どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

今日はなんだろう

2017-03-04 01:29:19 | 日記

 

仕事の合間に高松の池に行ってきた。白鳥が随分いなくなって、オナガガモがいっぱいになっていた。

 

 

トランプさんの施政方針演説はアメリカでは好意的に受け止められたようだ。例の喧嘩口調ではなかったというのが大きいが、それ以上にお手並み拝見という感じが大きいだろう。軍事費の増加と、アバマケアに代わる案がどう考えても支出増大を伴う。その上公共事業の増加と減税というのはどう考えても間尺に合わない。一月のイエメンでの作戦で、亡くなられた海兵隊員の母親が登場して涙を誘ったが、そもそもあの作戦は時期的に有効だったかどうかが疑わしい。オバマ政権で立案していたものだが、実行されなかった作戦だからだ。ただ単に公約を実行するために、すぐ使える作戦を使ったのではないのかと思われる。

 

 

セッションズ米司法長官の就任前にロシアのキスリャク駐米大使との接触で何があったのか疑惑化している。議会の承認後に発覚したことで、議会への偽証という話になっている。マイケル・フリン前国家安全保障問題担当大統領補佐官に続く第2弾でもある。ただ今日、トランプさんがこの問題について「魔女狩りだ」と発言した。そしたらロシアのラブロフ外相が「魔女狩り」発言をした。

ロシアのラブロフ外相は3日、ロシア大使とトランプ米政権のメンバーとの接触を巡る米国の政治スキャンダルについて、「魔女狩り」のようだと評した。ロシア通信(RIA)が報じた。」

仲がよろしいことで。



ペンス副大統領がインディアナ州知事時代に、公務に私用メールアドレスを使ったと発覚した。彼はクリントン女史をこれで随分痛めつけていた。

「ペンス氏は、国家安全保障などに関するやり取りで個人メールアカウントを使っていた。また、私用アドレスは昨年夏にハッキング被害に遭っていたという。昨年の大統領選では、クリントン元国務長官が公務で私用メールアドレスを使っていたことが問題となり、ペンス氏は、国の安全保障を脅かしたと批判していた。」

個人的にクリントンが自前のメールサーバーを持っていたことで、セキュリティ対策はしてあったのではないのかと考えている。それでも流出するときはするのだが、ペンスさんはしちゃったのですね。まさかプロバイダーサービスのメールサービスじゃあないでしょうねぇ。

ということで、アメリカの公文書のメールシステムは極めて使いにくいということで決定!またしても添付ファイルを紙に出力できないという問題ではないのかと思われる。多分この問題、もっとやっている奴がいるはずだ。まさかGーMailを使っていないでしょうねぇ。

 

 

企業合同説明会で、突然「どうやったらカメラマンになれるんですか」と聞かれてしまった。

この類の質問はえらく困る。話が単純だからだ。「私はカメラマンです」と宣言すればいい。それだけだ。写真学校を出るというのはもう過去の話。あそこだって確実な技術を教えてくれるわけではない。確実な技術ということではスタジオのアシスタントという方向がある。これは今でも変わっていないはずだ。最近は労基局の指導が強くて、過重労働は大昔に話になっているとは聞くが、それでも大変だろうとは思う。その上スタジオごとに専門がある。写真館・人・物・建築・スポーツと多岐にわたる。ペット専門とか子供専門とかノウハウがないとできないジャンルはいくらでもある。料理とか観光地の集合写真とか、写真と一言で言っても様々なジャンルがある。メジャースポーツには各スポーツに専門家がいる。

なので慎重に調べないと、どうしようもない結果になる。間違って好きでもない専門にゆくとそれは悲劇だ。そして写真業界は、なぜかキツイ。なので慢性的にスタジオは人手不足だ。だからいろんな人が惹かれて入るが、あまり結果が良くない。離職率が高いのだ。事前調査をしなかった結果だと思う。

逆に調査しまくった結果、過適応した場合もある意味悲劇になる。師匠の写真しか撮れなくなるのだ。それでやめてゆく人も知っている。真面目にそれはつまらないのだ。

次が厄介だ。技術があっても流行がある。その流行を見極められないと自分の技術の使いようがない。そこで時代遅れと言われるようになる。そもそも技術の進歩についてゆけなくなったらアウトだ。これはインスタグラムを使いこなすカメラメンと、普通のカメラマンとの差になる。ブログを使うカメラマンは、まずアウトだろう。

 

 

現在のスチールカメラマンに要求されるのは、動画も撮れることだ。単純な編集は当然必要だ。そのためのパソコンワークと、スティルの画像処理、そして簡単なデザイン能力。情報に対する貪欲さとかアンテナの張り方とか、そもそも文脈の作り方とか、わけがわからんことをセンスの一点でこなす人材である必要がある。だが、実はもっと大きい問題がある。

人間性なのだよ。コミュミケーション能力が低い人は、この業界は生き残れません。いい写真を取るという信用で成り立っています。センスという微妙な問題もあります。でもそれは天才以外では語る言葉ではない。

もっと簡単いえば、他人の欲望を2Dにするのが我々の仕事です。それはクライアントかもしれません。売上とか認知度アップとか、例えば就職用の証明写真を撮るときに、内定祈願のそう言った念を使ってイロイロ組み立ててゆくのが、コミュニケーションができなきゃそれ出来ないでしょ?

ということで、カメラメンを目指す前に人を目指しましょう。今はSNS等で発表できる時代です。カメラマンとしての評価はそこで見えるでしょう。若いうちに参入する業界でもなさそうな気がします。

なんでもできるのがカメラマンですが、写真家と混同してはいけませんよ。

 

 

今の時代は8Kのビデオで撮ってしまえばスポーツなりではベストカットが撮れます。作業量として大変ですが記憶とかを使えば大体を合わせて検索すればいいのですから、なんとかなるわけです。