昨日の名古屋宛の人形に引き続いて、今日は浅草橋の「顔が命の」吉徳さんへ羽子板市向けの人形を納めに行ってきました。その帰り、浅草によって遅い昼食として大黒屋の天丼を久しぶりに食べて、いつも立ち寄っている観音通りのジェラート屋さんにも行きました。
毎年のこと、羽子板市の絵ビラ風のポスターを定点観察のように撮ってきました。
いよいよ来週17日(火)18日(水)19日(木)の3日間、恒例の浅草の羽子板市が開催されます。
そこでご出店される「吉徳」さんの露店で今年も拙作の土人形を並べてくださるわけです。私の人形に限って言いますと、今年は昨年までと異なり干支ものと猫ものだけに絞ってお納めしてきました。来年の干支である馬ものに限って言うと、今回は当たり年とも言えるほど、昔の古い今戸焼の土人形の作例は豊かにあり、その中からこれまで仕事場の様子でご紹介したとおり5種類手がけていますが、残念ながら5番目の「馬乗り鬼平」は羽子板市には間に合わすのが厳しです。できている4種類のうち「馬」と「小姓馬」「瓢箪から駒」の3種類は本日お納めしてきました。「馬乗り狐」(狐馬)も吉徳さんで並べていただくつもりでいましたが、事情あって羽子板市には並びません。(これは吉徳さんのご意向によるものではなく、浅草の他のお店によるものです。) もしこのブログをご覧くださっている方で「馬乗り狐」を妥当な価格で、、とお考えくださる方は、メールで当方へお問い合わせいただけますと幸いです。
猫ものに関しては丸〆猫をはじめ今戸焼型のいくつかの種類のものがあります。(全種類とは言えませんが、、。)
来週の3日間のうち一度は今戸へのお墓参りを兼ねて羽子板市を覗きに行ってみようと思っています。
今回は会期が週末にかかりませんが、お近くへお出かけの方、是非冷やかしに行かれては如何でしょうか。雷門の大提灯もついこのあいだ張り替えられて新しくなっています。