鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.92 (総務委員会)

2013-06-10 15:36:17 | 日記
遅くなりましたが、5月24日、総務委員会が行われましたので、
以下、議題に沿って報告しておきます。

1、人事考課(賞与支給)について(局長)

人事考課は、自己評価、一次評価、二次評価を合算し総合的に評価している。
A:22(6.7%)、B:295(90.5%),C:9(2/8%)であり、S、D評価はな
かった。個々のA,C評価の理由説明があり、承認された。

2、医師会諸規定について(局長)

人間ドック学会の機能評価を受審予定としているが、審査は医師会諸規定の整
備が前提となる。そのこともあり、今回新規に規則を策定・明文化した。内容
については、基本的な事項が主である。以下、規則の概要説明があった。
・組織及び事務処理規則、
・経理規則
・旅費規程
・施設管理及び使用規則

3、給与規則の一部改正について(湯田川)

宿直、日直は、一部、医師会、山大など外部に委託しているが、宿直医の到着
前あるは早朝に、常勤医が遅番、早番として対応していた。今後、遅番、早番
の手当を支給したい。

当直手当 → 宿日直等手当とし、早・遅番を追加、1回、5000円を支払う
6月1日から適応

4、育児休業に関する規則及び介護休業に関する規則の一部改正について(湯田川)

子供の看護休暇:小学校前に予防注射などで欠勤するための休暇、
従来、半日単位で取得していたが、1時間単位で取得することができるよう
改正するもの

介護休暇(有給): 介護のために特別休暇として5日取得できる
従来の半日単位での取得を1時間単位で取得できるよう改正するもの

<参考>
介護休業
長期間、職場を休める制度だが、無支給

5、医師会職員駐車場について

第3駐車場(倉沢屋脇、52台、月額15万)は、山形空調から借り上げているが、
10月31日までで解約の申し出あり、
代替として、医師会から近い和泉町に新駐車場+2(36-40台、消雪完備で
月額19800円) の物件を借り上げたい

6、継続雇用者について

雇用義務となったため、理事会承認は不必要となり、報告のみ
8名を継続雇用する

7、職員募集について

7月まで随時募集、以後は正規募集のみとする

8、看護師奨学生について

本年度、応募がなかったが、継続することとする
日程は事務局案の通り

9、保育園の設置について(湯田川)
働く女性に対して、働きやすい環境づくりは、雇用者の義務でもあり、
これから医師会へ勤めようと思っている人へのアピールにもなる
との武田院長からの提言あり
今後、職員を中心に、ニーズ調査を含めて、前向きに検討することとする。
なお、医師会職員のうち:
女性:77%(348名)
湯田川では、79.5%が女性(151名)
40歳以上の女性が非常に多い

10、新病院の建設へ向けて(湯田川)

市に正式なプロジェクトチームを立ち上げて欲しいとの要望書を
提出することとする

11、その他

1)理事会資料
収支計算書は参考資料からはずし実績表のみとする

2)賠償保険
次年度へ向けて検討

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No.91 (医師会ゴルフコンペと写真)

2013-06-10 15:35:49 | 日記
昨日は、清々しい新緑のもと、湯野浜CCで医師会のゴルフコンペが行われまし
た。医師会のゴルフコンペは、春秋と年2回開催されています。会員、会員家族、
職員などの顔の見える関係づくりの一環として始めた医師会行事のひとつですが、
肝腎の会員、家族の参加が少なく、親睦という目的からは、ややさみしさを感じ
る行事となっています。秋のコンペは、10月6日に予定しています。多くの会員、
家族また職員の参加を期待したいと思います。

因みに、今回は、昨年ゴルフを始めたばかりの超初心者の私の妻も参加させ頂き
ました。150を超えるスコアでしたが、とても楽しんでいました。

なお、優勝(ベスグロも)は三井先生、準優勝は佐藤慎二先生でした。お二人と
も80台の立派なスコアでした。


ゴルフコンペ終了後、松山の眺海の森へ行ってみました。ここは、日本海の沈む
夕陽と雄大な最上川と庄内平野が一望できる、カメラ愛好家にとっては絶好のス
ポットです。

https://plus.google.com/photos/101791822828330277284/albums/5882430510296871185


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No.90 (ほたると薬剤師会とのミーティング)

2013-06-10 15:32:29 | 日記
いい季節になりましたね。
今週は会議も少なく、のんびり過ごしております。

さて、遅くなりましたが、20日の昼に行われた、ほたると薬剤師会との定例ミー
ティングについて報告しておきます。

「在宅医療における薬剤師の活用」というテーマで話し合いを行っています。

話し合いのなかで、あかね薬局に在宅療養中の患者さんの薬に関する相談窓口を
設置することになりました。20日の会議では、相談窓口の周知の範囲、方法、相
談依頼の書式などについて話し合いを行いました。

在宅ケアにおいては、介護職の役割が大きいのですが、薬に関しての知識に乏し
く現場で困っていることも多いようです。薬剤師への問い合わせ窓口があること
で、そのあたりが少しでも改善されることを期待しています。また、慢性のマン
パワー不足に悩んでいる訪問看護師にとっても、薬の管理を薬剤師に任せること
での負担軽減も期待されます。

一方、薬剤師の訪問服薬指導には、医師会の指示が必要です。例えば、認知症が
あり服薬管理が困難な患者さんに対して、医師の指示で薬剤師が患者さん宅を訪
問し、服薬指導や薬剤管理をしてくれます。薬剤師をより積極的に活用してみて
は如何でしょうか。


我が家のつつじも満開になりました。

https://plus.google.com/photos/101791822828330277284/albums/5881355501368191441

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No.89 (新緑の鶴岡公園)

2013-06-10 15:31:53 | 日記
昨日は、休診日。妻とゴルフを楽しんだあと、夕方にカメラを片手に新緑の鶴岡
公園を散歩してみました。目にも眩しい新緑のなか、つつじや藤が咲き誇ってい
ました。

https://plus.google.com/photos/101791822828330277284/albums/5881000188171908641

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No.88 (日本海と夕陽)

2013-06-10 15:31:25 | 日記
久しぶりに会議のない平日。天気も良かったので、診察が終わり次第、カメラを
もって湯野浜へ。カメラの練習も兼ねて、沈みゆく夕陽と日本海を撮ってみまし
た。夕陽が濡れた砂に反射し、とても綺麗でした。


https://plus.google.com/photos/101791822828330277284/albums/5880423472268404193

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No.87 (緩和ケア症例検討会)

2013-06-10 15:26:30 | 日記
遅くなりましたが、5月8日に行われた、地域緩和ケア症例検討会の報告です。
久しぶりに私も出席しました。

美香子先生のレポートにもありますが、荘内病院の外科医も含めて、多くの参加
者があり、活発な症例検討会でした。このようなかたちで、困難事例を地域の多
職種が集まり、話し合うことはとても大事で有意義なことだと再認識しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鶴岡協立病院の高橋美香子です。

5月8日(水)荘内病院講堂にて、第2回地域緩和ケア症例検討会が行なわれました。


今回は、医師会のイントラネットMLに4月の報告を載せていただいたり
院内でも医師、看護師に声をかけていただたこともあり、参加者は40名となりました。


(医師7名、看護師15名、薬剤師1名、MSW3名、ケアマネ10名、作業療法士2名、ケアワーカー1名、介護員1名)
広報の大切さと威力を実感しました。

ハローナースからはデバイス(経鼻栄養チューブの閉塞)のトラブルが頻回で
患者と家族のQOLを低下させているケースに対してどのようにアプローチするか。
きずなからは訪問看護の扱いが介護保険の場合と医療保険の場合とでケアマネや
福祉系サービスとの連携や情報共有に温度差が生じるという問題提起などなされました。


ご参加いただいた皆さんありがとうございました。


次回6月12日(水)の症例検討会は201会議室になります。
参加人数によっては少々窮屈になるかもしれませんが、
それでも活発なご参加と討論を期待いたします。よろしくお願いします。

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No.86 (ほたる運営委員会)

2013-06-10 15:26:02 | 日記
前後しますが、16日度1回目のほたる運営委員会を開催しました。

ご存知のように、ほたるは、国の在宅医療連携拠点事業を受託し、医師会に設置
した地域の在宅医療における多職種連携の「拠点」となる部署です。本年度から、
医師会の組織のなかでは地域医療室のなかに設置されていますが、実質上は地域
医療連携室=ほたるという位置付けです。遠藤係長以下、看護師、相談員、事務
員の3名を配置し、多岐にわたる活動を行っています。

なお、25年度からは、国の在宅医療拠点事業はなくなり、都道府県に設置された
地域医療再生基金に500億円上積みすることで、県の事業(在宅医療推進事業)
のなかで実施されることになったようです。

さて、今回の運営委員会のおもな議題は、本年度の事業計画の作成ですが、スタッ
フからはとても充実したアクションプランをつくって頂いており、われわれはそ
れを追認するだけでした。過去2年間の事業を通して、ほたるスタッフの成長は
著しく、スタッフ自らが課題を抽出し、それを解決する具体的方策を考えること
ができるようになりました。嬉しくも、頼もしい限りです。

以下、本年度のアクションプランです。

http://www.evernote.com/shard/s44/sh/3bf795ee-6159-4bfd-9741-f35e04f428ed/826500f74aab8da510e4d1f241ad4226
に、本年

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No.85 (Seagaia Meeting 2013 in Kyoto)

2013-06-10 15:25:33 | 日記
17-18日は、医療情報系の研究会であるSeagaia meeting でNet4Uの報告をして
きました。医療情報の分野では、今、地域連携がホットな話題のようです。

ID-Linkなどの普及もあり、ITが医療連携のツールとしてやっと実用化されつつ
あるというのが現状です。一方で、鶴岡は、Net4U運用13年目を迎え、すでに医
療のみならず介護系分野にまで普及しているわけですので、その先駆性には大き
な驚きを感じている様子でした。発表後、2-3名から視察希望を頂きました。

http://www.seagaia.org/~sg2013/program.html

折角の京都出張ですので、新緑の京都を楽しんで来ました。

https://plus.google.com/photos/101791822828330277284/albums/5879511789776106961

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No.84 (南庄内緩和ケア推進協議会総会)

2013-06-10 15:25:08 | 日記
昨晩(5月15日)は、南庄内緩和ケア推進協議会総会が開催されました。

ご存知のことと思いますが、国の「緩和ケア普及のための地域プロジェクト」終
了後に本協議会を設立し、当地域における緩和ケアのさらなる普及を目指した活
動を行っています。活動資金は、鶴岡市、三川町、鶴岡地区医師会、荘内病院が
応分に負担しています。

今回は総会でしたので、規約、役員、組織図の変更、24年度の事業、収支報告、
25年度の事業計画、収支予算などを審議し、すべて承認されました。

以下に配布資料をアップしておきましたが、各WG毎に多岐にわたる質の高い活動
が行われています。以下に列記しておきますが、これだけの活動を行っている地
域は、全国でも稀なのではないかと思っています。一方で、このような活動を行っ
ている地域と、なにもしていない地域での格差はどんどん広がっていくわけで、
鶴岡で培ったノウハウを他地域へ広めていく努力も今後は必要になるのかも知れ
ません。引き続き、皆さんのご理解、ご協力をお願いします。

医療者教育WG
.緩和ケアスキルアップ研修会
.キャンサーボード鶴岡
.看看研修会
.地域緩和ケア症例検討会
市民啓発WG
.市民公開講座
.出張講演会
地域連携WG
.南庄内在宅医療を考える会
.医療と介護の連携研修会
.医科歯科連携を考える会
.つるやくねとワーク(薬剤師)
.ふらっとの会
.南庄内栄養を考える会
.Net4Uの多職種での活用
緩和ケアサポートセンター
.相談窓口
.緩和ケアを学ぼう会
.つるおか健康塾
.ほっと広場
.ストーマ患者と家族の会
.緩和ケアコンサート


http://www.evernote.com/shard/s44/sh/28e6b1d2-827f-4a13-ad2d-1459edcd3874/e93c9f507586fd15ac3a420b0a286c12

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No.83 (連携パス全体会)

2013-06-10 15:24:30 | 日記
一昨日(5月4日)開催した、庄内南部地域連携パス推進協議会全体会を報告しま
す。本年度から全体会のあり方を変更し、地域の医療を担っている医師の参加
増を期待しているところですが、残念ながら今回も医師の参加は少なかったよう
です。
地域の医療の質向上に「連携」は、極めて重要な要素です。引き続きのご理解、
ご協力を期待するものです。

以下、全体会の要旨

司会進行:佐藤和彦先生

1、開会

2、協議会会長あいさつ

地域連携パスの運用を始めて7年目になる。
その間、大腿骨、脳卒中、糖尿病、5大がんのパスを開発、運用してきた。
本年度は、心筋梗塞パスの運用を目指している。
とくに、大腿骨、脳卒中パスは全例登録を原則として、多くの成果をあげてきた
と評価している。一方で、診療所の参加が少ない、あるいは参加をしていても入
力をしていない医療機関も少なくないという課題がある。
その部分を少しでも改善するための方策をいろいろと考えてはいるが、まずは、
パス運用の現状を知ってもらうことが重要と考えて、今日のプログラムに至った
ものである。
地域連携パスは、単にパスという工程表通りに、診療~フォローするということ
だけではない。パスをというツールを利用した、地域医療の質の向上のための取
り組みだと認識している。
是非、地域医療のため、地域住民のため、多くの皆さんの参加、協力をお願いし
たい。

3、運営委員会報告
医師会長だよりNo.79で報告済み

4、定例報告
2月、3月分の大腿骨、脳卒中、5大がん、糖尿病、脳卒中維持期の
運用状況の報告

5、脳卒中地域連携パス集計表報告と脳卒中維持期パスの運用の実際について

1)パス集計表からみた鶴岡地区脳卒中連携の現状と課題 丸谷先生
課題
・再発およびADL低下防止の具体的対策
・パス利用の普及(データ入力を含めて)
・患者用パス(健康ノート)の運用による患者啓発
2)脳卒中維持期パスを経験して中村先生
課題
・血圧管理の見解が一定しない
・BI評価の判定にあいまいさが残る
・ADL低下時の対応
・受診の滞り
・紹介状の不備(パスの登録記載がない)
展望(期待)
・ちょうかいネットの活用
・Net4Uとの併用での多職種連携の推進
・降圧療法や抗凝固療法、ADL低下例などの相談窓口

3)維持期入力の工夫 土田先生
入力は、大した負担にはなっていない
(入力時間:5分以内、2-3分でも可能)
課題(問題提起)
維持期参加率(内科系診療所50を分母):43%、
登録患者の61%は参加施設へ、内パス未入力が24%
0.61x0.76=0.46、46%の症例が脱落している!
医師は医療連携が嫌いなのか
とくに他職種との連携が嫌いあるいは苦手が多いのは事実だろう
入力に時間が割くには忙しすぎる、は誤解
IT嫌いなのか?紙パスなら参加するのか?
維持期参加医療機関を増やす方法は?
多職種連携の仲間を増やす特効薬はあるのか?

4)脳卒中パスによる経年(4年間)分析結果について
月別入院数:6月に多い
回復期病院への転院の減少傾向、自宅退院が増えている
24年度は、軽症例が多い、75%は、TAP1-2
要因:当地域は早期搬入率が高い?

以上

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