、9リード16輪開花
芽ぶきの良い個体、香りも良い。

Rlc.Cosmo-Harry は元はブラサボラ・レリア・カトレアの三属でBlc.属でしたが、分類が再編されリンコレリアとカトレアの2属の属間交配になっています。
冬と夏咲く2期咲ですがやはり冬に咲いた方が良い花が咲く。

明日は天気が良さそうなので夕方、全体に灌水かな。





コメント
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