どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

終わりの始まりなのか始まりの終わりなのか

2017-01-20 22:01:11 | 日記

 

ということで、日本ではダークマターが売られています。これは宇宙の総エネルギーの30%を占める物質で未だかつて観測されないものだ。理論的にはないとおかしいが、それを実現した日本の科学技術力に感服する。

ただ1gあたりのカロリーが5,4キロカロリーと意外と低い。そうダークマターだから低く感じるのだ。だがダークマターは普遍的にこの世界にあるはずだ。そうでないと宇宙理論が成り立たない。

そう、この商品はダークマターを凝縮したわけではない。下手に凝縮したら再度ビックバンが起きかねない。そこを考慮して、自然にあるダークマターを絶妙なバランスで入れたのだろう。

画期的なネーミングだ。だが理系以外にはこの面白さは全くわからないだろう。

 

 

明日目がさめると、トランプさんがトランプ大統領さんになっている世界がある。

 

 

セグロキレイがいた。忍者っぽい柄になっていた。

 

 

アメリカ大統領就任式で、ワシントンが要塞化しているようだ。当たり前の話でもあるが、今回は抗議デモが多発しそのためにテロが起こりやすくなっていると考えられるからだ。

「ドナルド・トランプはワシントンを支配するかもしれないが、米国民としてのわれわれの運命を握っているのはわれわれ自身だ」とデブラシオ市長(民主党)は語った。」

うん、これってティーパーティーが言ってた言葉だよね。



ただね、草の根精神は日本人は持つべきだよ。腐敗というのはなあなあからはじまるんだよ。

美しい日本のなあなあは、だから面白いのだが。美味しく発酵しています。もっと美味しくならないといけない。

 

 

トランプさんの最大の問題は、彼に人は飽きるにではないのかということだ。今だって熱狂はないし、今後のスケジュールも急速に進めるとはいっているが、重要なメキシコへの壁とオバマケアに関しては時間がかかるだろうし、NAFTAの問題は再交渉のための交渉のための交渉を行う必要がある。

 

 

そこを一気に大統領令でやってしまう構えのようだ。今200件の大統領令候補があるようだ。それぞれが世界を震撼させる内容になると思う。だがありがたいことにエルサレムへのイスラエル大使館移転は、大統領令だけでは済まされないだろう。それだけが救いだ。

今までも今までだったが、大統領という法的存在でいうことなのだから世界に大混乱を起こす可能性はある。ありがたいことに、トランプさんは一気にやってしまうつもりだ。悪事は一時に限る。一気にやってしまうと大混乱が起こる。それを恐れて小出しにしては実は何も変わらないことになってしまう。そう、「上に政策あれば下に対策あり」なのだ。対策をつけられないように一気にやらないと、改革はできない。

 

 

問題はアメリカが分断されているということだ。トランプさんの大統領さんへの就任演説がどうなるかはわからないが、多分間違いなく分断を意識しないものになるだろう。40%の支持率ならば、その40%に向けた話になる。

アメリカがなぜ偉大なのかというのを、知らない40%にはいい演説になるだろう。

 

 

進歩を続けたからこそ尊敬されたのだ。ただ彼らの愚かなところは、進歩した結果経済格差が広がったということだ。そこに何もしなかったということだけだ。

 

 

トランプさん、大統領さんになったらツイッターやめてほしいよ。優秀な部下を揃えても、今のところは国際的にアウトだよ。

 

 

90年代から予測された時代が来た。喜んで迎えられない立場の自分がいる。それは左とか右ではない。木っ端微塵で吹き飛ぶというだけの、それだけの存在でしか無くなっている自分がいると、確認しているのが今の私だ。

 

 

誰もが正しい世界はどう言ったものなのか言わない。正しさが疑われている。

だが我々は、拡張された世界に生きている。グローバルゼーションとかイロイロ言われているが、拡張された世界では、一部の現象でしかない

そう、拡張された世界なのだ。


今日は少し忙しかった

2017-01-20 01:03:09 | 日記

 

昨日の雪は7センチ降った。ちょろっと仕事をしてから雪かきをするのだが、また保管している場所に車が塞がって出せない。気温がすでにプラスに転じていて、今がチャンスなのだ。なのでムチャクチャなところを通ってムリヤリ出す。雪かきは順調に終わった。

家に帰ってネットニュースを見ると、カルフォルニア州とメキシコの国境沿いで発見された新種の蛾に、「ネオパルパ・ドナルドトランピ」と命名されたという。まあ笑った笑った。午後の仕事で出会う人出会う人に「ドナルドトランピ」の話をするとみんな受ける。で、ブログのページを費やして、高松の池にゆく。そのあと仕事して風呂入って飯食って仕事して、ってな具合だった。



オバマ大統領の最後の記者会見が行われた。あんまり日本向けのニュースにはならないものだが、惜別の想いというか、そういったものがあるのだろう。CNNから。

「そのために皆さんもわれわれに協力してくれると承知している」と、オバマ大統領は記者たちに向かって述べた。

 「私はこの国を信じている。米国人を信じている。国民は悪であるよりも善であると信じている」と大統領は述べた。「悲劇的なことも起こるだろう。この世界には悪が存在するとも考えている。だが結局のところ、私たちが懸命に努力すれば、自分たちの中の真実であると感じられること、正しいと感じられることに誠実であれば、世界は少しずつよくなっていくと私は考える」
 
ニューズウイークはもう少し説明的だが、会見最後の言葉を伝えている。
 
「会見の終り近くには、トランプが就任しても世界が終わるわけではないと言い、「世界の終わりと言えるのは、世界の終わりだけだ」と、記者たちの不安をなだめた。質疑応答を終えると、オバマは記者団に感謝し、「幸運を祈る」と言って演壇を下りた。それは記者たちだけでなく、アメリカ全体に向けられた言葉のようだった。」
 
全文を読んで見たいが、今の所はまだ見当たらない。最終演説全文があったからこちらを貼っておく。
ただやはり感じるのは、本当に品格ある大統領だったということだ。記者会見の跋文からもそれがうかがえる。
 
 
 
 
 
 
明日はドナルド・トランプ次期大統領が大統領になる日だ。今の所品性という言葉を一切感じさせないトランプさんだが、明日からは法的な存在になる。権力を持つということは、憲法と法に縛られるということなのだ。今までの好き放題の発言も、権力の乱用と糾弾される可能性がある。今までは企業は忖度して行動してきたが、今後はかなり変わるだろう。
 
すでにGMは17日にアメリカの投資を増やして2000人の雇用を増やすといったのに、明日小型車の販売の落ち込みに伴う2000人のレイオフに、明日踏み切る。
 
GMがレイオフを行うのは6年ぶり。オハイオ州ローズタウンの工場では1200人、ミシガン州ランシングの工場では800人が対象となる。両州ともトランプ氏当選のカギとなった州で、開票結果からは多くの労働者がトランプ氏を支持したことがうかがえる。」

もちろん一時解雇で、別車種の生産方針がつけばまた2000人雇用されるのだろう。ということは、GMは嘘はついていないのだ。別車種への切り替え投資を行うが、その間暇になる工員を一時解雇するというのは合理性がある。ただ3月にはデトロイトの工場で1300人がレイオフされる。

法的根拠のない発言には、巧みな技で切り抜けた形だ。明日以降は、この決定にトランプさんがなんと言おうと政府の不当な圧力と言い切れる。





少し不思議なニュースがあった。川崎重工が、トランプさんがエグゼクティブ・プロデューサーとして関与する「ニュー・セレブリティ・アプレンティス」のスポンサーを降りると発表したのだ。だがこの広報担当者は即日解雇されたようで、実際何があったのかはよくわからない。

広報担当のケビン・アレン氏は電話でのインタビューで、顧客からの懸念や不買運動などを考慮し、トランプ氏がエグゼクティブ・プロデューサーとして関与する限り、番組に参加しない、と述べていた。」
その数時間後、同社は短い声明で「『ニュー・セレブリティ・アプレンティス』とトランプ氏の関与について最近出された、カワサキモータースUSA従業員によるコメントは、会社の立場を正確に伝えていない。また、この従業員はもう社員ではない」と述べた。」

ケビン・アレン氏の発言は確かに三分の一はあるだろう。だが最も大きいのは、シュワルツネッガーがやっている番組だったとしても、トランプさんがエグゼクティブ・プロデューサーでない番組には価値がない、そう判断したのだろう。もしくはトランプさんの番組だからと増額を要求されたか、多分両方だろう。もしくは視聴率が下がっているからだろう。トランプさんが大統領になればこのメディアに関わることはできない。

ただ、この広報担当が混乱して話してしまって解雇されたというのは悲しいことだ。カワサキが一番恐れたのは、トランプ反対だと少しでも思われたくなかったからだ。そういった言動をしてしまったというのが解雇の理由だ。本当の理由は、カワサキはトランプさんから離れたいのだ。




もう一度オバマ大統領の最終記者会見を貼っておこう。

「私はこの国を信じている。米国人を信じている。国民は悪であるよりも善であると信じている」と大統領は述べた。「悲劇的なことも起こるだろう。この世界には悪が存在するとも考えている。だが結局のところ、私たちが懸命に努力すれば、自分たちの中の真実であると感じられること、正しいと感じられることに誠実であれば、世界は少しずつよくなっていくと私は考える」

この言葉の中には、為政者ならではの欺瞞がある。オバマ大統領は根本的にアメリカを信じてはいなかったと思う。だから誠実でなければいけなかった。だが誠実であろうとすればするほど、苦悩したと思う。その苦悩は2期目に多く現れ、このレイムダック期に目立つ動きをした。ある意味やりたい放題なのだが、それは彼の一番の誠実さだったと思う。

国家間での取引はありうるのだろうか。それは折衝という言葉になり、条約や法になる。単純ではない。

最近では取引としか思われないことがあった。エジプトに対してサウジアラビアが数十億ドルの投資をするという話になった。そのあと紅海の出口にあるエジプト領の島を譲渡するという話になった。

島を譲渡するエジプト政府の計画は、サウジがエジプト国内に数十億ドル規模の投資を行う意向を明らかにした後で持ち上がったものだった。両国の間に位置するこれらの島は、ヨルダンやイスラエルへの航路上にあることから戦略的な重要性を持つ。」

これを違法として裁判所が却下した。もちろん固有の領土だからというのはある。それ以上にこの取引に裁判所ですら危機感を覚えたのだろう。

取引するのは簡単だ。だがそれが自分の金だけだったらまだいいだろう。従業員を巻き込むかもしれない。だが自分の会社でそれなりに社員を鍛えていれば挑戦的な取引もいいだろう。だが、関係ない他人を巻き込む取引はどうなのだ。2億人以上を巻き込む取引はどうなのか?その意味がわかっているのかどうか怪しいのだが、明日に期待しよう。トランプさんの演説は世界を巻き込むものでなければいけない。それがアメリカ大統領なのだ。