どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

岩手大学ののらねこ4

2011-11-18 20:55:49 | インポート
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例の農学部ののらねこですが、寒くなってきたので日向で暖まっている姿がよく見られます。奥の黒猫ですが、のど元にかなり大きなけががみられます。かわいそうだとは思うのですが、本当に野良なのでどうしようもありません。



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子猫たちの中で、トラだけが表にしょっちゅう出てきます。多少は大きくなりましたが、どうなるのでしょうか。


盛岡私的観光案内 盛岡城跡公園2

2011-11-18 02:32:18 | まち歩き
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石垣が自慢の盛岡城趾ですので、ちょっとかっこ良くとらなきゃと努力してみました。



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城の北側は、ちょっとした公園になっています。昔ここに木造の武徳殿という大きな建物があったようです。その再建と言うムーブメントもあるようですが、お城の石垣を楽しむには邪魔でしょうね。



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石垣が膨らんでいる所があります。だいじょうぶでしょうか。



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下はお堀の跡。亀池と呼ばれています。そういえばこの城。内堀が総石垣じゃないんですね。川からいくらでも水を引けるからなのでしょうか。いずれ外堀があって、他にも小川が多かった所から、攻められにくいと判断したのでしょう。なお駅から15分でここまでこれます。城もですが、盛岡の旧市内のコンパクトさには改めて驚きます。


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次が鶴池。昔は満々と水を湛えていたのでしょう。隣にもりおか歴史文化館があります。



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そばには昔スキー・アルペンワールドカップを雫石で開催した時の、選手の手形が残っています。一度こっきりだったあの大会は何だったのでしょうか。天候には恵まれない大会でした。



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もりおか歴史文化館に入ります。御出迎えするのはスバル360のスポーツタイプ。このタイプはさすがに滅多にみませんがスバル360なら動くのが4台以上盛岡にあるのではないのでしょうか。この理由がすごく盛岡的。このタイプを動かす軽自動車免許が廃止されるとき、普通免許に書き換えるのがめんどくさかった人たちがスバル360を2台とかまとめ買いしたため。


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一階には厳選したお土産や、ちょっとした喫茶スペース、そして山車が展示されています。なおストロボを使わなければ全館撮影自由です。ただ照明が電球を多用しているのが気になります。LEDで良いと思うのですが。



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二階には、盛岡の歴史が解る常設展示と特別展示室があります。入館料が必要です。これは特別展示室にあったバイク。



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この日は建築家の井山さんの撮影した昭和30年代の盛岡と、50年代の建築物の写真が展示してありました。建築家の視点での写真なので、場所の特定やしっかりした視点の写真が並んでいました。



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昭和30年代のお茶の間を再現したスペースがあります。この片隅にデジタル湿度計がおいてあったのが気になりました。



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車のパンフレットも展示されています。


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常設展示室は、映像を多く取り入れ、ウネウネと通路があったりして結構楽しめます。サラっとみるのもよしネチネチとみるのもよし。



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盛岡城の間取りです。発掘から柱の位置が解っています。そこから再現したもののようです。本丸は敷地ギッシリと言った具合なようです。



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甲冑も展示しています。儀式用の甲冑がおもしろいです。



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その儀式用甲冑を後ろから。南部家は鎌倉時代からあるので、そんなのもありそうなのですが、江戸期のものが展示されています。



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いろいろ展示されています。
南部藩は10万石だった所を20万石にされたり、冷害が多かったりと経済的には豊かな藩ではありません。そこに明治維新以降白石藩に転藩されて、盛岡に戻るためにかなり財産を失ったとも聞いています。そして公爵の地位でもあったので体面を保つためにかなりの財産を処分したと聞いています。
なのでたいしたものは残っていないとも言われています。


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よくわからない展示です。大砲となっていますが、これはおおづつでしょう。



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町家の作りが再現されたエリア。展示そのものはイマイチ。
さて城の間取りがあまりにも小さいので、何じゃこりゃと思って一階の受付嬢に聞いた所解らないという事で、学芸員が呼ばれました。私が呼んだ訳じゃないですよ。
私:盛岡城の城郭そのものは、どうだったか確定していないと思ったのですが、展示を見ると間取りが確定しているように見受けられますが、確定しているのですか。
答:建物は確定していません。発掘調査から柱の位置は特定出来ています。そこから類推するとこの間取りになります。
私:やたら三畳間が目立つコンパクトな作りなのでビックリしました。城というより巨大な住居みたいです。渡り廊下があったと聞いていますが、そこあたりは解っているのでしょうか。
答:現在上屋がどうだったかは解っていません。渡り廊下も三階建てだったとも言われていますし。
私:4間幅とも6間幅とも、二の丸と本丸が合体していたのではないのかとまで言われていますね。でもこうして展示されていると上屋が解っているようにも見えます。
答:(かなりイラっとしている模様)
これ以上書くのは止めましょう。なかなか楽しかったです。とりあえず受付嬢をしっかり教育しましょう。



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一階に下りてゆく階段がきれいです。
盛岡の歴史について、簡単なレクチャーを受けるのは最適な施設です。ただちょっと市民からは簡単すぎるようにも思えました。南部藩の歴史は良い事ばかりじゃないのですが、そういったものが抜け落ちているようにも感じました。
ちょっと入館料が高いようにも感じました。一階のショップや喫茶店で購入すれば、二階入館料半額とかそういったサービスが欲しいものです。そちらの方が今後の発展になると思います。
もうちょっと知りたい人は、県立博物館の展示もあわせてみるのがベストです。古代・中世まで見たい人は、本宮の遺跡学び館が良いと思います。ちょっとマニアックですが。
でも結果県立博物館が、ワンストップで済んでしまうという結果にもなります。