おととしだったか、台風で公園の南側のポプラの大木が倒れて、昔からあったキリンの滑り台を直撃したためだったか、その後すぐになくなってしまいました。
そして今、公園の北側、ダイエーのまん前にある古い遊具も取り壊しになっています。
公園の中で一番目を引く滑り台もまた封鎖され、まもなくなくなってしまうようです。
これらの遊具は私が幼稚園の年長組だった頃、公園内が整備されて新しく登場したものだったので、小学生の頃遊んだものです。
この滑り台、いかにもアントニオ・ガウディーのグエル公園の意匠をパクったという感じなのですが、左から曲線状の階段を登り、橋を渡って、右側の滑り台を下りてくる構造になっています。
取り壊しの理由として、老朽化や安全性の他、見えない死角が防犯上の欠陥となっているそうです。ご覧のとおり、真っ白だった壁面も年月を経て苔むしています。ただ、今後これだけ凝ったものを建造するとは考えられないので、時代の遺物として何らかの形で残すことはできないものかと思います。もったいないです。