カメラマンなのでよく「ご専門は」と聞かれる。地方で仕事をする限り専門性というのはないのだが、最近キンクロハジロになりそうなのが怖い。潜るタイミングもかなりの精度でわかるようになった。成功率50%というところか。以前は1%程度だったのに。
さらにイライラしているやつを発見できるようになった。
嬉しいような悲しいような。
ケンカも予測できるようになった。
口がここまで広がるとは思わなかったな。
日本が核兵器禁止の国際条約締結の交渉に望まないことがわかった。理由は核保有国が並ばないのは意味がなく現実的ではないということだ。それでは田舎にある「核廃絶宣言の村」というはのはなんなのだろうか。結局関係ないところでしかできない話なのだ。
日本がこの条約に締結した場合、アメリカの核の傘から外れるということを意味するし、非核三原則の曖昧なところを厳密に運用しなければいけなくなる。それが現実的ではないという判断なのだろう。ただね、これで世界で唯一核兵器の被害にあった国という名前は返上しなければね。
なお被害がないといっているだけで、空中核実験をやった国は全て被害がある。特にアメリカだね。
何か別な生き物に見える。
ニューズウイークの「東芝は悪くない」という記事がとても面白かった。筆者の小幡績氏は、1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現財務省)入省。1999大蔵省退職。2001年ハーバード大学で経済学博士(Ph.D.)を取得。帰国後、一橋経済研究所専任講師を経て、2003年より慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應ビジネススクール)准教授という経歴で、経済ジャーナリストとは逆の意見を言うことが多いが、本質に近いことを言う。今回もそれだ。
よくある経済ジャーナリストは「日本企業はリスクを取らなさすぎる」と言う。企業買収とか積極的に進めるべきだし、トップを目指すべきだと言う。その意味ではトップを目指して、三菱重工の2倍の金額で買収したWHはどうだったかといえば失敗した。なぜなら超名門のWHは東芝から見てもガバナンスが効かない大きな企業だった。東芝は見下されたのだ。結果何にもできずにWHは体質を改善できずに倒産の危機にある。
「東芝をはじめほとんどの日本企業は経営の基本がわかっていない。経営とはリスクをとらずに利益をあげること。それがすべてだ。」
ものすごく細かいところにリスク管理はするが大局的なリスク管理は一切できない、と言うことになるのだろう。従業員にはコンプライアンスがとか顧客管理がとかうるさくいっているのに、ネット管理が甘いとかそういったことはとても多い。
「普通の考え方をすれば、利益よりも事業を優先させる、という職人魂のような誤った考え方を捨ててすべては利益のために、リスクを最小化し、リスクを上回る利益のあるときだけリスクをとる、ということを徹底することである。」
職人魂を重視するならばそれを徹底するべきで、それでもリスク排除は徹底しなければいけない、といっている。
アメリカが地球温暖化防止のための対策を緩和するようだ。アメリカ人にとって今までの自分たちの生活を否定する地球温暖化議論は、石炭業界でなくとも、受け入れたくないのだろうな。
メキシコとの壁もどうなるのだろうか。おっそろしく丈夫なものになりそうだが、やっぱりメキシコ人が作るのだろうか。プエルトルコ人だろうか。アメリカ人は絶対作らないだろう。マリファナが合法かされた州ではビールの売り上げが落ちるくらいだからな。