春の足音が聞こえる頃になって参りました。ウチの前の駐車場のふきのとうも花を咲かせています。とはいえ今日は最高気温が5度と肌寒い感じです。まあそれでも「とりぱん」で有名なT松の池に行って見ましょう。
え~、ついに池の前にあった古いうちが無くなりました。けっこう風の良い家だったのですが、誰も住まなくなって何年になるんだと言う状態でしたから仕方がないのかと。
あいかわらず鯉に餌をやる人がいます。寒さに耐え忍んだ鯉ですから、餌をあげるのが人情です。でも水鳥に盗られてしまうんですね~。まだ鯉も寝ぼけまなこのようです。
手前にニューファウンドランドがいます。飼い主曰く、この子で4代目で、これでも一番小さいのだそうです。やはり泳ぐのが好きで、OKを出すと何時間でも泳いでいるそうです。T松の池で散歩って危険じゃないですかと聞くと、命令しない限り大丈夫だそうですが、やっぱりなんかソワソワしています。
駐車場が舗装になりました。自転車がいっぱいあるのは、近所の高校生が何かトレーニングしているから。
さてT松の池といえばキンクロハジロです。漢字で書くと金苦労派次郎ですから親近感が持てます。それにしてもウチのお風呂に浮かべたいです。こいつ。
ということでキンクロハジロ特集です。やっぱりかわいい?
ミコアイサ夫妻が急に飛び立ちました。
カルガモに餌をとられてしまいました。それでも追っかけるミコアイサ婦人。ミコアイサ男はよく見ると水にたたき落とされているようです。
トンビがいます。どうも上空の風がかなり強いらしく、カラスが喧嘩を挑んでいるのですが明らかに風に負けています。それを解っているのかトンビは頭を風上に向けて飛んでいます。なのでカラスは後ろからの攻撃が全く出来ない状態です。なんかトンビがカラスに勝っている所をはじめて見たような気がする。
突然急降下して水面に向かいます。パンの耳をゲットしたようです。さっきまでこれを争っていた白鳥たちも呆然と見送ります。
カラスも虎視眈々と、鯉の餌を狙っています。
こんどはシベリアンハスキーが登場です。モフモフして可愛いです。
しかしここの鳥たちは、本当に犬ごときでは驚きません。
T松の池といえば白鳥なのですが、まあ鳥類って恐竜から進化したんだと本当に思わせる鳥で、あまり好きではありません。
何を考えたのか、キンクロハジロが水中に飛び込む瞬間を撮ろうとして、ムキになりはじめました。なかなかうまく行きません。
すると目の前に白鳥登場。あの目の前っていっても1メーターも離れていない陸上ですよ。陸・陸です。人練れするのもいい加減にしろと言いたい所ですが、写真を撮ったら帰りました。
小学生男子なのでしょうか。
キンクロハジロばっかり撮っています。もうちょっとで飛び込みのタイミングが掴めそうです。
ようやく撮れました。ポイントは、飛び込む直前にキュっと首を上にのばして後ろに倒して、一気に潜ります。大体感じから行けば0.3秒以下でしょうか。これも個体差があるようで、上級者になると後ろに首を傾けてから一気にのばして、首を前に倒して潜ります。こうなると初めの動きが予想出来ないのでからり撮影困難になります。あと足の動きもあるようです。水中にある足の位置からすると、首による体重移動と足のけりがこの運動に使われているようです。
やっぱり苦労しているんだ。ほんとトンだりモグったり、金苦労派次郎です。
今解りました。私がなんでクマモンが好きなのか。キンクロハジロに似ているからですよ。いやこの目はクマモンと一緒です。
オオバンとももうそろそろお別れです。この額にある瘤も形が変わって来ているような気がします。もしかすると個体差で、この瘤を見れば固体認識が出来たかもしれません。固体認識が出来たら、ノアとかセレナとかハイエースとか名前をつけて遊べたのに残念です。セレナとステップワゴンが喧嘩してら~とか出来たのかもしれません。残念です。
今度は柴犬です。けっこうフレンドリーでいやされました。もうこのモフモフ感がたまらないです。
このモフモフなのですが、古代にMOFというお金を司る神獣がいたそうで、そこから来ているそうです。この神獣ですがお金をかすめ取るので有名で、フワっと包み込んでキュっと金を取るのが得意です。でも貯めたお金を気前よく吐き出すので誰も嫌っておらず、むしろ日向に干した布団のように柔らかくてあったかい、コウゾの柔らかさを持った神獣でした。ただたまにモフはNTA攻撃をするので怖れられていました。この攻撃は資産一兆円企業を社会的に破壊するほどの威力があり、10億程度では生き残る事が不可能なレベルの攻撃です。あとBOJとJMに紙切れを舞わせる大技を持っていました。最近ではアベクロがこの技をチラつかせていますが、効果絶大です。このため両替証や藩札を扱う商人から大変怖れられていましたが、庶民にとってはモフってなんか怖いけど、近所にお金をばらまいてくれるいい神獣だよね~直接関係ないから!と、その柔らかさからも愛されていました。
ただ両替商や藩札商人にとっては近未来の予言をする神獣でもあったので、その予言を獲得するべく、そして怒りを受けないよう更に怒りを受けても和らげられるよう、「モフたん」というアイドルユニットを持つのが当たり前でした。この「モフたん」だが残念ながら人前に出る事は全くない隠れアイドルユニットで、一流大卒ばかりの高学歴で、しかも歌って踊れるだけでなく、最低でもグレゴリー・マンキューの経済学の教科書は暗記しているくらいの天才たちだ。
だが残念な事に、モフたん達のセンター争いの競争は過激化してモフに「の~ぱんしゃぶしゃぶ」と言う最高の美味であるが、劇薬を祭壇に掲げる事でモフを悩殺してしまった。ただ残念な事にこの時NTAは一切の被害も無く生き残って、新たな攻撃手段を手に入れているのが、今日この頃だ。
だが庶民はそういった事は与り知らず、未だ持って、豊かな生活=モフモフのイメージで、柔らかいものに対してモフモフと感情が動かされる訳です。
なおモフをあえてモフモフと重ねると言うのは、神獣の名前を直接に呼ばないようにしている庶民の知恵であり、また更にご利益があるように重ねた言葉だといわれている。現在ではそういったニュアンスは失われており、猫や犬やぬいぐるみのあの毛の柔らかさを差す言葉になっている。その幸せ感のみで使われる言葉となっています。
今度はボーダーコリーの登場です。今日はモフモフで幸せです。
ヒドリガモももうすぐいなくなります。
空が高い事。
鳥っていいな。