どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

メルケル首相の骨折

2014-01-07 14:41:54 | インポート
CNNのニュースで、ドイツのメルケル首相がスキーで転倒して骨折したと書かれている。

シューマッハで話題になったスキー事故。ただしメルケルの場合はちょっと違う。




発表によると、メルケル首相はスイスでクロスカントリー・スキーをしていた。今後何週間か歩行に補助が必要で、一部の予定は中止を余儀なくされる。報道官は、深刻な状態ではなく完全に回復する見込みだと強調した。



え~クロスカントリーで転倒、骨折ですね。もちろん下り坂でしょう。実はクロスカントリースキーで下り坂って難しいものらしいです。エッジもないですし、板が細すぎてターンがとっても難しい。とはいってもヨーロッパ人ですからそこは簡単なのかもしれません。とはいってもどうすりゃこんな重体になるんだ?

あの年でクロスカントリースキーって言うのも凄いですね。マーガレット・サッチャーかメルケルかと言われるゆえんです。


問題は骨折部位。骨盤骨折です。骨盤です。骨盤と言えば骨盤にちかいですが、尾骨だったら尾骨と言うしねぇ。

報道官の言う事が正しければ骨盤でも力のかかりにくい所が骨折したのだろうか。いやそんな事はない。足と腰を強く結びつけ、内蔵を支える骨だ。どうこうしても力がかかる。トイレはどうするんだとなる。
そして繋がりにくい板骨だ。年齢から考えても「何週間か歩行に補助」というのは、入院して手術(必須)して最低8週間と言う事だろうか。実際26週だろうか。完全に回復とは、いつの話しになるのだろうか。鎮痛剤を使わなくても住むようになるのは、いつになるのだろうか。


その間政務がどうなるのか。弱った所に様々な問題が起きるのが、世の習い。政敵が一気に襲いかかってくるだろうし、フランスとの関係もどうなるのだろうか。ユーロが安定しているのもメルケルのドイツあってこそ、さてユーロはどうなるのか。

もちろん最高の医療技術で、それこそあっという間に治るのかもしれない。そう半年をあっという間と感じられればの話しだ。その間に何が起きるのか、起きないのか。

新年早々なんちゅ~ニュースだ。


PS崖から落ちたとしか思えない。


盛岡・正月商戦異常あり

2014-01-07 03:41:58 | インポート
Dsc_0144


相変わらず関係ない写真を冒頭に使っています。

今回は理由が明快です。「わからない」のです。
例年盛岡イオンモール(前潟)を観察した結果を中心に判断していますが、単純に言えば2極化です。しかしもう一方の極がどこに行ったのかが全く解りません。これでは偉そうな事は全く言えない訳です。

まず盛岡イオンモール(前潟)ですが、この数年盛岡南イオンに客を取られっぱなしです。一応モールとして、前潟はファミリーで南は若い人向けとなっています。前潟が客単価高めで南が低め、テナントの坪数も前潟が広め南が少し狭いという感じです。しかしテナントの入れ替えを行っているうちにそう言った特徴が無くなってしまいました。逆に周辺店舗も南の方が大型店舗が進出し、車を使ったショッピングとしては圧倒的に南イオン周辺の利便性が高くなっています。商業地域としては、全駐車場だけでも前潟と南では倍近く違うのではないのでしょうか。

都市計画の失敗がこの結果を招いたと言うのは、事実です。西南開発がうまく行かなくなりそうだったので、地価を安く出したフシがあるからです。

まあそれでも、昨年には前潟と南でテナントの入れ替えをかなりやりました。特に南は大半入れ替えを行い、最後にトイザラスを入れました。これで南の圧勝は予定通りなのです。

シカーシなのですよ。11/1にモールとは関係のないGMのイオン全店で買い物袋有料化に踏み切ったのがある訳です。一袋5円なのですが、ちょっと高いんですね。ここがどの程度正月に効いたのかは解りませんが、年末商戦にはかなり効いたようです。



Dsc_0145



それでは福袋の動きはどうかとなりますが、明らかな2極化が見られます。
ただここにも問題があります。昔の福袋は、とにかく不良在庫を突っ込んだものでした。それがサイズ分けにしたり、顧客満足度の向上に努めて来たのが衣料小売りです。でも商品管理を徹底して在庫がないようにして来たのも衣料です。もの凄いマーケティングが行われ、不良在庫=客が本当に望まないもの、と言う認識に変わっています。

そこで福袋なのですが、「お正月限定特別商品」という位置づけに変わりました。下手すりゃ中に何が入っているのかも明記されています。開けて商品を確認できる福袋さえあります。特に高額な福袋はそう変わりました。衣料品では相変わらずサイズ以外は解らない状態にしていますが、昨年あるブランドとあるブランドが全く同じ商品を福袋に入れて売った訳です。確かにタグは違いますが本当に全く同じものだったのです。更にこの二つのブランドで値段が違ったのです。ええ大幅に。

この問題が今年かなり効きました。ファッションに詳しい人にとっても衝撃的な事件です。福袋の両極化はこれが原因ではないのかと思います。

まずカジュアルブランドの福袋の落ち込みがとても大きそうです。情報の入りやすい若者が反応したと考えられます。次に大手ブランドですが、ここも動きが悪かったと感じています。福袋のイメージが相当ダウンしたと言えます。
しかし高級ブランドの動きは全く悪くないものです。おち込みはありそうですが、前年度並には動いています。逆に今回本当のプレミアムを演出したブランドが一気に売れたりしています。
要は、ブランドの普段の行いが顕著に出たと言えるでしょう。


福袋の動きは基本的に景気動向と関係しますが、今年は何でも売れた訳ではないので、これだけで単純に判断は出来ません。

基本的に福袋より正月特売に流れたと考えられます。不確実で信頼を失った福袋より、特売を購入したお客さんが多いようです。この理由なのですが、店員の顔を見れば解ります。福袋が売れていないのにイキイキしている店員が多いと言う事です。売り上げがあるのでしょう。




Dsc_0147




今年の正月なのですが、人の出入りがかなり変でした。まず確実に言えるのは1月三日まで市内の車の動きがなかったと言う事です。上田通りを見ても本町通りを見ても、車は例年に比べかなり少なかったです。近所のスーパーも例年に比べかなり人が少なかった印象です。

実はイオンもそうでした。南に人がいっぱいいると言う話しは聞くのですが、昨年のゴールデンウイークとどこが違うのか?という気がします。人がどこにいるのかよくわからない状態です。

さて前潟イオンですがどうも高額商品が動いていたようです。確認できるものが動いたようです。そしてヘルスケア関連と旅行が動いたようです。あり得ないほどの動きです。
それでいて人は入っていません。もしかするとネット予約とかかもしれません。

二極化というのは、実はこの辺りです。

もう一つの極が解らないのは、どうも旅行やレジャーに人が流れたようです。そして買い物をする人たちは、買い物をする!という気合いをもって買っている姿です。近所の中古自動車屋がなぜか繁盛しているのを見て、こうなのかと考えています。

消費税増税が四月から始まります。この影響で買うならイマ!という人と、三月に大バーゲンが起きると考えている人に分かれている可能性があります。そして今年の正月は買い物をせずに家に引きこもるか、旅行するかに分かれたものと考えています。旅行はどうも海外もあるのですが、一泊二日程度の旅行が多かったのではないのかとも思うのですが、全くその当たり解りません。

盛岡市内で人が消え去ったようなあの感覚は、ちょっとないものです。

消費税増税と高齢化した盛岡市の組み合わせで説明できそうですが、三月に何が起きるかでしか判断できません。





Dsc_0148






消費税増税が日本経済にインパクトを与えるのは間違いがありません。そして低所得者(私もだが!)では買い控えが起きたと考えるのが筋だと思います。

ただ世界経済まで見れば、あまり良い事は無さそうです。まずアメリカの金融緩和政策の縮小です。QE3ですね。これが今年から始まります。今の所徐々に進めると考えられています。そして市場もそれを織り込んでいますが、乱高下しやすい状態になったと思います。最近の韓国国債の値上がりもこの関連がありそうです。

次にあるのは中国の動向です。安倍総理の靖国訪問で中国の動きがイマイチだったと感じていたのですが、どうも政局があったようです。それが年頭での汚職撤廃運動になっているようで、かなりの数の報道がありました。なお盛り上がったのは日本国内ではなくて、ロイターや海外報道でした。

北朝鮮の政局と中国の政局は一致しません。でもドンチャン騒ぎだったのは間違いが無さそうです。

そこを突いて安倍総理の靖国参拝だったようです。ただ結果としては面白くない事になりそうです。


もう一度アメリカに戻りますが、株価と企業収益との関連性が解らなくなっているようです。つまりバブルです。中国の土地バブルも、引き締めているはずなのに一向に変わりません。イギリスの土地バブルも取りざたされて来ています。BRICsの落ち込みも昨年酷く感じました。
そういった状況でもアメリカの景気がよければ何とかなる、なんてアメリカは偉大なんだ、そこに疑義があります。


ということで、今年の正月は「不安」による消費行動と言ってしまって終わります。