今日は1日ほぼみぞれでした。雪かきしなくてよかったので仕事が進みました。
ジャズの歴史の中では、抑圧と自由というの
があると思う。黒人のブルースから始まり、うまい連中が集められて金持ちの間で演奏されるようになる。歌手がいてのバックバンドの形式で、決められた曲を決められたようにしか演奏できなかった時代があったと思う。それでも少しずつファンクな要素は深めていったと思うが、 歌手が休憩の時にバックバンドはインスツルメントを演奏するのだろうが、その時のアドリブも限定的だったのではないのか。 歌手がアドリブで受けてからが、アドリブの「ジャズ」になる。なのではじめっから自由な形式ではない。
金持ち相手では高額な報酬もあるし、演奏では対等である。その関係性は「演奏しているときは対等でむしろ高給だが、終われば差別された存在」になる。
あまり公民権運動とジャズを絡めたくはないのだが、コルトレーンの演奏を聴いて、つくづく思った。
まあこの項はいつかまとめて書こう。ただ結論から言えば、彼は根源的な宗教音楽へ向かったのだ。
トランプさんの愉快な仲間たちの、上級顧問ケリーアン・コンウェイ氏は、オルタナティブファクツを披露したようだ。3日夜放送の米MSNBCとのインタビューで「過激化したイラク人2人がこの国に来て、その2人がボウリング・グリーン虐殺首謀者だったからだ」と述べた。
「イラク人のワアド・ラマダン・アルワン受刑者とモハナド・シャリーフ・ハマディ受刑者は、イラクの過激派アルカイダを支援するため武器や資金をイラクに送ろうとした疑いで逮捕され、起訴され、有罪となった。2人はイラク国内で駐留米軍に自家製爆弾を使用したことも認めた。2人とも、現在も服役中。」
これが虐殺の事実。どうも「ボウリング・フォー・コロンバイン」と混同しているのではないのかという意見がある。コロンバインでの銃乱射事件を「コロンバイン・マサカー」というのを「ボウリング・マサカー」と混同するというもの。かなりな信憑性がある。
韓国は昨年から厄年といってもいい状態になっている。もう呪いだね。
また口蹄疫が出たのだよ。あの牛の病気。ニューズウイークの記事だ。
「韓国中央部の忠清北道の農場で5日、結成型O型の口蹄疫感染が確認され、さらに100キロ以上離れた全羅北道でも口蹄疫感染の疑いが申請された。韓国の聯合ニュースによると、韓国農林畜産食品部は即座に忠清北道の感染が発生した農場の乳牛195頭を殺処分し、半径3キロ以内で口蹄疫に感染する恐れのある家畜を飼育する酪農家99軒1万頭に以降制限を出した。また口蹄疫感染の疑いが出ている全羅北道も含めて、牛・豚など生きているすべての偶蹄類の家畜の搬出が7日間禁止された。」
確か5年間は牛・豚肉の海外輸出禁止国となる。鳥インフルエンザ騒ぎもあったが、ここにきてまた口蹄疫か。口蹄疫を撲滅できない何かがあるのだろう。
トランプさんのイスラム7カ国の入国制限の大統領令は、連邦控訴審裁判所で却下された。ただ違憲かどうかというのは、再判断となった。
だがもう少し微妙な問題がある。アメリカ人の中でも意見が分かれるこの入国制限だ。CNNの調査報道から。
「今回の大統領令について、55%の人がイスラム教徒の米国への入国を阻止する取り組みとみなしていた。ただし、支持・不支持で見方は分かれ、大統領令に反対している人の82%がイスラム教徒の入国禁止ととらえていた一方で、支持している人のなかでそうとらえている人の割合は25%だった。」
7カ国からの入国制限を、宗教抜きで支持しているのが75%いるということなのだ。ここにはアメリカ的な人種差別や宗教差別をしてはいけないという考えで、そう書いたのかもしれない。ただ何も考えずに支持しているという可能性がある数字だ。
とても違和感がある。
ハクスリーの「すばらしい新世界」を読み始めているのだが、昔に読まなくてよかったと思う。30年前だったら多分単純なSFだった。新訳になってポップ感が増したのだろうが、それにしても今としか言いようのない本だ。
まだ読み終わってはいないが、確実に今だ。そして過去も今もいかに歪んでいるか、わかっていることだから、どうしようもない時代だからこそ楽しく読める。今では本質的にSFなのはなぜこの時代にアメリカを描けたのだろうか。それが不思議だ。
この本はソーマだ。
オルタナティブ・ロックという言葉があった。基本的には反主流派ということだ。ただニルヴァーナ以降はそれが主流になったらどうすんだよということで、議論は尽きないようだ。
オルタナティブライトは現在政権だが、反主流派を追求するのだろうか。
オマケ
千葉の巨大イチゴをいただきました。巨大すぎます。チプカシより巨大です。
なお大きいイチゴは大味とかいう方はいますが、一気にガホっと食べればいい話です。食いでがあってとても美味しいです。後味とかも一気に食ったほうがより一層感じますからね。ということで巨大イチゴは一口で食べてしまいましょう。とはいっても勿体無いので3口に分けて、てっぺんと真ん中と下を味わい比べても面白いですよ。巨大でないと、一気に食べ分けという芸当はできませんからね。