映画『新聞記者』の中で女性記者、吉岡エリカが発した言葉。
このままでいいんですか!!
厳しい覚悟を迫る場面です。 それぞれが持つ個人の至福の生活と、それを失ってまでも社会正義を貫くかどうか・・。
物語は、東京新聞の望月衣塑子記者の同名の本にピントを得たフィクションだという。 ですがドラマの内容は、きわめて今日的でリアルに満ちたものばかりでした。
館内を見回すと若い人の姿もチラホラ。 大人でも問題意識の高い人でないと難解に感じる映画だと思いました。しかし高校生や大学生、若いビジネスパーソンたちが、こうした社会性のある映画にふれ民主主義、政治、報道のあり方を考え、未来につなげていただければと願うばかりです。
内調(内閣情報調査室)の官僚役に松坂桃季、記者吉岡役がシム・ウンギョン。まさか 韓国の女優さんだとは思いませんでした。当を得た起用でしたね。
映画『新聞記者』6.28(金)公開/予告編[内調 ver.]