
これは奇跡ですね。我が家の前を市の除雪車が通るなんて。ここに住んでから初めてです。
通学路指定なので、本当は通らなければいけない道だったのですがなぜか通らない。北は通るんですよ、南は町内会が別なせいか来ないんです。
それが来たと言う事は、ようやくここが通学路だと気がついたのか盛岡市。
さてここで解説。小型ブルトーザー(前に歯と籠がある)ですよね。小型ブレーダー(胴体の下に歯があるだけ)ではない事にご注目。ブルトーザーはどこかに雪を積み上げてゆきます。街角とかですね。ブレーダーは家の前にのっそり雪を積み上げるのです。
ブレーダは機構的に単純ですから高速で動けます。なので大きい道路に向いています。ただ小さい機種もありますのでここだからブルではない訳です。まあ家の前はブレーダーの旋回半径以下のカーブがあるので無理でしょう。
家の前に雪を積み上げられるのに、盛岡の人は慣れていないようです。ブレーダーを使う幹線道路の前の住民は、かなり不満を持っています。もちろん青森市民も不満を持っています。でもブルでかかる時間と交通渋滞を考えれば、我慢していると思います。
青森は戦中の土地疎開で道路が広くてゆき捨て場があります。盛岡だと道路も街も狭くて雪捨て場に困るから、家の前に雪を置かれる不満が大きいのかとも思います。
どちらにしても、通学路を放置して来た事実は残ると思う。