最近少し暖かいので、高松の池の氷も緩んできたようです。
今日もオオバンくんは元気です。
氷の上にボロボロのツグミがいます。どうしたのでしょうか。
仲間が呼んでいるようですが、無視しています。
カモに怯えるツグミです。仲間が迎えに飛んでゆくと、逃げてしまいました。喧嘩でもしたのでしょうか。
トランプさんの報道官のスパイサー報道官ですが、広報担当責任者と兼務ということで、ただでさえ難しいトランプさんの広報担当責任者と報道官の兼務は無理ということで、広報担当責任者が別に決まるようだ。
実はトランプさんはスパイサー報道官を信用しているが仕事には全く不満足で、その上側近のフリーパスさんがなんで彼を押したのかと訝っていたという。この記事の中身をまとめるとこういったわけのわからないものになるが、そもそもトランプさんの意中の人物から断られ続けた結果、スパイサー報道官になったという経緯がある。
とはいえスパイサーさんは大変だよな。イヴァンカブランドの件では「大統領は父親として家族のために立ち上がる全ての権利を持つ」と言い張ってるけど、どう考えてもそれは娘のためになっていないよなぁ。
「ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は8日、イスラム圏7カ国からの入国を禁止した大統領令について、自分は入国を禁止する前に1カ月の告知期間を設けるべきだと主張したが、その案は司法当局者に却下されたと語った。」
全く理解できないのだが。
「自分は渡航者に事前通告すべきだと論じていたと説明。しかし司法当局者から、事前に通告すれば危険なテロリストが米国になだれ込むという理由で反対されたと語った。ただ、米国のビザ取得や難民認定の申請に時間がかかることを考えると、その反対理由は筋が通らない。」
司法に相談したというよりジェフ・セッションズ司法長官候補(当時。現在は長官)に相談しただけではないのだろうか。ジェフ・セッションズ氏は上院議員で法学博士なので相談される資格はあるが、不法移民に対する強行姿勢から、彼のことだと考えるのが一番妥当だろう。
司法当局者は、法的にどうかは判断できるが、テロリストがなだれ込むかどうかは言えないはずだ。むしろ手続き論として、7カ国へのビザ発給のさらなる厳格化、7カ国出身者の永住権以上の保持者の調査などを期間を置いて行い、それから入国禁止という方向を進めるのではないのだろうか。
直ちに禁止というのは、権力者以外はできないはずだからだ。
ン、このスズメ嘴がヘン。怪我をしたりして変形したのだろうか。上の嘴が伸びすぎている。ヒマワリのタネを食い過ぎたのか?
トランプさんが勧めたアメリカ連邦最高裁判事候補のニール・ゴーサッチ氏が民主党議員との会談で微妙なことを言ったようだ。
「ブルーメンソール議員によると、ゴーサッチ氏は同議員との会談の中で、大統領令の差し止めを命じたワシントン州連邦地裁の判事をトランプ大統領が「判事とやら(so-called judge)」と呼んだことについて、「士気をくじくもので残念だ」と明言したという。」
アメリカの三権分立の意義を考えれば、共和党推薦だったとしてもこう発言するだろう。ただ7日にも微妙なことを言っている。
「チャック・シューマー民主党上院院内総務との会談でも、裁判官に対する個人攻撃は裁判官全体に対する攻撃だと述べ、裁判官が人々に攻撃されることは極めて残念だと語ったとされる。さらに、裁判官は批判されることに慣れており、誰に対しても服従しないと強調したという。」
アメリカでは現在、憲法と法が多少理念がずれていても有効であれば合憲とみなすという解釈がまかり通っている。それに反対しているのがゴーサッチ氏なので当然と言えば当然なことだ。一般人やジャーナリストが裁判官を攻撃したとしてもそれはそれ。ただ行政が敵対的になった場合は、決して服従しないと言った。
トランプさんの暴走を抑えるのは、娘のイヴァンカさんだけだと思っていたが、パパのお節介のおかげで地に落ちてしまった。今や司法しかないのかと思うと、なんとも言えんな。
ということで溜まったネタを。
腹に多分良性の腫瘍だと思うのだが、腫瘍が59キロ溜まった男性が無事手術成功。
「ミシシッピ州でアンティークの店を営むロジャー・ローガンさんは、下腹部の極端な肥大に悩まされていた。大きな岩ほどに膨れ上がった下腹部のせいで、ローガンさんは椅子から立つことができず、店の仕事や、まともに外出することもあきらめなくてはならなかった。」
あなたの腹も大丈夫?
インドの病院で、頭蓋骨からゴキブリを摘出する手術が成功。そんなことあるのか、と言えば実はあるのだそうだ。
「ゴキブリはその12時間ほど前に、女性の体内に入り込んでいた。鼻の穴から潜り込み、鼻と脳の境目にある頭蓋底に達したと思われる。シャンカー教授は「極めて異例」とコメントしている。(中略)同病院ではこれまでにも寄生虫やハエを患者から摘出したことはあったが、ゴキブリが出て来たのは関係者が記憶している限りでは初めてだという。」
最近世界びっくりニュースはインドが席巻しているような気がする。20年前には中国だったのに。
500億円のヨットができた。マストの高さは90メートル。ロシアの富豪のものになる予定。
あの国って経済封鎖されていなかったかな?
ハイチの新大統領が就任したよ。一年ぶりにね。
最後の大ネタ。お笑い芸人のパックンのニューズウイークのコラム。アメリカ人としては大統領をウソ付き呼ばわりしたくはないし、いろいろ問題がある。だがある言葉を使うと、偶然にもものすごくうまくゆくという。引用もするけど、お笑い芸人のネタだから是非リンクを読んでいただきたい。
「実はtrumpにはもうひとつの意味がある。ちょっと古い意味だが、現大統領の発言に奇跡的に当てはまるものだ。それは「だます」や「捏造する」。つまり、これを使えば見出しはTrump lies...ではなくTrump trumps...と書けばいいのだ! 気持ち悪いぐらいの偶然で、完全に問題解決ではないか。ぜひ広めよう!」
私も広めたい。Trump trump true
ゆぴあすに泳ぎに行ったら、ここにもツグミがいた。
帰りに遊水池を覗くと、コガモがいた。
オルダス・ハスクリーの「すばらしい新世界」を読み終えた。いや、今の今まで読んでいなくて残念だったというのがいわゆる名著の賛辞だが、今の時代に読むともうこれは素晴らしく面白い。多分私が大学生だった頃に読んだら、そんなに面白くなかったはずだ。これが本当に1932年のSFなのだろうか。大森望氏の新訳というのもあるが、まさしく今を書いているとしか思えないのだ。
ディストピアが今あるからこその、ポストモダンという名の緩やかでソフィストケートされて、まだ執行猶予のある世界だからこそ、このSFの持つ力がより一層輝くのだ。
小説の中では「フォード様!」という言葉がいっぱい出てくる。オー・マイゴットと同様な意味合いになるのだが、「トランプ様」にならなきゃいいな。まだフォードの方がマシだ。
明日は雪になるようだ。今の所1センチ雪が降った。