雪は4センチ降った。圧雪面も緩んだようなので除雪車を出そうと思ったらまたしても車が邪魔で出せない。4センチだからなと、手で危険箇所を除雪したが、なんか物足りなくてかなり徹底的にやってしまったので、逆に時間がかかってしまった。少し腕が痛い。
今日もオオバン君は元気です。
最近平日に高松の池にゆくと、何か変なことになっております。何ってキンクロは飛んでくるやらオオバンは走ってくるやら、スズメは追っかけてくるやら、これで鹿だのウサギだのが寄ってきたら私ゃ仏様だよ。ヒヨドリもなんか寄ってくるし、足元はオナガガモだらけ。踏んづけそうになること多数。ハトが寄ってくるのは閉口する。
シジュウカラがいます。このところいっぱい見かけますね。私としてはゴジュウカラに慰めてもらいたいのですが、こいつはレアだ。いることはいるのだが単独行動なので、未だ嘗て目撃したことがない。
今日もシメさんに会いました。シメシメ。嘴が汚いです。理由は木の実が大好きなんですけど、今食べているのはモミジの完全に熟して枝から落ちなかった、枝に残っている未熟の実を食べているから。モミジの実の翼が腐っていて、それが汚れになっているようです。
ジョウビタキのメスがいました。オスはどこにいるんでしょうか。カーキーグリーンにオレンジの尾がオシャレです。
正面も可愛いですね。
スズメと仲良くコメを食べるツグミです。
すると魔王降臨。とりのなん子氏著「とりぱん」の世界ですなこりゃ。
魔王ヒヨは、この後オナガガモに蹴散らされてしまいます。弱肉強食ですね。
ヒヨドリとツグミってあんまり体格差がないように見えるのだけど、やっぱり性格かなぁ。ツグミはなんか弱い。
で、なんで君僕の半径2メーター以内に来るんだね?
スタイリッシュなカワアイサがきました。
オッ、こいつメタボじゃない!
水鳥というのは機械工学科の人が見ると面白いものだと思います。普通の鳥は飛ぶために体を軽量化します。その上で飛ぶ目的で特化した翼と機能を持ちます。そして食べるためのくちばしの形状等変化してゆきます。
だが水鳥はさらにファクターが増えてゆきます。水にうかなければいけません。そして水は体熱を奪います。そこで羽毛が発達します。水は風などで波が起きます。あまり軽くても波に流されてしまいます。そこで水かきなどの器官を発達させると同時に、水上で安定させるための足の筋肉が発達します。そうすると重量が増えます。このため体全体も大きくなります。そして翼も大きくなります。当然さらに大きくなるわけです。大きくなった翼は骨格的に丈夫になる必要があります。しかし飛ぶためにはどこかが削られないといけません。でも餌をどう取るのかという問題が出てきます。エネルギー量の多い小魚を食べるためには潜れないといけません。ただ大きいと今度は羽毛が問題になります。間に入った空気が潜る際に浮力になって邪魔になります。すると潜るためには小さい方が有利になります。
飛ぶことをやめてしまえばいいのです。それがペンギンです。
でもほとんどの水鳥は渡りをします。逆にできるのです。大きな体を維持するための内臓と食欲がエネルギーを保管するスペースを作れるわけです。そしてどんな巨体でも飛んでしまえれば、実はエネルギー効率が高い。風を使えばいい話なのです。ただ寒さに耐えられないといけないのが問題ですね。
アイサ類やハジロ類は潜ることを前提にしたようで、ハジロが小型のカモなのは多分全体設計でこれが最適なサイズなのでしょう。アイサ類でもカワアイサがメタボに見えるのは、川でも潜れるように下半身が強化された結果なのでしょう。
水鳥のオスとメスの体のサイズがあまり違わないのは、熱の問題なのではないのかと考ええています。メスオスの問題より水上での熱損失の方が大きから、同じ構造だったら体積が同じくなるという気がしています。
その意味ではオオバンはクイナ類ですから特殊ですよね。ただ飛んで走って潜れるというスペックはオオバンのサイズでないとできないのではないのかと考えています。
スズメが叫んでいます。
舌って本当に小さいんだね。
今日の最高気温が、19時24分の5度というのがいまいち信じられないな。