CNNのニュースで、サンフランシスコの中国総領事館が放火にあったと言う。
ずいぶん荒っぽいやり方だ。コンゴの日本大使館放火事件を思い出した。この容疑者は逮捕されたが容疑を否認していたと思う。ただ状況証拠がかなり強く、誰もが疑わしいと考える事件だった。
このサンフランシスコの事件も、何かそう言ったもののような気がする。もしくは恨みだろうか。総領事館に恨みとは何なのだろうか?
話題は駐チェコのパレスチナ大使の金庫が爆発して、大使が死亡した事件。
昨年はアサンジ氏のアメリカの諜報が暴露された事件があったが、秘密を不正に見たものには死を、と言う考えは凄まじい。最近ではアサンジ氏は本当に死刑に値するのか、むしろアメリカの諜報の間違いを正しただけなのではないのか、とアメリカでも評価が変わって来ている。彼ほどの秘密の暴露でも、死に値するかどうかは問題があると、私も思う。
しかし爆破装置付きの金庫というのはどういったものなのだろう。この事件では金庫を開けてから数分後に爆発するというものだ。秘密の書類を盗むだけだったら、その数分で脱出できる。なぜ数分、間があるのだろうか。本来だったら不正な手段で開けられた金庫は、開いた瞬間に爆発するべきだろう。
「危険かつ不慣れな操作」とは何だったのだろうか。何を急いでいたのだろうか。そうでないとあり得ない動作だ。
どのような手順が必要なのだろうか。多分2重金庫なのだろうか。普通そうだろう。三重だってあり得る。一枚目の扉を開き、中にある2枚目を開く手順を間違えると爆発すると言うものなのだろうか。ただ設計上それはない。ヒューマンエラーは必ず起こりうるからだ。そのため2重に防御されているはずだ。例えば三回パスワードを打ち間違えたら、起爆装置が作動するとかだ。だが三回エラーが出たら、メインの扉を閉じると自動で扉にロックがかかり起爆装置が切れるというものになっていないと不味い。
よくわからないのは、数分間と言う時間はなぜ解ったのだろうか。パレスチナ外務省関連の誰かがいたのだろうか。そして爆発するのが解っている大使は、なぜその数分間で逃げなかったのだろうか?外務省関連の誰かは逃げたのだろうか。もしくはこの金庫はネットで監視されていたのだろうか。つまり通信機能があるのだろうか。だから監視したデーターがあり、間違った手順も記録されているのだろうか。だから数分間が観測できたのだろうか。
操作する手順を解っているはずの大使には、自分に何が起きたのか解るはずだ。そして逃げるはずだ。解らない人のために爆破装置があるのであって、解っている人のために数分の猶予がある。それでも彼は逃げ遅れて死亡した。
更に問題なのは、暴露されて困る秘密とは何だったのだろうか。ワシントンでもロンドンでもない、チェコの大使館の金庫には何が入っていたのだろうか。そして大使の「新たな任務」とはなんだったのだろうか。
これはミステリーです。金庫には元々爆弾が仕掛けられていた。そして関係者はそれを知っていた。解錠の秘密を知るのは大使だけだ。ただこの金庫の中に入っているのは、金品ではなく秘密だった。金はいつかは取り戻せるが、秘密は取り戻せない。そう言った秘密が入っている金庫だったのかもしれない。
紙に残さなければいけない秘密が詰まっていた。関係者以外が見ようとしたら爆発してその秘密も消えてしまう。そのための金庫だ。
大使は焦ったのかもしれない。よくある人の行動だ。間違った操作をし続けたのかもしれない。死ぬかもしれないと考え、身体が固まってしまったのかもしれない。だが彼はパレスチナからチェコに来た大使だ。死線をくぐり抜けて来たと思う。その彼が逃げなかったのは、実はおかしい。
そして誰かが数分間を知っていた。もしかするとその誰かが大使にその重要書類を請求したのかもしれない。そして大使は金庫を解錠したが、何度やっても最後の扉が開かない。「なぜ!」と叫びながら扉の前でうずくまる。「だれが」そう彼はつぶやいて身体が硬直した。
爆発する直前に、彼は裏切りを知る。そこには旧東欧の軍需産業の暗い闇が広がっていた。チェコの大使館の金庫には、パレスチナに流れた非合法的な兵器の物流課程が記されている書類があったのだ。そこにはチェコやアメリカはもちろんイランや中国・北朝鮮からも流れ込んだ事実が記載されていた。
そして彼の新しい任務とは、核廃棄物の入手だった。ダーティーボムという古くて新しい核戦術の中心だった。
「新たな任務」は輝かしい彼の経歴に相応しいものだったのか?走馬灯のように引っ越しの映像が浮かぶ。「あいつが、あいつと」。そして彼は呪いのようにつぶやく「アラーに栄光あれ!」
そしてすべてが隠された。
ここまで不謹慎に妄想を広げられる事件も滅多にありません。もの凄い罪悪感を感じています。
亡くなられたジャマル・ジャマル大使のご冥福をお祈りします。
中国総領事館が出した声明によると、監視カメラの映像を分析した結果、1日夜に何者かが停車中の軽自動車から降りてきて、総領事館の正門にバケツ2杯分のガソリンをばらまき、火を放ったという。
ずいぶん荒っぽいやり方だ。コンゴの日本大使館放火事件を思い出した。この容疑者は逮捕されたが容疑を否認していたと思う。ただ状況証拠がかなり強く、誰もが疑わしいと考える事件だった。
このサンフランシスコの事件も、何かそう言ったもののような気がする。もしくは恨みだろうか。総領事館に恨みとは何なのだろうか?
話題は駐チェコのパレスチナ大使の金庫が爆発して、大使が死亡した事件。
「複数の専門家が、爆発は大使の自宅リビングにあった金庫が開けられた時に発生したと結論付けた」と述べ、さらに「爆発は、大使自身がこの金庫について危険かつ不慣れな操作を行ったために発生した可能性が極めて高い。爆破装置は金庫の防犯装置の一部だったと見られる」
パレスチナ外務省によると、問題の金庫は前の在外公館から、ジャマル大使の新たな任務ために準備が進められていた二階建ての家に運び込まれたもので、爆発はジャマル大使が金庫を開けてから数分後に発生したという。
昨年はアサンジ氏のアメリカの諜報が暴露された事件があったが、秘密を不正に見たものには死を、と言う考えは凄まじい。最近ではアサンジ氏は本当に死刑に値するのか、むしろアメリカの諜報の間違いを正しただけなのではないのか、とアメリカでも評価が変わって来ている。彼ほどの秘密の暴露でも、死に値するかどうかは問題があると、私も思う。
しかし爆破装置付きの金庫というのはどういったものなのだろう。この事件では金庫を開けてから数分後に爆発するというものだ。秘密の書類を盗むだけだったら、その数分で脱出できる。なぜ数分、間があるのだろうか。本来だったら不正な手段で開けられた金庫は、開いた瞬間に爆発するべきだろう。
「危険かつ不慣れな操作」とは何だったのだろうか。何を急いでいたのだろうか。そうでないとあり得ない動作だ。
どのような手順が必要なのだろうか。多分2重金庫なのだろうか。普通そうだろう。三重だってあり得る。一枚目の扉を開き、中にある2枚目を開く手順を間違えると爆発すると言うものなのだろうか。ただ設計上それはない。ヒューマンエラーは必ず起こりうるからだ。そのため2重に防御されているはずだ。例えば三回パスワードを打ち間違えたら、起爆装置が作動するとかだ。だが三回エラーが出たら、メインの扉を閉じると自動で扉にロックがかかり起爆装置が切れるというものになっていないと不味い。
よくわからないのは、数分間と言う時間はなぜ解ったのだろうか。パレスチナ外務省関連の誰かがいたのだろうか。そして爆発するのが解っている大使は、なぜその数分間で逃げなかったのだろうか?外務省関連の誰かは逃げたのだろうか。もしくはこの金庫はネットで監視されていたのだろうか。つまり通信機能があるのだろうか。だから監視したデーターがあり、間違った手順も記録されているのだろうか。だから数分間が観測できたのだろうか。
操作する手順を解っているはずの大使には、自分に何が起きたのか解るはずだ。そして逃げるはずだ。解らない人のために爆破装置があるのであって、解っている人のために数分の猶予がある。それでも彼は逃げ遅れて死亡した。
更に問題なのは、暴露されて困る秘密とは何だったのだろうか。ワシントンでもロンドンでもない、チェコの大使館の金庫には何が入っていたのだろうか。そして大使の「新たな任務」とはなんだったのだろうか。
これはミステリーです。金庫には元々爆弾が仕掛けられていた。そして関係者はそれを知っていた。解錠の秘密を知るのは大使だけだ。ただこの金庫の中に入っているのは、金品ではなく秘密だった。金はいつかは取り戻せるが、秘密は取り戻せない。そう言った秘密が入っている金庫だったのかもしれない。
紙に残さなければいけない秘密が詰まっていた。関係者以外が見ようとしたら爆発してその秘密も消えてしまう。そのための金庫だ。
大使は焦ったのかもしれない。よくある人の行動だ。間違った操作をし続けたのかもしれない。死ぬかもしれないと考え、身体が固まってしまったのかもしれない。だが彼はパレスチナからチェコに来た大使だ。死線をくぐり抜けて来たと思う。その彼が逃げなかったのは、実はおかしい。
そして誰かが数分間を知っていた。もしかするとその誰かが大使にその重要書類を請求したのかもしれない。そして大使は金庫を解錠したが、何度やっても最後の扉が開かない。「なぜ!」と叫びながら扉の前でうずくまる。「だれが」そう彼はつぶやいて身体が硬直した。
爆発する直前に、彼は裏切りを知る。そこには旧東欧の軍需産業の暗い闇が広がっていた。チェコの大使館の金庫には、パレスチナに流れた非合法的な兵器の物流課程が記されている書類があったのだ。そこにはチェコやアメリカはもちろんイランや中国・北朝鮮からも流れ込んだ事実が記載されていた。
そして彼の新しい任務とは、核廃棄物の入手だった。ダーティーボムという古くて新しい核戦術の中心だった。
「新たな任務」は輝かしい彼の経歴に相応しいものだったのか?走馬灯のように引っ越しの映像が浮かぶ。「あいつが、あいつと」。そして彼は呪いのようにつぶやく「アラーに栄光あれ!」
そしてすべてが隠された。
ここまで不謹慎に妄想を広げられる事件も滅多にありません。もの凄い罪悪感を感じています。
亡くなられたジャマル・ジャマル大使のご冥福をお祈りします。