どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

このコーヒーだけは嫌だ

2017-03-22 22:24:09 | 日記

ニューズウイークに「じっくり寝かせてコクを引き出すエイジド・コーヒが密かにブームに」という記事がでた。

コーヒーは収穫した初年度をファーストクロップ、2年目をパストクロップといいます。セカンドではないんですね。新豆とは違い、別物と扱われています。

これは簡単で、香りが落ちるからです。ただ青臭さが抜けるのでマイルドになって行きます。そして収穫から5年以上と言いますが、定義のないオールドクロップというものもあります。保管状況がものを言う世界でして、単純な不良在庫はオールドと言っていいのかどうなのか判断に悩むところです。ですが、わかっているのは峻烈な香りは無くなると言うことです。むしろウッディな、豆が本来、木と同じ成分でできていると言う味わいになりがちです。なので深煎りになります。するとカラメル状の甘さやコクが出てきますが香りは薄くなります。下手すると木酢液の香りがします。

ただいい豆だったらパストであろうがオールドであろうが、ある程度長期熟成は可能だと言われています。私は話半分で考えていますが、このエイジドはどうも胡散臭い。

その前にインドのモンスーンコーヒーと言うのがある。収穫して乾燥したのをモンスーンの湿度にあえて当てて、発芽直前まで膨らんだものを乾燥するのです。当然香りは低くなる。でも味はマイルドになる。インドでマイルド。もう一度言うよ、インドでマイルド。意味があるのか。

大航海時代のコーヒーの味わいというのはどう言ったものなのかというのを探求するのは面白い。だがやり方がどうかと思うのがエイジドだ。

エイジド・コーヒーは、古くて、新しいコーヒースタイルだ。コーヒーが欧州に伝来した16世紀当時、中東イエメンやインドネシアなどで収穫されたコーヒー豆は、長い航海を経て、欧州に運ばれていた。その間、木製の船体や潮風に触れたり、温度や湿度が変化したりすることによって、より深く、豊かな味わいとなったコーヒー豆は、欧州で人気を集めたという」

ただね、そうして当時と同じ流通で運ぶわけではないから、とてもよくわからないことをする。

また、米オレゴン州ポートランドの「ウォーター・アベニュー・コーヒー・ロースタリーズ」は、オーク樽で熟成させたスマトラコーヒーやピノ・ノワール樽で熟成したエルサルバドルコーヒーを販売するコーヒー焙煎業者としてコーヒー愛好家の間で有名だ。」

そう言った香り付けのコーヒーというのは面白いんだけど、焙煎時に相当その樽の香りは抜けるわけで、そこに意味を見出すとすると物語ということになる。でも物語消費はいいかげんにしてもらいたい。

そもそもフレーバーコーヒーとどこが違うのという疑問もある。香りが抜けた豆に、新たな香りを添加すると言って付加価値を付けているだけに過ぎない。そこに樽とかの物語があるだけだ。

基本的に不良在庫の高付加価値戦略としか思えないのだ。ネスカフェまで参入していればそうなる。

嗜好品なので絶対はない。だがこれは言葉だけだ。少なくともこれだけは言える。大航海時代のコーヒーは今よりとてつもなくまずかった。それを上品に再現したところで、どうなのだろうか。その過程を明確化できただけで、それがいいとは限らない。

そういえばミカフェートの川島氏が、盛岡中の自家焙煎コーヒーの豆を集めて、「劣化している」と言ったそうだ。何を持って劣化しているのかはわからないが、機屋からクラムボンまでそう言ったそうなので、それはありえない。あそこの豆は動いている。


おやおや

2017-03-22 20:16:15 | 日記

 

今日は天気が良かった。早速泳ぎにゆくことにする。

 

 

北朝鮮がまたミサイルを撃った。でも今回は失敗なようだ。ここがミサイルの兵器としても難しさ。数発は作ることはできても、安定して量産となるとかなり難しくなる。特にICBMに至ってはその困難さが際立つ。その量産に向けての実験なのだが、改良はできても、量産次の困難は火を見るより明らかだ。基礎的な工業力が問われるのだ。

とはいえ北朝鮮が来月15日に金日成の生誕105周年と軍創設85周年のイベントがあるはずで、これに向けて盛大に花火を打ち上げるのだろう。だが、こんなに打ちまくって民生は本当に大丈夫なのだろうか。

 

 

カイツブリ君が帰ってきた。2羽いたよ。

そうそう、アメリカが実験で、2万円の民生用ドローンをパトリオットミサイル3.8億円で撃ち落とした。三輪車を大型トラックで踏み潰して何が面白いんだということで、壮大な無駄使いという評判になった。

だがドローンは風の影響をとても受けやすい。まっすぐ飛ぶのも困難なところがあるのに、そんなフラフラしたものによく当てたものだというのが私の感想。まあ当てなくてもすぐそばで爆発したらそれでドローンは終わりだけどね。とりあえずパトリオットミサイルの性能はすごい。

ISがドローンを使った精密爆撃を計画しているとかで、この実験があったわけだ。ジャミング電波の方が簡単だと思うのだがね。

まあこのパトリオットですら制御不能になった個体はあるわけで、北朝鮮の場合先制攻撃をしようとして失敗する確率が今の所高い。すると世界からフルボッコになるわけで、思えば割に合わないミサイル計画でもある。

 

 

シメさんがいた。今日はやたら男前に見える。なぜかといえば目の上に小枝が写り込んでいて、眉毛に見えるのだ。これが男前に見える理由。

 

 

アメリカやイギリスがイスラム圏の国に対して、空港で乗り入れする飛行機の乗客に、携帯以外の電子機器を貨物の方に入れさせる方針になった。イスラム圏への嫌がらせかと思ったら、割とまともな理由があった。アルカイダ系の過激派が乾電池サイズの爆弾を作れるようになったという情報があるためだ。

ただテロリストが座席からスマホで貨物室の爆弾にアクセスできないわけではないと思うし、時限爆弾だったら意味がないわけで、なかなか防ぎようのない案件だ。航空機の貨物室が丈夫なことを祈るしかない。

 

 

スズガモちゃんが、体をブルっと震わせています。やっぱり女の子、仕草が可愛いですね。

サウジアラビアの国王のアジア巡業でモルジブをすっ飛ばした。人口40万でほとんどがイスラムスンニ派の国民にメッカの太守が寄らないのは余程のことだ。

モルディブ政府によれば、キャンセルの理由は国内で流行している豚インフルエンザを警戒してのことだった。」

モルディブはインド洋に浮かぶ1192の島々でできている。主な産業はリゾート。食料の9割を輸入に頼る。そんな国が世界から翻弄されないわけがない。まずは中国なのだが、2001年からマラオ島を中国にリースしている。これは中国の「海のシルクロード」政策と直結している。首都に近い島に、50年間の借地権を与える計画もある。中国の軍事拠点化になる可能性がある。

サウジアラビアはモルディブへ気前のいいくらいに、メッカの太守として、対インドもあって援助してきた。

例えば2013年には経済の停滞に苦しむ同国に3億ドルを用立てし、2015年には予算の足しにと2000億ドルを提供。また軍事施設の建設に5000万ドルを支払う約束をしたり、北部の環状サンゴ礁を港として使えるかどうかの研究費用に100万ドルをポンと提供したりしている。こうした投資以外にも、モスクやアラブ文化の施設を建設している。とにかく、金をばら撒いている印象だ。」

まあここにはワッハーブ派の伝道という意味合いもある。だが間違いなくインドも中国もイスラム弾圧の国であり、太守としては捨て置けない。パキスタンとバングラディッシュの連結点であるモルディブに中国が投資する以上、サウジもしなければいけない。

サウジアラビアの投資をめぐっては最近、大きな論争が起きている。きっかけは、サウジアラビアが100億ドルを投資して、モルディブの首都マレから120キロほど離れた19の島々からなるファーフ環礁を「リース」する契約を交渉していることが明らかになったことだ。計画ではこの環礁を経済特区にし、港やホテルなどを建設するという。ちなみに100億ドルといえば、モルディブのGDPの3倍にもなる金額だ。

だがこの契約については、以前から別の島にからんで収賄などの疑惑が指摘されているアブドッラ・ヤーミン大統領が、サウジアラビアからの金銭の見返りに、国土を事実上売り払おうとしているという批判が国民から噴出している。抗議デモが起きるまで事態は悪化している。


このためサウジ抗議デモが活発化して、メッカの太守が立ち寄れなくなったというわけだ。

だがもっと凄まじい。人口40万のモルディブには2300人ほどのイスラム過激派がいると言われている。アルカイダ系やIS系もいるのだろうが彼らはメッカの太守を認めていない。なのでデモ騒ぎでテロが起きる確率も高い。

モルディブの現政権が腐敗しているかどうかはわからないが、インドは手を出していないにしてもサウジと中国が手を出した上に、イスラム過激派を抱えたというのはただならない。



キンクロだと変顔になるな。



トランプさんの選挙対策を一時的にやっていたマナフォード氏が、ウクライナの親ロシア派からコンサルティング料として8400万ドル受け取ったのではないのかという証拠が出てきた。BBCだ

ウクライナ議会のセルゲイ・レシチェンコ議員が公開した契約書とインボイスには、「デイビス・マナフォート」という名の会社にコンピューター機器代として75万ドルが支払われたと記載されている。マナフォート氏のものとされる署名もある。

代金は、中米ベリーズにあるオフショア企業がキルギスタンの銀行を通じて支払っていた。」

 

 

アセビの花が咲きそうだ。


連休明けです

2017-03-22 02:06:43 | 日記

 

今日は火曜日だったのですね。知らなかった。

 

 

キンクロハジロが潜る瞬間。水に潜る時に目を保護するために瞬膜というのが出てくるのですが、それが瞳にかかってネコの目になっています。

 

 

これも潜る直前です。瞬膜が出ています。この瞬膜と眼球の形の違いで空中と水中との屈折率の差をカバーしているのではないのかという仮説があります。通常のキンクロの目は瞳のあたりが窪んだ特殊な形をしています。もともと鳥の目は球形ではなく楕円形のようなのですが、さらに変な形になっているようです。でも目が球形に見える時があって、その時に瞬膜が張っていれば丸くなるのではないのかというのが仮説です。

ここまで写真を山のように撮ればそういった仮説も浮かんできます。普通の鳥に比べると、眼球の構造が違うような気がします。キンクロハジロの解剖図ってないのかなあ。

 

 

キンクロハジロ缶バッチ計画はまだ進行してはいないが、徐々に進めている。

しかしだな、別な欲望からカーボンプレプリグという材料を調べていた。どういった材料かといえば炭素繊維にエポキシ樹脂を染み込ませたもので、熱をかければ固まる、そういった素材だ。ただ以前探していた85度硬化型が見つからない。あれこれしていたら、やっぱり同じこと考えている人がいるんですね。ベニアで箱を作って強力ヘアドライヤーで加熱すると155度まで出るんですね。

身近にもスキーワックスを板に含浸させるために、箱と布団乾燥機の組み合わせでやっている人がいたのですが、出るんですね。ほんと。

強度を大幅に低く見積もれば真空引きも必要がないので、実はプレプリグは面白い素材なのですが、やはりハードルは高いな。

 

 

森友学園問題は飽きてしまった。あれはどう考えても籠池氏の暴走だし、身辺を調べなかった役人の無作為で、その辺りが首相への問題点になるのだろう。国会に出たとしても、大体のところ彼は嘘つきなのだ。

もちろん彼の考える国家の大義は大切だ。だが実現させるために無茶苦茶やったのは間違いないが、それは普通では罪だと思う。

この森友事件の前にもう一つくすぶっていた案件がある。週刊現代オンラインの記事だ。加計孝太郎氏がトップを務める学校法人加計学園グループも、森友学園と近いとしか言いようのない手段で、運営しているのではないのかという疑いだ。

加計孝太郎氏は安倍総理が留学をしていた時に知り合って、今では大親友ということだ。籠池氏とは桁が違う訳でまあここがどうなるのかが楽しみだ。

加計学園への公有地「無償提供」で注目を浴びているのが、愛媛県今治市に開設予定の、岡山理科大学獣医学部の用地である。約37億円相当の市有地が、やはりタダで学園に渡ることが3月3日の今治市議会で決まり、波紋を呼んだ。」

獣医を増やさないというのが国の方針なのだが、まあそれは実際の実需とは違う話で、獣医というのは屠畜から保険環境衛生から家畜の医療、製薬会社での実験、そして一番身近なペットの医療というものがある。それに逆らうように獣医学科の定員削減とか博士号過程の設置に制限をかけてきた。確かに経済的に制限をかけたかったのかもしれないが、人間の医者にも認めてこなかった国はどうなのかとなる。そこに獣医学科新設置というのは少し変だ。

「文科省はこれまで、頑なに獣医学部の新設申請を却下してきました。麻生太郎財務相が議連の会長を務める日本獣医師会も、『これは一学校法人のビジネス拡大だ』と猛反対していたのですが、麻生さんもいつの間にか黙ってしまいました。

通常、大学学部の新設には2年はかかりますが、今回は1ヵ月のスピード認可になりそうです」

実はこれがとてもおかしい。一ヶ月での認可のためには全設備が既にあったということになる。私が知る限りこのスピードはない。



最近の安倍首相のこれらの話題は、面白くないな。もう少しでっかい話はないのかともったら、でっかい鶏の話があった。

「ネットに巨大ニワトリの動画、怖いと話題に」CNNのニュースだ。

真面目にデカい。本当にデカい。最大トサカまでの高さが1,2メートル、体重8キロまでになるニワトリという。世界最大の鶏ということで愛好家がいるようだ。インドの原種をアメリカで改良したもので、「ブラマ」という品種のようだ。いくつか系統があるようだがその詳細はわからない。ただ今でもこれの肉は作られているようで、愛好家が「ドイツの鳥インフルエンザの映像で見たのはブラマだった」といっているからそうなのだろう。ナゲット用とかではとてもいいかもしれない。

日本では観賞用に入っているようだ。つまり入手可能。一羽8000円程度。鶏の中では極めておとなしく、体のサイズの鳴き声を抜かせばとても買いやすいということだ。とりあえず鶏で飼いやすいというのはどうゆうことかはわからないけど、後ろからどつかれたりつつかれたりはかなりしないということなのだろうか。

足にまで毛が生えているのでえらく凶暴そうに見えるが、そうでもないとすれば鳴き声さえ問題にならない場所だったら飼えるのか。

 

 

ニューズウイークに「サウジ国王来日 主婦はほんとうに爆買いにしか関心ないんですかね」と保坂修司氏が買いていた。

バカンスで南仏に滞在するのと、公式訪問で東京にくるのでは性質がまったくちがう。いちおうインタビューのたびに、今回は公務だから、一部の例外を除けば、爆買いなんかしないですよ、とは話していたのだが、インタビュアーのなかにはその答えで満足できない人もおり、何度も撮り直しをくらうことがあった。」

よくある専門家の嘆きです。

「うちの視聴者の大半が主婦なので」というのを理由に、上のような金満・爆買いの話題ばかり振ってくることがあり、また主婦でもわかるように話をしてくださいと要求されるケースも何度かあった。」

主婦をバカにしていますよね。

わりと長めに生でしゃべらせてくれるラジオはいい。今回取材を受けて一番驚いたのは、元AKB48の高橋みなみがTokyo FMでやっている「高橋みなみのこれから、何する?」という番組であった。」

若者は生き残るために耳学問でもいいからとにかく勉強しようとします。だから年寄りが正しい認識を持っていないといけないのですが。

アラブ圏の王族の見せつけかたというのは、公務だからこそえげつないほどだったのであって、そのスペクタクルを楽しむのが普通かと。

妻の友人のワイン輸入業者からも問い合わせが入り、随行団の泊まるホテルを教えてほしいときた。おそらく1000人以上の人がくるなら、ワインも足らなくなるはず。だから今、営業をかければ、という魂胆だったのだろう。いちおうサウジアラビアはイスラームの国で、お酒は飲めないことになっているとは伝えたが、果たして結果や如何。」

多分この業者は全くわかっていないとしか言いようがない。公務なんですからね。正当なるイスラムの守護者としての巡回ですからね!

でもこの話は面白い。



日本は平和だね。

平和のために個人だどこまで苦労しているのかというのは別としてね。