どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

夏の終わりに飛び込んで関ジャニ

2015-08-16 20:36:37 | 日記

 

土曜日は朝方にも雨が降ったりして、不安定な天気が予想されていました。まあそれでも泳ぎに行って飛込み台で遊びたい。しかし午後の天気予報は50%だしレーダー予報でも2時から3時にかなりの雨が降りそう。しかし、まあそれでも行ってしまえと。雨が降ってもどうせ裸だ。雷さえなければそれでいい。

 

 

雫石川は最近のカラカラからようやっと普通になった感じ。さてここまでの間にペアルックの女の子、ペアルックの上に頭にでっかいリボンをのせた女性などをチラホラ見かけます。今年の女の子の流行は、70年代風の可愛い感じ、勝手にロリポップと言っていますが、ロリータファッションをシンプルにして軽くさせ、ポップな色や花柄とかストライプも使うのですが、ありていに言えば原宿風なのですがそこまでゴテっとはしていない感じでスイートなイメージでしょうか。そんな服が多いのはわかっているのですが、にしても変。どんなに親しい友人同士でも、全く同じというのはない。

 

 

ナゾは総合プールについて氷解。関ジャニのコンサートだった。土曜日は夜のステージのみ。気合のこもったファッションが目立ちます。そしてまだこの時点で、グッズ販売のみなのですがそれでも会場入り口はごった返しております。

私は、この後泳ごうと思ったのですがまずストレッチしてと準備していたら寝落ちしました。目が覚めたら今度はコースが開かない。おまけに知り合いまで来た。もう飛び込みのみにしようと、そのまま甲羅干ししながらリハーサル前の音響チェックやリハーサルの音楽を聴いていました。とは言っても聞こえてくるのはベースラインの音ばかりなのだが、少し歌のようなのも聞こえてきた。

そして飛込み台から落ちまくる、落ちまくる。5メーターの台で安定して落ちれるようになれました。

なお14時頃にパラパラ雨が降っただけで、とてもよく晴れていたのですが、どうもこの辺りだけだったよう。14時から14時10分の間に1ミリの豪雨が降ったようです。本宮の知り合いがそれはすごい雨だったと言いますし、茶畑の気象台でも記録していました。ただ総合プールやアイスアリーナではパラパラしただけでした。まあ関ジャニパワーか。

 

 

 

その後少し真面目に泳いでただ、20年ぶりに会う人が現れてビックリ。少し話をして出たのが4時半過ぎ。プールのロビーから正面玄関前までファンだらけ。もうペアルックだけでは驚いてはいけません。コスプレか?というファッションや、さらに巨大なリボンや身体中リボンだらけとかまあすごいこと。気合入れ過ぎです。

とはいえコンサートグッズのTシャツとかフツーの人も多いし、家族連れなんて当たり前で、明らかに一族郎等でくるお客さんもいます。揃いの法被とかも微笑ましい限りです。その前にファン層の厚さに驚きます。年代の幅もすごいし、連れてこられただけなのかもしれませんが男性も目立ちます。それも年齢層が広い。ジャニーズの底力を感じます。

 

 

とはいえこの状態。どうも近所のコンビニからプールのエントランスからロビーまで占拠されたのがクレームになったようです。特にプールのロビーは泳ぎ疲れた人や、練習前や後に勉強する子供、子供が出てくるのを待っている親とか使うのにスペースが全くなくなったわけで、次の日にはスタッフが目を光らせていました。

 

 

これがペアルック。とても綺麗にまとまっている方ですね。靴だけが違います。とはいえ普段あんなに差別化に競い合っているのに、ここでは同じファッションというのは驚くことです。奥の方にいる青と水色の同型のワンピースにお揃いのカーディガンと帽子の方に聞いてみました。すると「せっかく会えるのに気合を入れない方がおかしいでしょ」納得です。ペアルックに関しては「さらに目立つでしょ」これも納得です。どうも目立って一眼でも視線を送ってもらいたいということのようです。点ではなく面で目立った方がいいということです。とはいえお姉様方、少し迷惑そうでした。ゴメンなさい。

後たぶんそれ以外にもお約束があるのだろう。

今回見た中で最高にイカしたペアルックは、確か濃紺と青と黄色の縦縞を細かくずらした縞模様、なんといっていいのかわからないが、そのすごく派手でシックな生地で、一人はパンタロン、一人はミニスカートとは言ってもあの裾が細かくちぎれたような細かいひだを入れたようなのに仕立てていたのがかっこよかったですね。とてもクールでした。

昨年のズカショック並みにすごいです。

 

 

まあでもこの天気は、本当にファンの熱気が雲を飛ばしたとしか言いようがありません。

以前のりピーのデビューして人気沸騰直前に盛岡でNHKFMの番組収録ミニコンサートがあったのですが、たった10分間で3回衣装が変わった、舞台上で、衣装というよりはあれはトランスフォーマーだった、いったいこの衣装はいくらするんだと驚いたものです。大体この衣装を設計したやつがすごい。

アイドルは金がかかるというのは確かです。でもこの関ジャニだって、アイスアリーナで1週間前から仮設トイレ設置、舞台装置搬入、音響・照明搬入、グッズ搬入陳列ととんでもない人数が準備しています。一週間かけてプロがつくりあげた舞台です。壮大な絵になっているのは間違いがありません。画龍点睛ではないですがそこにアイドルが立った瞬間に動き出す、エンターティーメントになっているはずです。

カメラマンとして思うのは、そういったリアルなイリュージョンを作るのは本当に難しい。関ジャニのファンには失礼かもしれないが、マクドナルドのポスターに何人ものプロが関わっているからあの写真がある。批判する人は多いが、エンタメとしてはかなりいいものになっているだろう。

とはいえすごい。一週間前から仕込み始めるというのは、普通じゃない。とんでもないものだから、熱狂するという図式がある。宝塚に似たところはあるのかもしれない。スマップがご贔屓だったんだけど今は関ジャニ一押しで、そういった「ジャニーズファン」も結構いそうだ。というかかなりいるだろう。

 

 

よ市に行くと、メロン売りの娘がいた。

 

 

雲の中に薄く虹が出ていた。

 

 

16日は大快晴です。関ジャニのファンが二組写っています。セブンの前は違うと思いますのでどれでしょう。もう街の風景が変わって見えます。延べ人数で9000人の関ジャニファンが盛岡に押し寄せたわけです。盛岡の人口のおおざっぱに3%です。グッズ販売のみで来た人もいると思いますので4%はいたのではないのでしょうか。

盛岡の3%が変わるだけで街の景色が変わる。いや1%でもかなり変わる。

 

 

今日も泳いで落っこちようと思います。ただ総合プールに一日中いるのは人としてどうなのか、結局監視員から変人だと思われているのをさらに補強したくないというのがあって、都南のプールに向かいます。都南のプールも今日が最終日です。

 

 

こまちも通りました。

 

 

北上川・雫石川・中津川の合流地点なのですが、その中津川寄りでリコリスを発見。仏のお導きかという前に、やっぱりこいつら上流から流れてきたという確信が起きます。

とはいえ、仏のお導きにしてしまいましょう。送り火の日です。

そういえばこの辺りでは、火は樺の木の皮が主流です。樺の皮は香りのある油分を含んでいてよく燃えます。そして香りがいいのですが、魔除けによくあるパターンだよなと。

 

 

上りの新幹線が出て行ったら、下りの新幹線が入ってきました。お盆の交通ラッシュなのでしょうか。

 

 

総合プールはスポーツ施設なのですが、都南のプールはのんびりしたレクリエーション施設です。いろんな人の背中を見ながら、やっぱり男は背中だよなと、わけもなく思う。

北の肉とかいているわけで、肩甲骨と腹のことかと思えば形象通りなのだが、この人は昔何をやってきたんだろうとか、スポーツを何かやっているかとか思いながらボーっと見て行くと、別なことを考えます。人の正面は胸と腹に分けられますが大体等分割だと。ところが背中は腰を含んだ概念でやたら広い。人は南を向くから、背は北だとも言えるが、正面を指す用語に南はない。

そして自分の背中は自分で見れない。人類最大の面積の概念を直接見ることがない。見ることのない履歴というのはなんなのだろうか。

私というのは、背中にあるのかもしれない。

 

 

今日は舟っこ流しだ。

 

 

盛岡市長選と市議会選も始まった。

今回市長候補が現職と新人ということになって、少し波乱含みになっている。そして新人候補が微妙すぎる。そして現職はとてもいいのだが、盛岡の経済界出身すぎて、4期やらせたらまずいのではないのかという、そういった不安がある。商工会議所との連携はかなりよく動いているのだが、彼らは我田引水な気がしている。商人だからしょうがないのだが、目立っているというのは良くない。

あと一番大きいことは、盛岡市は工藤市長という教育系の市長がいた時代があった。高度経済成長期なので無理が聞いたと思うのだが、ある部分では文教エリアというのを盛岡の歴史から見ても無理のない形で作った。それが高松・上田エリアだ。ただそこを引き継いだはずの、太田・桑島コンビの計6期だと思うが、その間がバブルだったということもあって西南開発の促進など問題が残ることをしていた。

その前に合わせて6期ということで、どうも権威になりすぎてしまった嫌いがある。盛岡市動物公園の伝説では、太田市長が孫からキリンが欲しいと言われて、北方動物を集めて展示するというコンセプトから大幅にずれたことになってしまったと言われている。そしてそれを止める人がいなかった。特に市役所職員には全くいなかった。それは盛岡市役所出身の桑島さん助役がだったからだ。

そして現職にもその傾向が出て来始めている、そう聞こえている。市役所に派閥があるとも聞いている。とても良くない。

 

 

この道には花の育苗農家の直売所がある。ところがここは花ばかりではなく野菜も売っているし、パラペーニョソースとかも自家製で売っている。手広くやっているのだ。ここの名物らしいメキシコ漬というのを買おうといったらなくて、とても残念だった。

都南のプールが今年最後だからゆくというのと、総合プールで一日中はバカすぎるのもというのもある。ただもう一つ、メキシコ漬を食べたかったというのはある。そしてどんなにメキシコ漬けが食べたくとも、さすがにここまでは来ない。夏の屋外プールとの組み合わせでの欲望なのだ。

来年があれば是非食べたい。

 

 

都南のプールの欠点は水深が浅いことだろう。その上蒸発量が大きいので、規定より水深が下がることが多い。予算の関係か水はそんなに入れられないし、浄水槽もそんなに回っていない。あと神社がとなりで木立からの落ち葉や虫があることがある。子供のつけていたカットバンが浮かんでいることもある。

不衛生に見えるかもしれないが、その程度で病気になった話はない。今の水質基準はそこまで厳しい。そしてその程度で人は死なない。

ただ今日は最終日ということで気合が入っていたかもしれない。水もとても綺麗だった。

突き刺すような日差しは、夏のものではなくなっていた。もっときつい秋の棘のある日差しだった。

プールのとなりの多賀神社にお参りしようと思ったら、本殿正面の階段脇にカップルが座っていて、少し困った。いや大いに困った。お参りしたいのだがこのままではカップルも参拝してしまう。もちろん彼らは神ではないが、その仲むつまじさいいんだが、はよどけと思っても口に出せない。

いやあのカップルに参拝するべきだったかもしれないが、それでは変態だ。意味不明すぎる。何にでも神の表れとする神道でもそれは許さんだろう。

格式があって相撲と神楽の座のある立派な境内だ。

 

 

舟っこ流しの舟が、お供えを置いて焼かれるのを待っていた。

 

 

舟っこ流しの会場はこんな具合。

 

 

この明治橋のたもとには山清商店という種苗会社がある。そこの産直が結構面白い。イロイロなものがあるのではなく、種苗会社として農家にこんな野菜があるとアピールするためにある。今農家は産直なりで売り上げを伸ばしたいと考えているのだが、どうしても新しい売れ筋を開拓できる余裕がない。そこで盛岡で育てやすくて美味しい品種を提案するのだが、実際食べてみないとわからない。だから自家菜園で作って提案する。

今はタキイの玉ねぎ一オシのようで、少し古い品種をわざと押している。土地に合っているのだろう。そこにあったジャンボピーマン。大きいと大味というのはよくある。ただマイルドな青臭さが従来品種と比べていいと思う。大きさもウリだ。産直で目立つだろう。

 

 

総合プール飛込み台で、落ちた落ちた。腹黒いカメラマンから、落ちたカメラマンともう一つ名を取れたかもしれない。

落ちることに慣れると、なぜかそんなに体力を使わなくなる。多分あの疲労のほとんどが緊張なのだろう。そして底まで落ちてしまうと浮上のための体力が必要だが、それもほんの少しの体の動きでコントロールできるようだ。

だがそれでも底にたどり着きたいというわけのわからない願望がある。たどり着く意味のない願望だが、なぜか底にたどり着きたくなる。多分見上げた時のあのキラキラした青を見たいのだろう。必死で浮かび上がってゆく最中にわずかに見るあの光を見たいのかもしれない。それを見るためにはそこまでたどり着かないといけない。

 

 

プールから出ると、関ジャニの入れ替えでごったがえしていた。こうしてみると初日のあのファッションはコアな人たちだったんだと思う。演劇では楽日を狙うものだが、歌なので初日の方が間違いがないのだろう。もしかすると手違いを楽しむとかの玄人筋の話があるのかもしれない。

アイドルに関する現象はなかなか観れるものではない。だが見たとしてもその深層にたどり着くことはない。それでもわかるのはこの人たちは歩き方が綺麗だということだ。やはり個人差はある。でも努力はしている。そこは間違いない。会える緊張感から起きてるのかもしれないが、アイドルは彼女たちを綺麗にしている、しかもとてつもなく。

なかなか奥深いものを見た。