盛岡は演劇の盛んな街だ。これが震災で4月頃までは公演中止や延期が相次いだが、5月以降公演も安定してきて、観客数は以前と変わらない状態になった。私のみる範囲では、むしろ増えているような気がする。
さて先週岩手大学のサークル劇団かっぱ、今週は盛岡大学の劇団もりのべるの公演があった。これがなんとロボットものでかぶっているのだ。もりのべるはアンドロイドになっているが機械だと言い切っていて、かっぱはロボットの話しと言ってもほぼアンドロイドの話しだ。
盛岡が演劇が盛んだとはいえ、これはめずらしい。
かっぱは座付きの本かきが書き下ろしたもの。感情があるかどうかがロボットと人間の差になるのかと言っている。これが更に創世記という話しになっている。もりのべるはキャラメルボックスの2005公演の「広くてすてきな宇宙じゃないか」を使っている。これには子供にとっての失う悲しみが書かれているが、アンドロイドが人間の代わりになるのかというテーマも持っている。共にロボットが出てきているのは、人間と対峙させるためなのだろう。逆に人間てなに?という側面もある。
多分なのだが、両劇団とも本の選定時期やかき初めの時期は同じあたりなのだろうから、震災が何か影響しているのかもしれない。
とはいえ、全く関係ない時期に書かれたキャラメルボックスの本だが、東京が停電とか、アンドロイドの暴走で起きたこの事故を国が保証するとか、その国策企業の略称IFSがIFRS(国際会計基準)に似ているとか、今みるとギョッとする所があった。そこあたりを学生が気がついていないのも、面白い所だ。
単純な偶然とは思えない、何かがありそうだ。
さて先週岩手大学のサークル劇団かっぱ、今週は盛岡大学の劇団もりのべるの公演があった。これがなんとロボットものでかぶっているのだ。もりのべるはアンドロイドになっているが機械だと言い切っていて、かっぱはロボットの話しと言ってもほぼアンドロイドの話しだ。
盛岡が演劇が盛んだとはいえ、これはめずらしい。
かっぱは座付きの本かきが書き下ろしたもの。感情があるかどうかがロボットと人間の差になるのかと言っている。これが更に創世記という話しになっている。もりのべるはキャラメルボックスの2005公演の「広くてすてきな宇宙じゃないか」を使っている。これには子供にとっての失う悲しみが書かれているが、アンドロイドが人間の代わりになるのかというテーマも持っている。共にロボットが出てきているのは、人間と対峙させるためなのだろう。逆に人間てなに?という側面もある。
多分なのだが、両劇団とも本の選定時期やかき初めの時期は同じあたりなのだろうから、震災が何か影響しているのかもしれない。
とはいえ、全く関係ない時期に書かれたキャラメルボックスの本だが、東京が停電とか、アンドロイドの暴走で起きたこの事故を国が保証するとか、その国策企業の略称IFSがIFRS(国際会計基準)に似ているとか、今みるとギョッとする所があった。そこあたりを学生が気がついていないのも、面白い所だ。
単純な偶然とは思えない、何かがありそうだ。