東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

水簸(すいひ)

2015-04-05 12:21:20 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

このところ★印のついた昔の記事の棚卸しのようなのが続いています。なぜかというと昨年のブログ閉鎖による移転と3月のHPのサーバーの閉鎖による移転とダブルの災難に遭いツィゴイネル状態。これまでアップしていたものがネットに反映されなくなってしまったので、再度アップして反映されるよう願ってのことなのです。またちょっと前からFacebookにも反映させるようにしていますが、行ってびっくり、正直あちらはまるで異次元の世界みたいです。
「功成し遂げて名声をあげた紳士淑女の集う勝ち組園遊会」といった様相にも見え野良着にスコップ背負って迷い込んでしまった「土掘り親父」は何が何だか戸惑っているという感じです。ほんとFacebookってカクテルグラス片手に「博士」に「先生」に「業界」「アーティスト」とかセレブの世界みたいに見えます。「お呼びじゃない?こりゃまったー失礼しました。(汗)」でも「土掘り記事」もできるだけ世間様に知っていただきたいので記事だけは流しています。「ジェンカ」ってちょっと苦手。「マイムマイム」とか「キンダーポルカ」「タタロチカ」に「コロブチカ」、なら昔の仕事柄(生徒さんとよく踊っていたので)体が憶えているかもしれませんが「ジェンカ」は、、(涙)。Facebookの在りようは「ジェンカ」じゃないですか。ひとり迷子になって茫然と立ちつくし怯えている「土掘り親父」をどなたかフォローしてただけませんでしょうか(といってフォローしてもらうためのシステム的な方法もわかりません。)よろしくお願いいたします。

さてこのところ体調に加え精神状態もちょっと下り気味でしたが、作業だけは欠かさず続けていました。ただ、型抜きと土堀りと水簸(すいひ)の作業に偏っているので、特別に変化のある作業風景でもなく「またか、、、」みたいな景色ですがお付き合いくださいませ。
1枚目の画像右は先日掘ってきた粘土を水にふやかしているバケツ。左は溶かした粘土(泥しょう)を篩にかけ数日沈殿させておいたバケツ。
上澄みの水が見えます。この上澄みの水を別の容器に移してできた隙間に再度右のバケツからどろどろの泥しょうを篩にかけて流し込みます。
左のバケツがいっぱいになったところで今日の作業はおしまい。明日あさってにはまた沈殿します。左のバケツの中の隙間にも新しい粘土を詰め込み水を張ってふやかしておきます。銭湯なんかにありそうな中腰くらいの高さの腰かけなんかあるといいんですが、今のところ中腰でやっているので結構きついですね。
泥の水面に桜の花びらが飛んできて張り付きました。