どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

年男なのだが

2014-01-09 02:17:22 | インポート
年男だった年には良い事が無い。これがジンクスとなっている。そもそも生まれた年が丙午なのだが、世間からは受験が楽な年でよかったですね、と言われて来た。ハドソンの社長に至っては、受験で楽して就職はバブルのピークでそんな楽して来た奴らがマトモなはずがない!と言い切っていた。えらい嫌われようだ。しかし私はヘビ年の連中と学年が同じだ。地方大学のバブルなんて高々しれていた。そして留年したので、昭和天皇の崩御の年に卒業した。

あんな冷え冷えとした卒業は、多分今後味わう人はいないだろう。



12歳の冬は、イジメのピークだった。だが中学校に上がった瞬間、変人デビューを果たし誰もが手をつけられない状態に持ってゆけた。それ以来変人になっている。当時叫んでいた「常識は妄想だ!」というのは今でも変わっていない。


24歳の時は、バイト先の超一流企業が初めて行う中途採用試験を持ちかけられた。それにはものの見事落っこちたのだが、後で雁首を揃えるために声がかかっただけで、全くの出来レースだったという事実を聞いて愕然とした。なおその際に推薦人から「国会議員に知り合いがいないか?」と聞かれたが、家族は「知っているし親戚に後援会にはいっている人もいるが、頼めない」と言われた。


36歳もまったく同様だった。とても良い話しだった。私の周囲も全員賛成した。ただしその会社のOBが出てくるまでだった。そのころにはこういった話しには耐性が出来ていた。この年から身辺整理をはじめた。今で言う所の「プア充」への道だ。なお「プア充」と言う言葉はあまり好きではない。「一点豪華主義」の方が好きだが、その一点が出来ない。
ただ「生活」を組み立て直し、最低限の自分の楽しみを生活に組み込み、ささやかな変化を楽しむ日々は悪いものではない。園芸もそうだし最近のお菓子作りも、水泳もその中での話しだ。


ここまでの贅沢、そんな感じだ。なお酒とタバコは止める気がない。ただ酒に関しては、最近とても弱くなったので今後どうなるのかは解らない。


48歳は、1月2日の除雪から始まっている。「町内会で決まったから」という交通誘導員の話しだが、なぜオペレーターの私に相談無しに決めるのだろうか。もちろん、「決めたがあいつが勝手に動かしている」と言う事実を作るための口実なのかは解らない。ただ私のような「新参者」には断る必要がないと考えているフシはある。



所詮青森生まれのよそ者なのだ。



かなり傷ついた。おかげで以降飲んだくれている。それで解決するはずがないと解っていても飲んだくれるしかない。



そして今日取引先の社長が新年のあいさつにきた。こういった場合はたいてい良い事はない。
三年連続契約金ダウン。しかも今回は30%オフ!三年後には契約そのものがないかもしれないと言われた。

大抵こういった事には予兆があり、大体それが当たるのだ。なので驚きはしなかった。この交渉も今年で6年目だ。しかし私の骨折以外では全く同じ理由、「他部門の赤字」。私のいる部門は、なんとか黒字なのだ。私が外注なので、よくある話しになっている。




グチを言ってもしょうがない。そう言った会社と付き合って来た私が悪い。



プア充ではなく明らかにプアになる。それでは再生産も出来ない。廃業が目の前にある。


それでもカメラマンにこだわるのは、不可能に挑戦みたいな世界だ。確実に人生の岐路がまたやって来た。